いい感じのモバイルバッテリーを求めて三千里
USB充電器のまとめを書いたら気分がよかったのでモバイルバッテリーもまとめることにします。
- いい感じのモバイルバッテリーに惹かれる人
- 大容量化と高出力化
- モバイルバッテリー横並び調査
- その他モバイルバッテリーいろいろ
- 観点別ベストモバイルバッテリー
- 怪しいモバイルバッテリーを避けるために
- まとめ
いい感じのモバイルバッテリーに惹かれる人
前回USB充電器で同じことをやったところですが、今回はモバイルバッテリーです。
始めてモバイルバッテリーの類に触れたのはドコモ純正のモバイルバッテリーでした。たぶんこれが2007年くらい。このFOMAの出力端子が懐かしいですね。
当時はこれがどういうスペックのものだったか理解していなかったですが、見てみると「1800mAh」「5.4V/0.4A」っていうモバイルバッテリーみたいですね。今思えばこれで事足りてたなんてなんという省エネ機器...。
そしてこういうところから、ガラケーからスマホに移行し、それとともにモバイルバッテリーをヘビーユースするようになり、身近で手放せないアイテムになっていきます。
大容量化と高出力化
USB充電器のほうではGaNによる小型化と高出力化がポイントでしたが、モバイルバッテリーでは小型化というより大容量化がポイントになっていきます。スマホ自体の消費電力も上がっていってますからね。
またこちらでも同じくUSB PDによる高出力化は第二優先くらいのポイントになっていますが、スマホはPCと違って低出力でもとりあえず充電はできてしまうのでそこまで強い需要にはなってないですね。
(もちろん、ノートPC給電を謳うモバイルバッテリーもあるのでその辺では重要なポイントになる)
というわけでモバイルバッテリーでは
- 容量
- 給電能力
- ポート数
- サイズ&重さ
の観点でいろいろ見ていきましょう。
モバイルバッテリー横並び調査
モバイルバッテリーを比較する上では、とりわけ容量が差別化要因の最たるものですので、ここで区切りながらいくつかのクラスでみていきましょう。
5000mAh以下部門
ではまずは最も小さいクラスにあたる5000mAh未満から。といっても3000mAhとかはないので、実質5000mAh一択ですね。
MOTTERU MOT-MB5001-ECGY
まずは一番ベーシックなタイプから。今回紹介するモバイルバッテリーの中では唯一の100g切り。なので持ってみると違和感感じるほどに軽いはず。
- 容量:5000mAh
- 給電能力:20W
- ポート数:1
- サイズ:78.0mm×39.0mm×25.0mm
- 重さ:98g
- 参考価格:3,280円
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)
サイズ感は先ほどのものとほぼ同じですが、ビルトインのType-Cコネクタが内蔵されているのがポイント。その分重くなっているとも言えますが、これも十分軽いです。
- 容量:5000mAh
- 給電能力:22.5W
- ポート数:2
- サイズ:77.0mm×37.0mm×25.0mm
- 重さ:102g
- 参考価格:3,490円
本体に直接コネクタがついているので、ケーブルでぶらぶらさせることなく直接スマホ本体に挿して充電することができます。満充電するのは難しいかもしれませんが、1日持たせられれば十分という普段用途ではこれで十分でしょう。
エレコム DE-C26-5000BK
紹介する5000mAhバッテリーの中では今回最安です。Type-C端子がついているとはいえ、さすがにちょっと古さを感じますね。
- 容量:5000mAh
- 給電能力:15W
- ポート数:2
- サイズ:110.0mm×65.0mm×15.0mm
- 重さ:115g
- 参考価格:2,055円
一応リニューアルしてこういうやつがありますが、MOTTERUの下位互換って感じなので値段以外で選ぶ理由はないでしょう。
Anker 511 Power Bank 30W
こちらはコンセント一体型のモバイルバッテリー。5000mAhクラスで30W出るのはいまのところこいつくらいです。
- 容量:5000mAh
- 給電能力:30W
- ポート数:1
- サイズ:78.0mm×44.0mm×31.0mm
- 重さ:185g
- 参考価格:5,490円
しかし高い。
Anker 521 Power Bank 45W
最後にもっと高いこいつ。モバイルバッテリーとして使うと20W出力ですが、コンセントからのパススルーで使うと45W出ます。なのでノートPC充電器と兼ねるみたいな使い方ができるのがウリ。
- 容量:5000mAh
- 給電能力:20W(AC利用時は45W)
- ポート数:2
- サイズ:71.0mm×60.0mm×31.0mm
- 重さ:200g
- 参考価格:8,990円
しかし高い。(1製品ぶり2回目)
これを買うくらいならもう1ランク上の製品を選びますかねさすがに。
10000mAh以下部門
続いて10000mAhのあたり。ここもやはり7000mAhとかがあるわけではないので、実質10000mAhの戦いです。最近のスマホだと5000mAhは物足りないので、なんだかんだ10000mAhが一番使い勝手いいでしょう。
Anker PowerCore Slim 10000
ではまずは一番安いやつから。Ankerの少し古いモデルです。
- 容量:10000mAh
- 給電能力:12W
- ポート数:1
- サイズ:149.0mm×68.0mm×14.0mm
- 重さ:236g
- 参考価格:2,990円
見た感じ3ポートに見えますがmicroBとType-C端子は入力専用で、出力は結局Type-A端子しか使えません。microB→Type-Cの過渡期ならではですが、今となっては謎仕様。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
現行だとこのあたりがまともに使えるやつです。個人的にイチオシ。
- 容量:10000mAh
- 給電能力:25W
- ポート数:2
- サイズ:107.0mm×52.0mm×27.0mm
- 重さ:194g
- 参考価格:3,990円
10000mAhクラスとして十分に小さいサイズでありながら、25Wというなかなかの出力ができ、価格もそれなりに抑えられているので非常にバランスのいいモデルです。
MOTTERU MOT-MB10001-BK
そして出力を抑えてそれよりもさらにコンパクトなのがこちら。見た感じ大きく見えますが、最初に紹介した5000mAhをちょうど2個並べたくらいのサイズ感。
- 容量:10000mAh
- 給電能力:18W
- ポート数:2
- サイズ:78.0mm×58.0mm×25.0mm
- 重さ:174g
- 参考価格:3,990円
CIO SMARTCOBY DUO 20W
今回紹介するモバイルバッテリーの中では最新にあたる、CIOの10000mAhモデル。2024年にリニューアルし、よりコンパクトになりました。
- 容量:10000mAh
- 給電能力:20W
- ポート数:2
- サイズ:92.0mm×50.4mm×24.5mm
- 重さ:192g
- 参考価格:3,938円
まあこれは確実に売れますね(確信)
CIO SMARTCOBY Pro 30W
先ほどのSMARTCOBYの上位モデルにあたるSMARTCOBY Pro。出力が30Wに上がっており、Macbook Airくらいなら充電できますというのがウリ。
- 容量:10000mAh
- 給電能力:30W
- ポート数:2
- サイズ:77.0mm×56.0mm×26.0mm
- 重さ:178g
- 参考価格:5,038円
まだまだ十分コンパクトに仕上がっていますが、スペックが上な分値段が上がってますね。
Anker Nano Power Bank 30W (Built-In USB Type-C Cable)
最近にわかに流行っているケーブル内蔵型モバイルバッテリー。まあ便利なんでしょうけど、ここのケーブル壊れたときの悲しみがすごいのであまり信用してないです...。
- 容量:10000mAh
- 給電能力:30W
- ポート数:2+1
- サイズ:104.0mm×52.0mm×26.0mm
- 重さ:215g
- 参考価格:6,490円
ケーブル内蔵型を信用していないということに加え、とにかく高いんですよねこれ。最近のAnkerはどれを見てもほんと高いので心が離れ気味。
10000mAh超部門
では最後は10000mAh以上のクラスです。スマホの充電用途だと10000mAhで十分なので、ここまでくるとタブレットやノートPCなども視野に入れる想定になるでしょう。
Anker PowerCore 20100
例によってAnkerの少し古いモデルから。でもサイズあたりの容量は割とトップクラスです。
- 容量:20100mAh
- 給電能力:24W
- ポート数:2
- サイズ:166.0mm×58.0mm×22.0mm
- 重さ:356g
- 参考価格:5,390円
MOTTERU MOT-MB20001-BK
そして最近のまともなやつとしてこのあたり。今度は10000mAhのやつを縦に2個並べたようなサイズになってます。しかし出力も60Wに強化されているのでノートPCの充電まで大体こなせます。
- 容量:20000mAh
- 給電能力:60W
- ポート数:2
- サイズ:150.0mm×58.0mm×25.0mm
- 重さ:350g
- 参考価格:7,990円
エレコム EC-C07BK
こちらが20000mAhのモバイルバッテリーでは最安クラスです。
- 容量:20000mAh
- 給電能力:20W
- ポート数:2
- サイズ:150.0mm×75.0mm×27.6mm
- 重さ:435g
- 参考価格:4,280円
しかし例によって古いので容量の割にでかかったり出力が弱かったりというトレードオフですね。
Anker 737 Power Bank 24000mAh
あとはぶっとび高級機を紹介しておくと、Ankerの140W出力可能なやつがあります。140WをACなして必要とするシチュエーションってなんなんでしょうね。
- 容量:24000mAh
- 給電能力:140W
- ポート数:3
- サイズ:156.0mm×55.0mm×49.0mm
- 重さ:632g
- 参考価格:19,990円
しかし高い。とても高い。(N製品ぶり3回目)
CIO SMARTCOBY TRIO 67W
最後に、まだ未発売なんですがCIOの新しいモバイルバッテリーがとてもよさそうなので紹介しておきます。
- 容量:20000mAh
- 給電能力:67W
- ポート数:3
- サイズ:95.0mm×69.0mm×29.5mm
- 重さ:333g
- 参考価格:8,980円
20000mAhでほかに最長辺10cmを切っているものはないコンパクトさでありながら、67Wの高出力を実現しており、これも相当売れるでしょう(確信)
その他モバイルバッテリーいろいろ
その他、メインストリームな感じじゃないですけど目にすることのあるモバイルバッテリーたちを少々。
コンセント付モバイルバッテリー
ここまでくるともはやモバイルでもなんでもないのでは...という気もしますがACコンセント付きのものもあります。ただType-C PDが規格上240Wまで出せるようになってきたので相対的に需要はなくなっていきそうです。
大型のものは主にポータブル電源と呼ばれ、スマホやPCを充電するだけでなく、災害時の非常用電源としての側面が強くなっていきます。
Anker PowerHouse 90 / 87.6Wh
Ankerのコンセント付タイプはPowerHouseというシリーズですが、そのうち最も小さいやつです。お値段控えめ、とはいえ2万円もします。
サンワサプライ 700-BTL025N
サンワサプライのコンセント付モバイルバッテリー。でも古いのと容量が小さすぎるのでもはや産業廃棄物。
EcoFlow RIVER 2 256Wh
こうしたポータブル電源だとAnkerのほかEcoFlowとJackeryが有名です。
Jackery 300 Plus 288Wh
EcoFlowもそうですが、よくあるリチウムイオン電池ではなくリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているのが特徴です。
災害用電源として利用する場合、日常的に放充電することなく長い間保管しておくような用途になるので、自然放電しにくいリン酸鉄リチウムイオン電池が用途に合うって話になります。
Anker PowerHouse 434Wh
そしてこれがもう少し大きいタイプのPowerHouse。
コンセント付のモバイル電源って意味だと最低限3-4万円から始まり、あとは容量に応じて10万でも20万でも製品があるのが恐ろしいところ。モバイル電源沼。
怪しいモバイルバッテリー
今回はAnkerやCIOなど、ある程度名が知れて品質に安心感があるメーカーだけを選んで紹介していましたが、Amazonなんかで探すと名も知らぬモバイルバッテリーが山ほど見つかります。スペック詐欺みたいなものも散見されるので、そういう怪しいやつを紹介していきたいと思います。
Rocwoy モバイルバッテリー 10000mAh
一番よくみるタイプの怪しい10000mAh。サイズの割に容量が大きいものの、まあまだあり得るレベル。とにかく安い。
- 容量:10000mAh
- 給電能力:12W
- ポート数:2
- サイズ:82.0mm×82.0mm×15.0mm
- 重さ:160g
- 参考価格:2,699円
MOTTARI モバイルバッテリー 20000mAh
これはもう限りなく怪しいですね。サイズに対する容量がかなりでかいです。これまで紹介したまともなメーカーよりも2割ほどサイズ対容量が優れているように見えます。
高いものではないし買って容量計測してみる...かと思いつつ金をドブには捨てたくない...笑
- 容量:20000mAh
- 給電能力:12W
- ポート数:2
- サイズ:83.0mm×83.0mm×25.0mm
- 重さ:199g
- 参考価格:2,990円
レビュー見てると作りが雑でType-AポートにUSB端子がちゃんとささらないなど、怪しさ満点です。
zepan モバイルバッテリー 15000mAh
スペック的にはあり得そうな気がするものの、いかんせん怪しい。
- 容量:15000mAh
- 給電能力:18W
- ポート数:2+2
- サイズ:86.0mm×86.0mm×33.0mm
- 重さ:318g
- 参考価格:4,980円
zepan モバイルバッテリー 5000mAh
先ほどと同じメーカーの小型版。価格含めても割とあり得そうに見える。
- 容量:5000mAh
- 給電能力:22.5W
- ポート数:1+1
- サイズ:106.0mm×37.5mm×31.5mm
- 重さ:202g
- 参考価格:4,380円
でもレビュー見てると「熱が気になる」みたいなのが多く、怪しいメーカーで熱の話があると火事と隣り合わせなのでやはり敬遠したいところ。
観点別ベストモバイルバッテリー
あとはせっかく色々な観点で調べたのでそこでのランキングを。
容積あたり容量:MOTTERU モバイルバッテリー 20000mAh
まずは容積あたりの容量ではこちらのMOTTERU 20000mAhがトップでした。5000mAhのやつが唯一100g切りだと書いた通り、その4倍モデルであるこいつも相当なコンパクトさであることがわかります。
重さあたり容量:Anker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)
続いて容積と似たようなものですが、重さあたりの容量。こちらは僅差ですがAnkerの20000mAhがトップ。こいつが345gに対してMOTTERUも350gなのでほぼ同等です。
MOTTERUのほうは60W出力できるのが特徴、こっちは22.5W出力ながらケーブル内蔵しているのが特徴ってところですね。
価格あたり容量:エレコム モバイルバッテリー 20000mAh
最後は単純な安さです。これまでの2つに比べれば一回り大きく一回り重い、って感じですね。まあ価格バランスとしてはいいトレードオフに思えます。
番外:CIO SMARTCOBY TRIO 67W 20000mAh
まだ発売されていないので除外しましたが、こちらのSMARTCOBY TRIO 67Wを入れてしまうと容量/重さあたりのところで二冠になります。333gとして軽いながらも67W出力を実現したバカ売れ間違いなしモデル。(さすがにちょっと高い)
怪しいモバイルバッテリーを避けるために
最後にちょうどそんな話をしましたが、火事にも直結しかねない怪しいモバイルバッテリーを避けるためには出来るだけ実績あるメーカーを選んだほうがいいというのはありますが、それ以外にもこんな観点があるよという紹介です。
PSEマークの表示
当たり前の話ですが、通常モバイルバッテリーを真っ当に販売するにはPSEマークの表示が必要です。2019年からPSEマークのないモバイルバッテリーが違法になってます。
スーパー怪しいやつはこういうのすらなかったりするので、PSEマークが見当たらなかったら一目散に逃げましょう。(さすがにそのレベルのものは稀だと思いますが...)
JBRC加盟企業
モバイルバッテリーって、真面目に考えると結構捨てにくいアイテムだったりするんですが、その回収やリサイクルをする団体としてJBRC(Japan Portable Rechargeable Battery Recycling Center)があり、JBRC加盟企業のバッテリーであれば色々なところで回収できるようになっています。
今回いくつか紹介していたCIOは実は少し前までJBRC未加盟だったのでちょっとなと思っていたんですが、めでたく加盟企業になったので安心して買うことができるようになりました。
まとめ
思いの外長くなったと書いたUSB充電器の回よりもさらに長くなりましたが、定量的なところ含めて色々調べることができました。ちまちまExcel表で比較してたので、今後新しいやつが出てきても大丈夫そう。
それにしてもCIOのあの新作にとても期待がもてる。
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いい感じのUSB充電器を求めて三千里
なんとなくまとめたくなったUSB充電器の話。
- いい感じのUSB充電器に惹かれる人
- 窒化ガリウムという技術革新
- USB PDによる用途拡張
- USB充電器横並び調査
- その他充電器いろいろ
- お気に入り充電器たち
- まとめ
いい感じのUSB充電器に惹かれる人
普段から趣味としてガジェット誌を読み漁ったり、Amazonセールの度に商品を比較したりしていますが、最近ついつい目がいってしまうのがUSB充電器です。
一昔前まではType-Aの電源さえ取れればあとは一緒、みたいな感じでしたが、Type-CでUSB PDによる大電流化が進んだことや、様々な機器にType-C給電ができるようになったこともあり、USB充電器の便利さや商品ごとの差別化要因が一層重要になってきています。
そういう気持ちで日夜素晴らしいUSB充電器がないか目を光らせているのですが、いつも思いつく通りにパラパラ見てるだけなので、ここはひとつ何かしらの軸でまとめてみようではないかと思った次第です。
窒化ガリウムという技術革新
USB充電器を見るとき、なんだかんだ一番目が行くのはサイズ感です。最近は色んなメーカーから「GaN」の充電器が発売され、そのコンパクトさをウリにしています。
GaNって何なの?っていう方はこちら。まぁざっくり窒化ガリウム(GaN)による技術革新でコンパクトに作れるようになりましたよーってことですね。
GaN充電器が世に出てからよく言われるのがMacbook純正の充電器サイズとの比較です。
Macbookユーザはスタバなんかで使ったりすることも多い一方で、ミニマリスト的な特性から荷物を少なくシンプルにしようって志向を持つ方も多いので、こういう小型のUSB充電器で給電できるのは非常に素晴らしい組み合わせと言えるでしょう。
USB PDによる用途拡張
あとはUSB3の規格が策定されるのと合わせて出てきたのがUSB PD(Power Delivery)という給電仕様を拡張する考え方で、これにより従来はマウスやキーボード程度の低電力デバイスの駆動を主にしていたUSB給電が、今やノートPCの電源そのものを兼ねられるような多機能端子へと進化することになりました。
具体的には、USB1時代には2.5W(0.5A×5V)の給電能力しかなかったところ、昨今ではスマホの充電にすら20Wは当たり前、MacbookなどノートPCへの給電で45Wやそれ以上の給電能力を有するUSB充電器がUSB PDの名のもとに登場しています。
もちろん、先述のGaNによって小さく作れるようになったというのはありますが、基本的には給電能力は大きさや重さとのトレードオフになるので、USB充電器選びをする際には、
- 給電能力
- ポート数
- 充電器のサイズ&重さ
のバランスが重要になります。
USB充電器横並び調査
それでは3軸が示せたところで具体的な製品比較をしてみましょう。
商品デザインに支配的な要素はやはり給電能力なので、給電能力を区切ってクラス別に気になった商品を並べていってみます。
5W以下部門
では最初に一番小さいクラスのUSB充電器。このあたりはUSB PDでもなんでもないただのUSB充電器って感じのやつらです。
サンワサプライ ACA-IP32BKN
こいつはもう終売になってしまっているので公式ページのリンクのみですが、これまで見た中で最も小さいUSB充電器がこいつです。
画像を見てもらったら分かるように、ほとんどType-AのUSB端子と折り畳めるプラグ部分くらいのサイズしかないことがわかります。
- 給電能力:5W(1A)
- ポート数:1
- サイズ:27.5mm×27.5mm×27.5mm
- 重さ:24g
- 参考価格:1,600円
24gでプラグの折りたたみ可能なこともあり、当時はとりあえずカバンに放り込んでおくかみたいな持ち方をしていました。今はさすがにパワー不足なので、スマートリモコンみたいな、とにかく給電さえできればOKみたいな機器用になってます。
日本トラストテクノロジー CUBEAC110BK
今でも買える商品という意味ではおそらくこいつが最小です。
- 給電能力:5W(1A)
- ポート数:1
- サイズ:28.0mm×28.0mm×28.0mm
- 重さ:25g
- 参考価格:1,100円
たかが0.5mm、されど0.5mmといった感じの差。
エレコム AVS-ACUAN007BK
名の知れたメーカーでこのクラスってことだとエレコムのこれになります。
- 給電能力:5W(1A)
- ポート数:1
- サイズ:30.0mm×30.0mm×30.0mm
- 重さ:60g
- 参考価格:584円
なんだか一気に倍以上重くなりました。しかし安い。
20W以下部門
続いてはUSB PDの領域に入って一番下の20Wあたりから。
出力なので主にスマホ/タブレット用途ですが、ノートPCでもギリギリ給電できるものがあったりするので本気で持ち物を減らすなら試す価値はあるかも。
CIO PD20W1C1A
個人的には結構お気に入りなんですが、CIOのType-A/Type-Cの2ポート充電器。
- 給電能力:20W
- ポート数:2
- サイズ:28.0mm×28.0mm×30.0mm(プラグ部除く)
- 重さ:35g
- 参考価格:2,398円
さすがにプラグは折りたためないものの、本体部分だけであれば前述の最小クラスに比肩する小ささです。その分、本体でダイレクトに熱をもつので触ってみると思ったより熱い!みたいに感じるかも。
ちなみに姉妹品としてType-C×2のタイプもあります。
Anker PowerPort III Nano 20W
小型USB充電器といえばAnker!みたいなところありますが、このクラスではあまり特異性がありません。これでプラグ折りたためればよかったんですが、どうやらこれはできなさそう。
- 給電能力:20W
- ポート数:1
- サイズ:28.0mm×28.0mm×40.0mm
- 重さ:30g
- 参考価格:1,780円
これならType-AもついてるCIOでいっか、という印象です。
ちなみにより新しいモデルもありますが、出力据え置きでなぜかやや大きくなっていたりします。
UGREEN CD318
このクラスでは逆に珍しい、プラグが折りたためるタイプのUSB充電器。
- 給電能力:20W
- ポート数:1
- サイズ:31.8mm×31.8mm×36.0mm
- 重さ:37g
- 参考価格:2,280円
プラグが折りたためる分扱いやすいんでしょうけど、やや大きくなっているわけなので非常に絶妙なところですね。確かにこう見るとプラグ折りたためずとも小ささに特化したほうがいいのかも。
45W以下部門
ここから本格的にPC給電ができるレベルになってきます。またさらに単ポートで済ませるか、多ポートで色々なものを充電するかなど、悩ましいところに入りますね。
Anker Nano II 45W
このクラスのベンチマーク的存在であり、GaN充電器で最初期に注目されたのがおそらくこいつでしょう。
- 給電能力:45W
- ポート数:1
- サイズ:35.0mm×38.0mm×41.0mm
- 重さ:68g
- 参考価格:3,990円
サイズこそ大きく変わりませんが、重さは20Wクラスのものと比べてズシリと重くなっています。(それでも十分軽いけど)
Anker 523 Charger (47W)
引き続きAnkerですがこちらはType-C×2になったパターン。
- 給電能力:47W
- ポート数:2
- サイズ:35.0mm×35.0mm×53.0mm
- 重さ:87g
- 参考価格:5,490円
1ポート版に比べれば2ポート化したから少し長くなったよ、という感じです。
同じType-C×2の充電器としてみれば、20Wのところで紹介したCIOのやつ(28.0mm×28.0mm×30.0mm)より一回り大きくなっていることがわかりますね。
他社の同等品って意味ではUGREENのこいつでしょうか。全体45Wでやや大きく短い、みたいな感じになっています。お値段もちょい控えめ。
CIO NovaPort DUO 45W
こちらはCIOの45W充電器。写真だと分かりづらいですが、かなり小さいです。
- 給電能力:45W
- ポート数:2
- サイズ:36.0mm×29.0mm×46.0mm
- 重さ:78g
- 参考価格:4,378円
他が正面から見て正方形な作りになっているところ、こちらは幅がスリムな長方形タイプ。幅が30mmを切っているのでかなり小さいですね。
ちなみに姉妹品でNovaPort DUO 30Wなる商品もありますが、こちら45Wと寸法的には全く同じなので結構存在意義が謎です。(価格はさすがに500円ほど安い)
Anker 323 Charger (33W)
45W以下のクラスだとこういう30Wくらいのものも含まれますが、そこでもやはりAnkerの存在感があります。
- 給電能力:33W
- ポート数:2
- サイズ:35.0mm×35.0mm×40.0mm
- 重さ:56g
- 参考価格:2,990円
33Wなので重さも控えめ、サイズも控えめで、45Wに比べればお値段もずいぶん控えめに見えてきます。
こちらもUGREENの同等品でこういうのがありますが、やはりやや及ばずな感じ。
65W以下部門
ここまでくるとノートPCですら充電できないものはなくなってくるのと、全体の出力に余裕が出るので多ポート化する商品が多いです。
Anker Nano II 65W
また例によってベンチマーク的なAnker商品です。
- 給電能力:65W
- ポート数:1
- サイズ:42.0mm×36.0mm×44.0mm
- 重さ:112g
- 参考価格:4,490円
サイズはそこまで変わらないにせよ、グッと重くなっています。
Anker Prime Wall Charger (67W)
直近で一番おぉ、となったのがこいつ。67W出力で3ポート搭載していながらもこのサイズというのはすごいです。
- 給電能力:67W
- ポート数:3
- サイズ:39.8mm×39.8mm×50.0mm
- 重さ:144g
- 参考価格:8,490円
しかしさすがに高すぎやしませんかね...(涙)
エレコム EC-AC4465BK
Ankerの高級品がさすがに高いという人のためのジェネリック品がこちら。
- 給電能力:65W
- ポート数:3
- サイズ:40.5mm×38.0mm×52.0mm
- 重さ:110g
- 参考価格:4,690円
お値段半額、とまではいきませんが結構安くなりました。質感が安っぽいのとエレコムのロゴがダサいのが気にならなければ大丈夫な一品。
CIO NovaPort DUO 65W
あとは1ポート減りますが65Wクラスで最軽量のCIO。
- 給電能力:65W
- ポート数:2
- サイズ:42.0mm×29.0mm×52.5mm
- 重さ:95g
- 参考価格:5,478円
少し長さはありますが特筆すべきはその幅のスリムさと軽さ。65Wで最初に紹介した1ポートのものより軽く、唯一の100g切り。
じゃあCIOの1ポートはもっと軽いんじゃないかと言いたくなりますが、残念ながら筐体を共用しているようでサイズは同じで重さもほぼ同じということに。
どちらかというと3ポート版のNovaPort TRIOのほうがいいですね。こちらのType-A/Type-Cのタイプも100g切りです。
65W超部門
ここから先はかなり用途が限られると思いますし、GaN充電器でも結構なサイズ感になってくるのであんまり普段から見てるわけではないです。
あとこの辺までくると100W通せるケーブルもちゃんと探さないといけないのでそういう悩みも。
Anker Prime Wall Charger (100W)
先ほども紹介したAnkerの100W版。100Wの3ポートでは多分一番小さいです。
- 給電能力:100W
- ポート数:3
- サイズ:42.0mm×39.0mm×60.0mm
- 重さ:178g
- 参考価格:9,990円
やはり高い。
UGREEN Nexode 100W
100W超えだと大体こんな感じのフォルムが多いです。
- 給電能力:100W
- ポート数:4
- サイズ:69.0mm×33.0mm×69.0mm
- 重さ:224g
- 参考価格:7,999円
しかしこっちは比較して安いですね。
CIO NovaPort TRIO 140W
そしてまた例によってCIOのNovaPort。
- 給電能力:140W
- ポート数:3
- サイズ:63.0mm×29.5mm×69.0mm
- 重さ:227g
- 参考価格:12,980円
こちらはさらに高出力な140Wですが、前述の100Wクラスと同程度のサイズ&重さに収まっています。ここまで見てきて気づきましたが、USB充電器って概ね10Wあたり1000円の価格感なんですね。
その他充電器いろいろ
これまで見てきたのはコンセントに直接挿すようなベーシックなタイプでしたが、高出力モデルを中心に必ずしもそうでないタイプの充電器がいろいろあります。
電源タップタイプ
まずは電源タップタイプ。旅行のお供など、外出先で一時的に使うタイプのものです。ケーブルが収納できるなど、収まりの良さも魅力。
Anker 615 USB Power Strip (65W)
1mの延長コード部分が本体に巻き巻きできる電源タップタイプ。ACが2口あり、Type-Cも65W出るので便利。
- 給電能力:65W
- ポート数:3+2AC
- サイズ:59.0mm×47.0mm×119.0mm+1.0m
- 重さ:300g
- 参考価格:6,990円
旅行のときなんかはこれを1つ持っていけば電源周りで困らないので気に入ってます。
CIO CIO-42W1C2A-TAP01
Ankerは便利そうだけどちょっと高い...と思った方にはこちらの低スペック品。
- 給電能力:42W
- ポート数:3+3AC
- サイズ:65.0mm×25.0mm×120.0mm+0.25m
- 重さ:150g
- 参考価格:2,398円
Ankerの約1/3になる価格水準。単ポート最大30Wでさすがに出力が小さいのでPC給電には心もとないですが、旅行のお供でとりあえず持っていくにはいいでしょう。ちなみにこちらは延長コード部分0.25mで短いです。
CIO Polaris CUBE WALL USB PD 65W
低出力な悩みに応えたのか、最近直挿しタイプのこんなタップが発売されました。
- 給電能力:65W
- ポート数:3+3AC
- サイズ:84.0mm×38.0mm×54.0mm
- 重さ:185g
- 参考価格:5,980円
25cmのケーブルもあってないようなものなので、まあこれでいいのかもしれないですね。長さも84mmに収まっているので一回り小さいといった感じですが、価格は5,980円と65Wらしい価格帯になりました。
そして例によってこれが高いという場合にはこういう低スペック品があります。
出力こそ20Wになってしまいますが、一回り小さいコンパクトさと88gという圧倒的な軽さが魅力です。
卓上ステーションタイプ
続いて卓上ステーションタイプ。こちらは卓上に固定して使うイメージ。
UGREEN Nexode 300W
たぶんいま売ってる商品の中では一番高出力な充電器。
- 給電能力:300W
- ポート数:5
- サイズ:93.4mm×53.0mm×111.6mm+1.5m
- 重さ:868g
- 参考価格:26,980円
最新のUSB PD3.1で240Wまで規格化されているといっても、ちゃんと商品化されているのはこれを含め140Wまでなので、単ポート最大140Wで合計300Wまでいけるというものです。
5ポートもあって重さが868gと格段に重く、みんなでPCの電源取りたい場合にはいいのかもしれないですが、正直使うシーンがイメージできないですね。
UGREEN DigiNest Cube 65W
使うならまあこれくらいかなというのがこちら。
- 給電能力:65W
- ポート数:4+3AC
- サイズ:77.0mm×76.0mm×77.0mm+1.8m
- 重さ:500g
- 参考価格:6,435円
65Wまで給電できてその他にもいろいろ給電できるので便利そう...に思いつつ、コード前と左右に伸びるので結構散らかるのでは...?と思ってしまう。
Anker 525 Charging Station
こちらはACが後ろにまわったタイプ。
- 給電能力:67W
- ポート数:4+3AC
- サイズ:44.0mm×117.0mm×64.0mm+1.5m
- 重さ:372g
- 参考価格:6,990円
卓上でACを前向きに配線することはないでしょうからこっちのほうが好み。
Anker Nano Charging Station (67W)
しかしそれをさらに小さくしたのがこちら。
- 給電能力:67W
- ポート数:4+3AC
- サイズ:100.0mm×93.0mm×19.0mm+1.5m
- 重さ:298g
- 参考価格:6,990円
ただ注意点としては67Wというのは合計で、単ポートで見ると最大30Wという点です。あと見たらわかる通りコンセントは垂直に挿さるので見た目としてはあまり美しくない...。
お気に入り充電器たち
上で紹介したもののうち、実際に使って気に入っているものがこちら。
高出力系は自分がカフェでMacするようなタイプではなくニーズがないのであまり惹かれるものがなかったですね。やはりサイズと機能のバランスがよいものが気になります。
まとめ
思いの外長くなりましたが、このところ自分が気になっていたUSB充電器たちをまとめて調べることができました。
お気に入りのやつよりさらに小さいやつが見つかればと思ったんですがなかなか見つからず、なんだかんだちゃんと調べた上で気に入っているんだなと我ながら感心しました。
それにしても、高出力タイプを中心に、「たかが充電器」に1万円を出さなければならないとは驚きますねぇ...。
次はモバイルバッテリーでもまとめようかな。ではまた。
お読みいただきありがとうございました!
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家電・ガジェット誌ナナメ読み 29号(2023年12月)
2024年明けましておめでとうございます。今年もせっせとナナメ読みを続けていきます。
家電批評 2024年01月号
家電批評は素直に1月号。ちなみに2月号も12/28に出てますが、それは来月のナナメ読みにまわします。
印象に残ったアイテム① - モバイルコーヒーメーカー
なかなか面白い "モバイル" コーヒーメーカー。キャンプに持っていくと英雄になれそう。
オールインワンと言っているものの、さすがにお湯までは沸かせないようなので別途お湯の調達は最低限必要みたい。給電はUSB Type-Cでバッテリー内蔵。
印象に残ったアイテム② - Wi-Fiルータ
無線LANルータとして何か特筆すべき機能があるわけではないけど、このペラペラの佇まいに惹かれる。これでいて有線も挿せるのはすごい。
印象に残ったアイテム③ - ゲーミングミキサー
どういうインターフェイスでミキサーしてくれるのかと気になったけど、下のアダプタを音声通話したいスマホやゲーム機側に挿して、上のレシーバーにヘッドセットを繋ぐ的な構成になるらしい。
PCでゲームする分には音声通話もゲームもPCから出るのでいいけど、ゲーム機でオンラインする人は確かに大変そう。
(思えば自分もELDEN RINGの友人マルチプレイをLINE通話でやってたことを思い出した)
一言コメント
あのコーヒーメーカー持ってキャンプ行きたい気持ちになった。
GoodsPress 2024年01・02月合併号
GoodsPressも年末で振り返り号ですね。
印象に残ったアイテム① - アクションカム
アクションカムは昔からあったけど、最近はここにも1インチセンサーが載るようになったんですね。ガジェットとしてくすぐられるものがある。
Vlogだったら使いやすさ含めてOsmo Pocketシリーズは最適解だと思うけど、実際スマホで動画撮るのと比べてどうなんでしょう。
印象に残ったアイテム② - 1人用炊飯器
冗談アイテムとして面白かった。ごはん上の容器で同時におかずの温めもできちゃう優れモノ。
毎食これで用意するようにすれば逆に食べすぎ防止になってダイエットに...?
印象に残ったアイテム③ - お菓子
どうみてもベビースターのラーメン丸ですが、栄養調整をしたサプリメント的な補助食品らしいです。健康になれるお菓子とかなんということでしょう。
一言コメント
子どもが生まれたのでビデオカメラちょっとほしいなと思う一方で、カメラもビデオもスマホでいいじゃんな気持ちがかなりあるので自分のことながら内心さみしい。
ズームしたいなら専用機がいるみたいな話ですけど、運動会くらいしか用途の想定ないんだよなぁ。
GetNavi 2024年02・03月合併号
25周年と聞くと長いなと思う一方で、1999年からと言われると思ったより最近じゃんとおもってしまうこの心。
印象に残ったアイテム① - レモンサワー
元々期間・数量限定で発売されていたところ、2024年に再発売される見通しということで載っていたもの。
同じくアサヒのジョッキ生のように上ブタがまるっと取れるタイプの缶で、フタを開けたらレモンスライスが1枚入ったレモンサワーという感じらしい。
レモンサワーブームの流れが生まれて久しいものの、ここにきてまた新しいレモンサワーが生まれたようで気になりますね。まさに未来のレモンサワー。
印象に残ったアイテム② - 入浴剤
入浴剤でおなじみのバブ。それの泡がすごいやつらしい。試してみたい。
印象に残ったアイテム③ - バターケース
冷たくて硬い状態でもカットして保管できるらしいバターケース。
今はこっちみたいな横長なタイプを使ってますが、ケースが短いことでより硬い状態からでもちゃんと切れる、みたいなことなんでしょうか。
気になるものの、手持ちがある状態で買い替えるほどかというとうーん絶妙。
一言コメント
未来のレモンサワー気になるけど、初期のジョッキ缶みたいに品切れオブ品切れみたいになるんだろうな。
先月買ったアイテムレビュー
では最後にアイテムレビュー。
★★☆☆☆ 入浴剤
先月色々な雑誌で見かけた重炭酸入浴剤。モノは試しと思って使ってみました。
普段はバブとかの炭酸入浴剤に慣れているので、このBARTHはとても静かにゆっくり発泡するのでとてもお上品な感じがします。
静かにゆっくりな溶け方をするため、20分くらいかけてようやく溶けたのは少し驚きました。たぶん入れて溶けるまでゆっくり温浴しましょうみたいな商品なんでしょうね。
触っているとわかりますが、ややヌルっとした触感があるので、お湯全体もわずかにそんな感じになります。美肌を謳っているのでそういう感じですね。
あと大きなポイントである重炭酸によって体がしっかり温まるとか、湯冷めしづらいとかそういう効果があるようですが、そもそも長めに温浴するわけなので単にそっちの効果なのかも...とか思ったり。
あと、匂いについては無香料で特になにもないので、入浴剤に嗅覚を求めたい人はなんだかコレジャナイ感があるかもしれません。(自分もその一人←)
また、一番小さいパッケージで9錠入りなので9回分かと思ってしまうんですが、なんと1回3錠使うのが適量だそうなので3回分です。
これは9錠のお試しパックなので1回あたり300円と割高なのもありますが、30錠パックで買っても1回200円という単価になってしまうので、さすがに高いなーという印象でした。
まとめ
なんとなくですが今月はバランスよく面白かった気がします。来月からは2024年分になりますが、30号ということでとりあえずの目標としていた3年36号がずいぶん近く感じます。
ではまた来月。
お読みいただきありがとうございました!
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今年買ったものを振り返り!2023年ベストバイ
例年年内に書いていたベストバイですが、今回は少し遅れて年明けになりました。
- 2023年に買ったもの
- 第10位:任天堂 スーパーマリオRPG
- 第9位:エレコム USB Type-Cハブ [DST-C13BK]
- 第8位:SHARP 空気清浄機 [FU-PC01-W]
- 第7位:シロカ 電気ケトル [SK-D171]
- 第6位:Anker USB充電器 [Anker 323 Charger 33W]
- 第5位:SwitchBot ロボット掃除機 [K10+]
- 第4位:大樹 連司 GOZZILA 怪獣黙示録
- 第3位:アイリスオーヤマ つや姫
- 第2位:石塚 真一 BLUE GIANT
- 第1位:CuboAi スマートベビーモニター
- おまけ:惜しくも漏れた方々
- まとめ
2023年に買ったもの
例によってAmazon(のさらにKindle)がほとんどですが、こんな内訳でした。
- Amazon:221件
- ヨドバシ:3件
- dショッピング:4件
振り返りにあたっては、昨年同様に
- 頻度:そのアイテムの利用頻度、1年に1回程度~毎日数回まで
- 感動:そのアイテムによって得られる体験の感動度合い
- 価格:利用頻度や感動を踏まえた価格への納得感
の3点で5段階にチェックしてみます。
第10位:任天堂 スーパーマリオRPG
ちまちまやっててまだクリアできてないですが、あの頃の感動を思い出させてくれたこいつ。
- 頻度:★☆☆☆☆
- 感動:★★★☆☆
- 価格:★★★☆☆
小学生の頃、それはそれはやりまくったSFC版のスーパーマリオRPG。それがなんとSwitchのリメイクになるというのですから驚きました。当時は友好的であったところ、その後任天堂とスクウェアの仲が悪くなって...みたいな話もあったので、感動というよりはポカーンとした感じがありました。
肝心の中身はというと本当に原作に忠実なリメイクといった感じで、逆に物足りなさを覚えるところもありましたが、それもまた原作の完成度の高さ、色褪せない良さっていうところなんでしょうね。
第9位:エレコム USB Type-Cハブ [DST-C13BK]
続いて在宅ワーク用品としてのハブ。
- 頻度:★★★★☆
- 感動:★★★☆☆
- 価格:★★★☆☆
仕事で使っている会社PCが端末交換になり、Type-Cを使った電源供給&画面出力ができるようになったので自宅に設置したアイテム。電源とディスプレイケーブルがまとめられるのはやはり楽でいいですね。
あとこの手のドックは15cmくらいのケーブル長であることが多いんですが、これは30cmと絶妙に長いのでデスクに常設するにはちょうどいい長さです。不使用時は若干だらりと長いなと感じますが、こういったマグネットホルダーで固定すればその辺も無問題です。
第8位:SHARP 空気清浄機 [FU-PC01-W]
なんだかんだ始めて手を出した空気清浄機。
- 頻度:★★★★★
- 感動:★★☆☆☆
- 価格:★★★★☆
ウチにも始めて子どもが生まれるとあって今年は色々なものを買い揃えていたんですが、その一環で買ったのがこちらの空気清浄機。リビングに置くのはちゃんとしたでかいやつですが、書斎に置いたこいつがコンパクトでなかなか気に入ってます。
機能はシンプルに三段階のON/OFFだけですが、弱だとほとんど動作音も気にならないので24時間稼働してもらっています。おかけで若干デスクにホコリが積もりにくくなったかな?
第7位:シロカ 電気ケトル [SK-D171]
こちらもベビー準備の一環で買い替えたケトル。
- 頻度:★★★★★
- 感動:★★★★☆
- 価格:★★☆☆☆
元々ティファールの単機能電気ケトルを使っていたんですが、そろそろガタがきていたことと、注ぎ口が細くて温度調節できるやつが欲しかったのでこいつを。
実際使ってみるとその期待通りなところや、「一度沸騰させてから指定温度に保温する」ことができる点でなかなかいい買い物。実家にほとんど似たような電気ケトルがあるんですが、それはその機能がなかったのでなかなか分からない違いだなと思いました。
ちなみにしばらく使っていると水道水のカルキで石みたいなものがふちゃくしちゃうので、クエン酸ぶちこんでお湯沸かすときれいさっぱりなくなります。
第6位:Anker USB充電器 [Anker 323 Charger 33W]
次は何の変哲もないUSB充電器。
- 頻度:★★★★☆
- 感動:★★★★☆
- 価格:★★★★☆
第9位で紹介したハブと同様に、仕事用PCでType-Cが扱えるようになったこともあり買ったUSB充電器。仕事中、PCの充電はもちろんしますが、仕事用のiPhoneだったりオンライン会議用のイヤホンだったりを例の節操ないケーブルで充電したくなるので、その辺考慮してType-C&Type-Aなこの充電器が役に立ちました。
ちなみに、こいつを買うまではさらにコンパクトなCIOのこいつを使っていたんですが、この場合Type-Cのみで使っている時はPC充電できるものの、Type-Aで別機器充電を併用しているとPC側がパワー負けすることがわかったので、トータル33W出るAnkerのこれにたどり着いたという感じです。
第5位:SwitchBot ロボット掃除機 [K10+]
続いてはプライムデーで購入したこいつ。
- 頻度:★★★☆☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★☆☆
今は2LDKのマンションに住んでいるので、部屋の掃除とかもまあ気になったらすればいいやと思っていたんですが、子どもが生まれるにあたり少しでも時短になればと思ってロボット掃除機を導入することにしました。
スペック上は少し吸引力が...というところもありましたが、髪の毛やホコリを吸うくらいなら申し分なく、バッテリーも満充電状態からなら65㎡ほどの家を一通り掃除してくれるので十分といった感じです。
いざロボット掃除機を導入してみた感想ですが、確かに自力であっても十分掃除できる広さであるにせよ、出かけるついでに掃除機を走らせて、廊下なんかも含めて掃除しておいてくれるのはとてもいいですね。確かに時短。
第4位:大樹 連司 GOZZILA 怪獣黙示録
夏ごろになんとなく観てたアニゴジのノベライズ版。
- 頻度:★☆☆☆☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★★★
こちらのノベライズ小説は全部で4冊あり、アニメ本編になっているのが第3-4冊の部分なんですが、書き下ろされた第1-2冊の部分がこれが面白くてとてもよかったです。
ネタバレがあるので詳しくは割愛しますが、現代の地球に怪獣が現れたらどうなるかというのを淡々と、それでいて残酷に書き下している感じのストーリーでした。ちょうどシン・ゴジラが「現代の日本に怪獣が現れたら」という部分を描き、一応は勝利するストーリーになっていますが、こちらはそれを地球規模に拡げ、そして人類側の敗北を惜しむことなく描いていく感じが個人的によかったです。
第3位:アイリスオーヤマ つや姫
たかが米、されど米。
- 頻度:★★★★☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★★☆
ただの米といえば米なんですが、2kgの小分けになっているのがいいなと思ったポイントでした。共働きの大人2人で食べていくと5kgの米でもそれなりに消費までの時間がかかるので、ある程度新鮮なうちに食べきってしまえる2kgパックがなかなか便利なことに気付きました。
ちなみにウチは価格と味のバランスを色々比べた上でつや姫イチオシです。
第2位:石塚 真一 BLUE GIANT
12月に滑り込んできたのがこちらの漫画。
- 頻度:★★☆☆☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★★★
元々は無料アプリのマンガワンでなんとなく読み始めたところ、面白くて配信終了になったタイミングで一気買いしてしまったものです。
どこかで見たことあるなーと思っていたら、山の漫画の『岳』を書いていた人で、あの主人公と同じくまっすぐでパワフルな男が主人公になっているのも納得。全体としては日本編のBLUE GIANT、ヨーロッパ編のBLUE GIANT SUPREME、アメリカ編のBLUE GIANT EXPLORER/MOMENTUMと続き、MOMENTUMは今も連載中。
元々ジャズという音楽ジャンルに興味があり、いつかちゃんと聴けるようになっていきたいなと思っていたところもあるので、作中に出てくる曲をちまちま聞きながら読み進めたり読み返したりするのがなかなか楽しいです。
第1位:CuboAi スマートベビーモニター
これを選んでいいものかと少し思いつつ...間違いなく今年一番お世話になったアイテム。
- 頻度:★★★★★
- 感動:★★★★★
- 価格:★☆☆☆☆
こちらも子ども関係ですが、これはいわゆる赤ちゃんカメラで、ベビーベッド付近に設置して赤ちゃんの様子を見守るためのものです。
生まれるまでは正直こんなのいるのか?と思っていましたが、やはり実際に育ててみると
- 様子が気になる
- しかし物音で起きても困る
- とはいえ寝室にずっといるわけにもいかない
というような状態になるので、こいつがあってとても助かりました。お世辞にも安いとはいい難いアイテムですが、正直オススメできると思います。完全に真っ暗な寝室であっても暗視カメラで見えるので、ゴソゴソしてるときは手元でちょっとスマホから見るなんてことも。
あと、こいつはGoogle HomeやAmazon Alexaにストリーミングで映像を流すことができるので、リビングにEcho Showなんかを設置しておくと、モニタ映像を流し続けられるので、安心してご飯を食べることができました。
(タブレットがあればアプリから流せますが、常設のモニターに映せるのはとても便利でした)
さらなるオプションアイテムとして、動きを検知するセンサーパッドもありますが、こっちは転ばぬ先の杖的なアイテムでわかりやすい便利さに欠けるので、とりあえずカメラから始めてみるといいのでは、という印象です。
おまけ:惜しくも漏れた方々
最後にトップ10入りはしなかったものの、紹介しておきたいアイテムがこちら。
Meta VRヘッドセット [Quest 3]
Quest 2にはとてもお世話になったので心を躍らせてQuest 3を買いましたが、子どもが生まれたこともあり、ほとんど使わないまま今に至ります笑
それはそれとして、Quest 2持ちから言わせてもらうと、
- 確かに薄く軽くなって使いやすい
- ディスプレイのクオリティも上がっている
- しかしQuest 2とできることに大差がない
という感じになり、7万円を追加投資するほどでもないなぁという印象でした。もちろん、これからVRに手を出すなら迷わずQuest 3でいいとは思います。
また、Quest 3特有の機能としてカラーパススルー映像が使えるのはあるので、そういったMR系ゲーム/アプリに活路を見出せるならいいですね。
山善 収納スツール
地味なので省きましたが、イス代わりの収納スツール。クッション部分が取り外せて、外したらテーブルになるという遊び心が気に入ってます。(とはいえテーブルとして使ったことはまだない)
山崎 貴 小説版 ゴジラ-1.0
第4位のアニゴジ小説と被るのと、映画本編に比べれば感動に欠けるところがあったので選外になりました。映画『ゴジラ-1.0』は本当に素晴らしく、個人的にはシン・ゴジラを超えたと思っていますが、それを忠実にノベライズした感じの作品です。
そもそも著者が監督の山崎貴さんなので忠実で当たり前ですが、映画だと説明し切れなかった部分までこちらでは説明されてたりもするので、映画の副読本的な位置づけで楽しむものでしょうね。特に、ゴジラそのものに関わる描写は映画本編で読み取りづらいところもあるので、はっきり文章になっているこちらでなるほどなとなるところがいくつもありました。
もちろん映画だけでも十分面白いのでまだの人はぜひ見に行ってみてほしいですね。
まとめ
こんな感じで、今年のベストバイはCuboAI スマートベビーモニターでした!万人に勧めるものではないのでどうしたものかと思いましたが、書いた通り間違いなく今年一番お世話になったので素直に1位に置いてみました。
読んでる方も気づいたと思いますが、今年はほんとに子どもきっかけで買ったものが多いなと思いました。家のレイアウトも色々いじって、その結果として必要になったものもありますが、やっぱりそうなってみないと必要性がわからなかったり、利便性に気付けなかったりする物も多いので、色々と発見があった年でした。
次は次で子どもが歩き始めているでしょうから、それに伴って何がどうなっていくのか...。
そのあたりも来年のベストバイに表れてくると思うので、自分自身としても2024年のベストバイを楽しみにしていきたいと思います。
ではまた来年。
お読みいただきありがとうございました!
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家電・ガジェット誌ナナメ読み 28号(2023年11月)
今回は11月発売号が対象ですが、各誌年末をターゲットにおいてますので総集編みたいな感じですね。真新しいものはないかと思いますが、年間通じた掘り出し物が見つかれば嬉しいところ。
家電批評 2023年12月号
家電オブ・ザ・イヤー!
印象に残ったアイテム① - スマートウォッチ
GARMINの5万円超えハイエンドスマートウォッチ。Suica決済のほかVisaタッチにも対応。
これだけ着けてランニング行く、みたいなイメージがあるものの、ほんとにそうしてる人ってどれくらいいるんだろうか。機能的にはスマホに含まれているので、あえてスマートウォッチ側に搭載する便利さがいまひとつわからなかったりする。
印象に残ったアイテム② - 手元スピーカー
テレビの手元スピーカーとしてはソニーのやつが最初に注目されましたが、徐々に後発品が出てきました。こいつもその1つですが、山善のQriomシリーズは結構おさまりよくできてるのでつい注目してしまいます。
そんなQriomの代表イメージとしてはこちらの防災ラジオ。
手回しに対応している防災ラジオは珍しくないですが、充電池がリチウムイオン電池とかじゃなくてコンデンサー電池になっているので10年経っても性能劣化が起こりにくいという災害用ラジオの性格をちゃんと意識した作りで好感が持てました。
印象に残ったアイテム③ - 毛玉取り機
充電式毛玉取り機。セーターなんかを着る冬にはなんだかんだ重宝します。
唯一の難点は充電端子がmicroUSBであるところですかね...惜しい。なんとかならんかと思って調べてみたら、一応ありますね。フック用の穴がないのはちょっと微妙。
しかしなんかこれ卓上LEDライトにもなるみたいですね。なかなか意味不明で好感がもてます。
一言コメント
毛玉取り機あるものの持ち手がついてるタイプでかさばるし、独自充電端子で扱いづらいから買い替えたい気もしてきた。(使用頻度からして買い替えるほどかという気もするが)
GoodsPress 2023年12月号
今月は続いてGoodsPressの登場です。
印象に残ったアイテム① - コンセント一体型モバイルバッテリー
最近昔ほどはありがたがられなくなったコンセント一体型モバイルバッテリー。
あんまり意識したことなかったですが、同じくAnkerの少し古いスティック型と型番一緒なんですね。どうなってるんだ。
こいつに比べるとType-C出力端子の位置が変わり、出力が20W→30Wにパワーアップした感じになります。ちょっと買ってもいいかなと思う。
印象に残ったアイテム② - ヌードルコンテナ
冗談アイテム気味ですが、麺とスープを持っていけるお弁当箱的なもの。出先でアツアツのラーメンを食べたいときは...店にいけばいいですねハイ。
印象に残ったアイテム③ - 布団乾燥機
布団乾燥機と言えばちょっと大柄な送風機というイメージがありますが、これはヘアアイロンくらいのスティック型。
その分乾燥力に劣るということはありそうですが、朝起きて布団にこいつを差し込んでおけばいいという点ではあまり関係ないのかも。
ただそれよりも、こういう熱器具を布団の中に放り込んで放置というのは火災リスクからしてなかなか恐ろしいような...。
一言コメント
最近一段落してしまったからかモバイルバッテリー買ってないことに気付きました。
なんかほしい(病気)
MONOQLO 2024年01月号
MONOQLOは時期表示が一足早いので2024年入りです。しかしどっかで見た気がするなと思ったら、去年とまあ似たような表紙でした。
てかずっとこんなのか。気づかなかった。
印象に残ったアイテム① - ビジネスシューズ
アシックスのなんかすごいらしいビジネスシューズ。
スニーカーのような履き心地とは。気になりますね。
印象に残ったアイテム② - トイレットペーパー
MONOQLOでチラチラ見る5倍巻きトイレットペーパー。さすがに5倍はやりすぎなのではと思っているものの、食わず嫌いもよくないのでちょっと試してみようかな。
印象に残ったアイテム③ - レンジ用餅焼き網
お正月シーズンに活躍するかもしれない餅焼きアイテム。
レンジで温めるとお皿にベチョーってくっつきますが、こいつならそうならないとか。いらないけどその様を体感してみたい、実験心くすぐられるアイテム。
一言コメント
家電とかガジェット感ないアイテムチョイスだった。さすがMONOQLO。
先月買ったアイテムレビュー
11月はほんと何も買ってなくてレビューするほどでもないんですが、スキップにするのも寂しいので書いておきます。
★★★☆☆ Quest 3用ヘッドストラップ
10月にちゃっかりQuest 3を買っていたんですが、やはり純正ストラップでは物足りないのでオプションでストラップを買うことにしました。
できればQuest 2用で満足感高かったKIWI Designのものにしたかったんですが、なかなか発売されないので同等品っぽいもので手を打ってしまいました。
実際に使ってみると初回装着がなかなかクセモノだったり、全体的に作りが安い感は否めなかったですが、使用感としてはまあ期待通りでいいかなと思っています。
細かく見るとバンド調整するときに音がちょっとうるさいとか難点はありますが、それはやはりKIWI Designのそれより半額近いというお値段相応なところなのでしゃーないかなと納得感は持てるところです。
まとめ
2023年も残すところあと1か月のところまできました。12月号を書いたらあとは年間ベストバイを振り返るだけなので、そろそろ頭の整理をはじめないとなーと思っています。
ではまたそのうちに。
お読みいただきありがとうございました!
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