たくなくの雑記帳

思ったことを書き留める雑記帳

Google Fontsを色々読み込ませて遊ぶ - その4 [2022年1月版]

増えてたことに気づいてしまったので4回目です。これまでのものはこちら。

では順にみていきましょう。

目次(長いので折りたたみ)

増えたフォント

前回試したのが2021年9月23日で、そのときは31種類ありました。本日2022年1月2日現在では、53種類に増えています。これまでは10種類ずつ増えてた感じでしたが、今回は20種類を見ることにします。

ゴシック系

ゴシック系は12種類増えています。とはいえシリーズものっぽいので似通った感じなのかもしれません。

  • Murecho
  • M PLUS 1
  • M PLUS 2
  • M PLUS 1 Code
  • Mochiy Pop One
  • Mochiy Pop P One
  • Shippori Antique
  • Shippori Antique B1
  • Zen Kaku Gothic New
  • Zen Kaku Gothic Antique
  • Zen Maru Gothic
  • Zen Kurenaido

明朝系

続いて明朝系。こちらはYujiシリーズとZenシリーズ。なんだか名前から和な感じが伝わってきます。

  • Yuji Syuku
  • Yuji Boku
  • Yuji Mai
  • Zen Old Mincho
  • Zen Antique
  • Zen Antique Soft

その他系

あとは飛び道具系。今回はどんな飛び道具が炸裂するのでしょうか。

  • Shizuru
  • Rock 3D
  • Yuji Hentaigana Akebono
  • Yuji Hentaigana Akari

 

サンプル比較

例によって山月記の文章をサンプルにします。2022年は寅年ですからサンプルにはピッタリですね🐅

Noto Serif JP

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。 

ではいってみましょう。

ゴシック系

まずはゴシック系からです。このあたりはきっと落ち着いた味わいがあることでしょう。どれどれ。

Murecho
Murecho

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草 の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

まずこのフォントを見て真っ先に思うのは「Murecho」ってなんやねんってところですかね。フォント名は香川県牟礼町に由来しているそうで、そのあたりはGitHubの公式リポジトリにも記載があります。

About Murecho, by Positype
For anyone who knows me, knows I have a deeply-rooted connection to Japan. As a teenager, I was an exchange student to Murecho, a beautiful town in Kagawa Prefecture on Shikoku, the smallest of the four main islands in Japan. 

文章から読み解くと、作者のNeil Summerourさんが交換留学生として牟礼町に住んでいたことがあり、高松市との合併で失われた牟田町の名前を残したかった、ということのようでした。

Oh...ハナから泣かせるフォントエピソードやないか...😭

M PLUS 1 / M PLUS 2
M PLUS 1

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

M PLUS 2

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

こちらはよく似ているのでまとめて紹介します。

M+フォントといえば、その1でもM PLUS 1pを紹介していましたが、現在はこちらのM PLUS 1とM PLUS 2、およびこの後のM PLUS 1 Codeがメインで公開されているようです。

Google の支援をいただいてフォントデザインの見直しをしています。現在、GF Latin Plus 欧文文字セットとかな文字に従来の漢字を組み合わせた、Mplus 1 と Mplus 2、そして Mplus code フォントを暫定的に公開中です。新しい文字デザインは、いまご覧になっているこのフォントでも表示されています。 

M+ FONTS公式サイト より

Google Fontsとしては以前のフォントも引き続き参照・利用できるようですが、よりデザイン的に洗練された位置づけだとは思いますので、こちらを使うのがよさそうです。

ちなみに、M PLUS 1とM PLUS 2で何が違うのかと言われると、公式リポジトリでは

(Mplus 1)
ゆったりした曲線と直線を組み合わせた特徴的なデザインは、小さな本文表示から大きな見出し表示まで読みやすく、文章を明るくモダンでやさしい印象にします。

(Mplus 2)
ちょっとだけクラシックな雰囲気を残したデザインは、モダンになりすぎず、かといって従来的なデザインとも異なる、新たなスタンダード書体を目標として制作しました。

と表現されていました。

M PLUS 1 Code
M PLUS 1 Code

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の 虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

そしてこちらはプログラミング用途を想定して作られたM PLUS 1 Code。

プログラミング用途ということで等幅フォントになっているので、カタカタ書いていっても変なズレが起こることなく使いやすそうなフォントです。

Mochiy Pop One / Mochiy Pop P One
Mochiy Pop One

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

Mochiy Pop P One

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

次もMochiy Popシリーズなのでまとめます。

以前もM PLUS 1pのところで紹介した通り、フォントでいう「p」はプロポーショナルフォントのことを示しますが、この2フォントはその違いで分かれていますね。

Mochiy Pop Oneのほうはじっと見ているとグリッド線が見えてきそうな等幅っぷりですが、Mochiy Pop P Oneのほうはかなりダイナミックに詰められているので、1行の文字数からそれなりに違いが出ています。

落ち着いて読む分にはMochiy Pop Oneがいいかもしれませんが、情報量って意味だとやや薄く感じるかもしれないのでその場合はP版を使うのがよさそうです。
(といってもポップ体に対して情報量を求めるんかいなというのはありますが...)

Shippori Antique / Shippori Antique B1
Shippori Antique

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

Shippori Antique B1

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、 一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

次もShippori Antiqueシリーズでまとめます。読みは「しっぽりアンチック」、いわゆるマンガフォントです。

こちらもしっぽりアンチックの無印と墨だまり表現のあるB1のバリエーションですが、このサイズだと少しわかりづらいですね。

f:id:valuask7:20220102211030p:plain

しっぽりアンチック(FONTDASU) より
Zen Kaku Gothic New / Zen Kaku Gothic Antique
Zen Kaku Gothic New

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、 一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

Zen Kaku Gothic Antique

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

続いてZen角ゴシックシリーズ。こうやって並べるとアンチック体のほうがひらがなをより大きく作っていることがわかりますね。

Zen Maru Gothic
Zen Maru Gothic

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹 の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

同じくZenシリーズですがこちらは丸ゴシック。これは大分好き。

Zen Kurenaido
Zen Kurenaido

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の 虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

こちらもZenシリーズではあるものの、「手書き風味」というのがコンセプトのようです。

2004年8月9日リリース。「手書き風味」といういコンセプトに基づいて作られた新しい書体。従来の楷書体に見られるような「筆」という風貌を剥ぎとり、骨格だけという容姿に変えた今までにないシンプルで新しい試み。ボールペンで書いたような手書風味が暖かみを伝える新しい書体となった。

紅道(A-1 Corp.) より

確かに言われてみれば手書きのボールペンっぽい感じですね。こういう字で文通してたら好きになっちゃいそう。

明朝系

ここからは明朝です。格式高くいきましょう。

Yuji Syuku / Yuji Boku / Yuji Mai
Yuji Syuku

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

Yuji Boku

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が 草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

Yuji Mai

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

このYujiシリーズは、砧書体制作所が「佑字」フォントとしてリリースしていたものです。それぞれ日本語では、

  • 佑字 粛
  • 佑字 墨
  • 佑字 舞

と書くようです。

粛は正統派の楷書体といった感じで存在感がありますが、墨や舞は流れるような線形で自由なひらがなが特徴的です。漢字部分は佑字シリーズで共通しているようなので、ひらがなの部分で各フォントの特徴が出ますね。

一見バランス悪そうに見つつも、舞の感じはなんかいい感じです(ボキャ貧)

Zen Old Mincho / Zen Antique / Zen Antique Soft
Zen Old Mincho

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

Zen Antique

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎 が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

Zen Antique Soft

一行が丘の上についた時、彼等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一匹の虎が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼等は見た。虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。

こちらはZenシリーズの明朝体。ゴシック体でもそうでしたが、Zenは特にひらがなが美しいですね。曲線部分を大きく、直線部分を短くすることで丸みの印象深いデザインになっています。

その他系

ここからはその他の飛び道具系。基本ひらがなとアルファベットくらいなのでこちらはパングラムの例文で見てみましょう。

Shizuru
Shizuru

The quick brown fox jumps over the lazy dog.

いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

こちらはひらがな専用ですね。どういう感じで使うといいんでしょう。

Rock 3D
Rock 3D

The quick brown fox jumps over the lazy dog.

いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

こちらもひらがなフォント。これが3次元Rock...、なのか?

Yuji Hentaigana Akebono / Yuji Hentaigana Akari
Yuji Hentaigana Akebono

The quick brown fox jumps over the lazy dog.

いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

Yuji Hentaigana Akari

The quick brown fox jumps over the lazy dog.

いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

こちらは変体仮名、つまり漢字から現在の平仮名が生まれる中間くらいにあった文字です。一応アルファベットも含まれていますが大文字オンリーの謎の雰囲気です。

Akari(灯)のほうはまだなんとなく読めますが、Akebono(曙)はなかなかつらいものがありますね。答え合わせ用に佑字 粛のものも置いておきます。

Yuji Syuku

The quick brown fox jumps over the lazy dog.

いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

もはや読める!読めるぞ...!感が出ちゃう。読めるって素晴らしい。しかし気づきませんでしたが、粛にはアルファベットが含まれてなかったんですね。

 

おわり

これまでは1回10個ずつくらいでやってましたが今回は20個と少し多かったです。
とはいえ、シリーズでまとめて追加されたものも多かったので、やってみた感じとしてはそこまで多い印象もない気がしました。

あと、各フォントを調べている中でこんな素晴らしいまとめを発見しましたが、Google FontsやAdobe Fontsを中心に、色々なWebフォントが公開されていっているんですねぇ。

ブログを書くにあたっては表示スピードをどうしても気にしちゃうので、OS標準の游ゴシックなんかに頼ってしまいがちですが、こうして色々選択肢が出てくるともうちょっと考えてみてもいいのかなーなんて思ったりもします。

ではまた、新しいフォントが追加されたらお会いしましょう。

 

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2021年「はてなブックマーク年間ランキング」トップ100をナナメ読み

去年もやってたのでやってみます。気になったはてブをいくつか振り返り。

その① 2位: 浄土真宗の僧侶です。初めて書き込みます。

1位をすっ飛ばして2位から。2021年1月にリモート葬式をしたら絶縁されたという匿名ダイアリーがあり、それに対する応答として現職の僧侶が書かれた(とされる)内容です。
2021年1月頃といえば東京で1日3000人近い感染者が出て、大騒ぎしていた頃なので、葬儀を主催する側としてコロナを気にしたのも当然だろうなと思います。

そうして決まったリモート葬儀に対して親族が激怒して絶縁されたという話なのですが、個人的にこのやり取りを見て、コロナの中で誰もが敏感に、ピリピリしながら生きているんだなということを思った覚えがあります。
する側はする側で、祖父が亡くなった悲しみとともに万が一のことを考え、行く側は行く側で日々コロナで大騒ぎしていることに辟易していたところ、お世話になった祖父が亡くなったときて、それぞれの思いがあったことと思います。そうしたピリピリの中で、それぞれの思いが行き場に困り、こうして衝突し、あるいは失わずに済んだものが失われてしまうということが、至る所で起きているんだと、そのように感じました。

 

そうした折、この僧侶の書き込みを見て、これがリモート説法であること、そして説法が「これからも生きる人が乱れた心を整理し、折り合いをつけるためのきっかけ作り」であるのだと改めて思いました。

そんなもので台無しになるのが仏の教えならば、仏法は2500年も受け継がれたりなどしません。

人の死という、最も象徴的に人の心を乱すイベントに登場する宗教の教えが弱った心の支えになってきたからこそ、長い間信じられているし、それを支える人たちもやはり並々ならぬ思いでその瞬間に立ち会い続けているんだなと、実感しました。

 

その② 7位: Microsoft公式ツール「Powertoys」を解説。なんでこの機能、Windowsに標準で入ってないの?という神機能が特盛!

2021/1/2掲載の記事ですが、確かにこれもありましたね。

Windows 11になりましたが改めて入れるものは入れてみようと思います。

その③ 10位: サイゼリヤの完全攻略マニュアル

こういうの好きなんですよね、情熱の塊みたいな食べ物系レポート

東京オリンピックの時にセブンを愛してしまった記者の方がいましたが、あれ系ニュースもすごく好きな部類でした。

サイゼリヤ、個人的に好きなんですがコロナでほとんど外食しなくなってかれこれ2年は行ってない。テーブルいっぱいに注文並べて3000円の激安に驚くあの感覚をまた味わいたい。

その④ 19位: 高卒新人に資産運用を説明する

2020年の1位は普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方というお金の話題でしたが、こちらも非常によくまとまっていていい内容だと思いました。

なかなか分量もあり、ブコメでもあったように「この内容では理解できない」というのももっともだと思いますが、元々筆者が書いているように、「この内容で説明するためのメモ」なので、この一行一行ずつ人生の先輩から説明とかQ&A対応してくれるのなら、この上ない教材だなと思いました。

なんだかんだ、「読めばわかる」と簡単に言われるものは多いですが、

  • その文章に出会う場所にいる
  • その文章を読む気になる
  • その文章を読破できる
  • その文章が省略した部分を補える
  • その文章の意味を理解できる

というように、「読めばわかる」までの道のりは実際とても険しいものです。

もしFPという人がいるなら、この文章の一行一行を読み聞かせ、理解に導いてあげるのがよいのかもしれませんが、現実のFPは簡単な家計診断と、手段の提示くらいまでしかやってくれないので、この筆者がいる会社はとても恵まれているんだなと思いました。

その⑤ 40位: 「ごめんなさい 救助のヘリじゃなくてごめんなさい」

3.11の中でもとくに有名な、田畑を遡上する津波の映像を撮影したカメラマンとヘリ操縦士の方の記事。

もはやここで特にコメントできるものでもないけど、

「あの現場を撮ったことに対して、誇りを持て」と言われたこともあった。撮った映像は貴重だと感じるが、そういう風に思うことはできなかった。自分の成果ではない。逆に、ヘリのおかげで自分の命が助かっただけだというのが正直な気持ちだった。

同じヘリに乗りながら、残ってニュースを伝え続ける選択をしたのが、小嶋陽輔だ。当時は入局8年目で、仙台局のカメラマンだった。

震災が起きた翌日の12日、鉾井に代わってヘリに搭乗。そこで見た光景について、「見てしまった十字架を背負った」と彼は語る。

というところ、こうして自分の気持ちをメディアで吐露すること自体にも10年を要した内容でもあったと思うので、その重さを感じました。

その⑥ 47位: 優秀さについて

システムの世界では有名なJenkinsというOSSを開発した川口さんの記事。

優秀さという何らかの尺度があり、その尺度における頂を目指す人たちがいて、その頂から外れた人たちを馬鹿にするような話の中に、

同じソフトウェア・エンジニアリングだって、環境や前提がちょっと変わると、あるべき頂の姿が全然変わってくる。しかし、なかなかそれに気づかない人が多い。銀行のソフトウェア開発を馬鹿にするウェブサービス界隈。いつだって人は知らない世界のことを小馬鹿にしているものだ。

それは当人にとっては心からの真実なのだ。当人を知る周りの人も「あの人ならそうだろうな」と思うだろう。そうじゃなければ単なる恥ずかしい勘違いだ。しかし、それでもなお、聞く方は将棋の羽生さんが田舎初段を捻り潰すのを見るような後味の悪い感じがしてしまうものだ。

そういう行為に透けて見える、周りの人に対する自分の評価というのは、結局自分を映す鏡だ。自分の周りが駄目なやつばっかりだと思っている人は、だからちょっと胸に手をあてて考えてみてほしいなと思う。

という立ち振る舞いを見ることは、何もソフトウェア開発やシステムに限った話ではなく、何かの優秀さを感じた人が、その単一の尺度に何でもかんでもを当てはめた結果として、そうした立ち振る舞いが現出するんだと感じました。

やれ「このおいしさを知らないなんて損してる」「まだこれをやってないなんて遅れてる」なんてのもその一種ではあるので、そうした言葉や思いが自分の中に浮かんできた時には、「自分を映す鏡」だとして気を付けるようにしたい。

その⑦ 50位: みずほのシステムについて質問です

これは僕がシステム関係の仕事をしているからですが、これほど痛快なやりとりを見たのは初めてでした。

教訓であれ、笑い話であれ、銀行のシステムというものは複雑さや厄介さの象徴としてたびたび語られます。質問者もそうした気持ちの延長で、銀行のシステムに詳しいであろう回答者に軽い気持ちで投げかけたのかもしれません。

特にMUFGに至っては、統合前の4行が使っていたベンダーはIBM、日立、富士通の3社であり、これは奇しくもみずほと全く同じでした(興銀が日立、富士がIBM、第一勧銀が富士通)。全く同じベンダーによる統合を経たのに結果が異なるのはなぜでしょうか。経営が異なるからです。

例えるなら、3つのレストランが合併した時に、使用する調理用具はどのレストランのものを使うのかという議論の末に、「全ての調理用具を同時に3種類使おう、フライパンを3種類溶接して同時に使えば対等だ」というような意思決定がなされたようなものです。

複雑な問題の説明を求めたとき、しばしば「簡単に説明できることではないから、話してもわからないよ」と言って説明しない人がいたりしますが、複雑な問題こそ本質に集中すべく、こうやって簡単に説明できる表現を追い求めたほうがいいんだろうなと思いました。

その⑧ 76位: 日本語フォントがGoogle Fontsに大量追加!すべてのフォントが商用利用も無料のフリーフォントです

こちらのブログでもたびたび取り上げているGoogleフォント、2021年もまた数が増えましたね。昔はNotoフォントくらいしかなかったようなものですが、今ではずいぶんバリエーション豊かになりました。

2021年9月で31種類まで増えたのを確認していてそれを試していますが、2021年12月の今だとどうなんでしょう...

 

と思って見てみたら53種類に増えてました。またやらねばならんようですね(使命感)

 

おわりに

こうやって見てみると確かに今年1年だけでも色々なインプットがあったんだなと実感します。

もちろん、こうして「2021年の情報」というラベリングがないといつ見たものなのかもはやはっきりしないものばかりですが、主旨としての内容は大体覚えているので、こうやって見聞きしたものが自分の中でゆるやかに血肉になっていくんだなと改めて感じました。

2022年はどんな情報に出会えるんでしょうねー。ではまた来年。

 

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今年買ったものを振り返り!2021年ベストバイ

2021年もいよいよ終わりが近づいてきました。

今週のお題が「買ってよかった2021」ですので、これに合わせて今年買ったものを振り返りたいと思います。

2021年に買ったもの

買い物なんて日々やっているのでもはや年間いくら使ったかとか、何回買い物したかとかはわかりませんが、ざっと見る限りは

  • Amazon:269件
  • ヨドバシ:4件
  • イオン:6件
  • dショッピング:6件

という感じでした。圧倒的にAmazonで、あとはたまに安いものがあったときに日用品や食料品で部分的に浮気するくらいです。
とはいえAmazonもその多くが本なので、物体として200個も何か買ったかというとそんなことでもないです。

では、このあたりから2021年ベストバイをTop10で振り返っていきたいと思います。

振り返りにあたっては、

  • 頻度:そのアイテムの利用頻度、1年に1回程度~毎日数回まで
  • 感動:そのアイテムによって得られる体験の感動度合い
  • 価格:利用頻度や感動を踏まえた価格への納得感

の3点で5段階にチェックしてみます。

 

第10位:SPICE OF LIFE 防水スピーカー [CS2020BK]

第10位はこいつ。ゆらゆら光る防水Bluetoothスピーカー。

  • 頻度:★★★★☆
  • 感動:★★☆☆☆
  • 価格:★★☆☆☆

ナナメ読み10月号で紹介11月号で評価したこいつですが、モノとしての評価はイマイチながらも、なんだかんだ気に入ってお風呂のよき友として使っています。

ぶっちゃけ音質としては価格相応より酷い出来ですが、まぁお風呂自体が音楽をボワンボワンにしてしまうため、よくよく考えたら気になりませんでした。お風呂を暗くして明かりがゆらゆらする体験がよかったので感動と価格に+1。

第9位:Intel CPU [Core i7 12700K]

f:id:valuask7:20211103225159p:plain

続いては個別で買ったものではないですが、新調したPCのCPU、第12世代Core i7の12700Kです。

  • 頻度:★★★★☆
  • 感動:★★★☆☆
  • 価格:★★☆☆☆

実際問題、この強力なCPUで何してるかって言ったらこうやってブログ書いてるだけ、稀にLightroomで写真現像して快適、ってくらいなんですがやはり気分はいいですね。

価格はまぁモデル相応ではありますが、最近はi5くらいでも十分な性能を備えていることを考えるとやはり割高に感じられます。

第8位:ドウシシャ LEDライト [サーキュライト メガシリーズ]

第8位は風の出るライトこと、サーキュライトです。それもメガタイプ。

  • 頻度:★★☆☆☆
  • 感動:★★★★☆
  • 価格:★★☆☆☆

よく考えたらこの記事で「買おうかな」と言っていただけで、買った話をしてなかったですね。このあと結局買いました。

お風呂の脱衣所(兼洗濯スペース)につけていますが、夏の風呂上がりにはバッチリ活躍してくれました。天井から風がくる感覚って、よく考えたら銭湯とか温泉の脱衣所くらいしかなかったんでなかなかいい気分でしたね。

あと、洗濯物を部屋干しする際はこの脱衣スペースでやってたんですが、洗濯物に風を当てる(or 空気を循環させる)のにも役立ってくれました。梅雨の時期にも活躍。

総合的には6-9月くらいしか使っていませんが、体験としてはとてもいいアイテムとしてオススメです。

第7位:Amazfit スマートウォッチ [GTS 2 mini]

こちらはスマートウォッチのAmazfit GTS 2 mini。

  • 頻度:★★★★★
  • 感動:★★★☆☆
  • 価格:★★★★☆

スマートバンドが壊れたので乗り換えた話ですが、思ったより「画面に表示できるメッセージが増える」ことのメリットが大きかったです。

LINEなんかのメッセージもサッと確認しますし、意外にいいなと思ったのが災害アプリとの連携で、地震なんかの速報がすぐ手元に表示されるのがよかったです。
いつぞや、仕事の会議中に地震があり、まだ揺れてるタイミングで手首をちらりと見て「茨城で震度3みたいですね」みたいなことを言えたので、結構このアイテムすごいなと思いました。

Amazfitだとより高機能なGTR3とかも少し前に発表されていましたが、この1万円のGTS 2 miniのコスパにはとても満足しています。

第6位:坂本伸二 デザイン入門教室

ここで突然Kindle本が入ってきますが、デザインの本です。

  • 頻度:★☆☆☆☆
  • 感動:★★★★☆
  • 価格:★★★★☆

頻度って意味だとそりゃほぼ1回しか読んでないので文句なしの★1つですが、内容としてはとてもよかったです。

この手の本って、大別すると「スライドの作り方」みたいなレイアウトとか大きさ、情報の選び方に注目した本から、「チラシの作り方」みたいな自由でカラフルなところにも及ぶ本があります。
もちろん、どちらも大事なんですが、割とその中間みたいな本がなく、後輩とかに「とりあえずこれ読んでみたら」みたいないい感じの本がないような印象がありました。

そんな中、この本は文章レイアウトみたいなビジネス文書なんかにも使える体系的な基本のところから、チラシのOK/NGを見ながらアイデアの種をレクチャーするところまであったりして、バランスのいい本でとても気に入りました。

第5位:Meta Oculus Quest 2

続いてはFacebook改めMeta傘下のVRバイスであるOculus Quest 2です。

  • 頻度:★★★☆☆
  • 感動:★★★★★
  • 価格:★★★★☆

振り返っててこれも2021年だったかーと思いましたが、それだけ自分のなかでしっくりきてたデバイスです。

これまでは有線タイプのVRバイスを触ってきましたが、スタンドアロンな無線タイプのVRバイスはとても快適な使用感がありました。
それでいて、スタンドアロンながらもクオリティが明らかに低いということもなく、今どきのVRバイスの機能水準に感動したアイテムです。

で、そんなデバイスで何をやってたかといえば大体Beat Saberでした。
いくつかはEXPERT+も踊れるくらいになりましたが、疲労感との兼ね合いで最近はもっぱらHARDくらいでスイスイ踊ってます。気ままに楽しい。

第4位:デロンギ コーヒーメーカー [ECAM22112B]

惜しくもTop3を逃したのが、つい先日買ったばかりのデロンギコーヒーメーカー

  • 頻度:★★★★☆
  • 感動:★★★★☆
  • 価格:★★★★☆

結構悩んだ上で買ったこいつですが、もっと早く買っておけばよかったなーという印象です。

今のところはこれまでと同じカルディの豆で飲んでますが、それでも全然おいしくなりましたし、意外だったのがメンテナンスがむしろ楽になったこと。
厳密には、週1なりの中期的なメンテナンスに寄った感じですが、毎日1杯1杯飲む分にはそれこそお店のように気楽にポチっと飲めるようになりました。

買い物としてはそれなりでしたが、とても満足な一品です。

第3位:エビス レンジパスタ調理器 [PPS-6220]

さてここからTop3です。第3位はなんと1000円しないこのアイテム。

  • 頻度:★★☆☆☆
  • 感動:★★★★★
  • 価格:★★★★★

こちらも8月号で見つけて9月号で評価したやつですが、これは素晴らしいアイテムでした。「パスタ好きなんだけど、鍋にお湯はって茹でるのがなー」って思ってる人にはぜひおススメしたい。

あと、さらに気軽にパスタを食べるなら、マ・マーの早ゆでシリーズもオススメしてます。卍型のパスタで通常の半分くらいの調理時間で済みます。個人的には味もお気に入り。

こちらは1.6mmの3分ですが、1.4mmなら2分、1.8mmなら4分とバリエーションがあります。

第2位:劉慈欣 三体

第2位はこれまた本ですが、長編SF小説の三体

  • 頻度:★☆☆☆☆
  • 感動:★★★★★★
  • 価格:★★★☆☆

非合法ですが感動の大きさを示すべく無法の★6評価です。

この本は元々会社の読書好きが集まる社内チャットで読書好きがみんな騒いでることで知っていて、そこから完結編の三体Ⅲ(日本語版)が出ることや、Kindleセールの対象になっていたことなんかで思い切って読み始めました。

個人的に、三体Ⅰに関してはちょっと時間がかかりましたが、三体の世界観に慣れてきた三体Ⅰの中盤以降はもうメロメロで、そこからかつてないスピードで完結編まで読み進めました。

そして、こう。

あまりのスケールの大きさに、自分が生きているこの地球の小ささ、そしてそんな中で生きる自分の小ささ、などなどになんとも言えない感覚を持って、いわゆる三体ロスを発症していました。

これは読んでみないと多分わからないので、読んだ人がいたら、三体ロスになった人がいたらぜひ仲良くしてください。

第1位:SONY 独立型ワイヤレスイヤホン [WF-1000XM4]

そして栄えある2021年ベストバイは、ソニーの独立型ノイズキャンセリングイヤホンのWF-1000XM4でした。

  • 頻度:★★★★★
  • 感動:★★★★★
  • 価格:★★★★☆

元々ソニーの同系デバイスである、オーバーヘッド型ノイズキャンセリングヘッドホンのWH-1000XM4を2020年12月から使っていたんですが、2021年6月にこちらのタイプも第4世代品にアップデートされ、夏の暑さに苦しんでいたこともあり、思わず飛びついてしまいました。

これはほんとに2021年感動の一品で、ケースを含めた全体のコンパクトさやケース自体がQi充電に対応した取り扱いの楽さがまず素晴らしいところです。これはこいつに限った話ではありませんが、ケースが充電器を兼ねるのでバッテリー切れともほぼ無縁になりました。

それに加えて、イヤホンとしての音質はもちろん、ノイズキャンセリング性能も現時点での最高峰(Air Pods Proには劣るらしい)を持っているので、機能的にもばっちりです。
さらに、タッチ操作で切り替えられるノイズキャンセリング/集音(アンビエント)モードの切り替えで、お買い物中で店員さんの声が聞こえないから一時的に外さないといけない、なんてこともないのでとても使いやすいものでした。
もっと言えば、自分がしゃべると自動的に音楽が止まる「スピーク・トゥ・チャット」機能があるのでこれがさらに便利です。

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ヘッドホンをつけたまま、会話ができる「スピーク・トゥ・チャット」機能を搭載(SONY) より

なお、価格で-1しているのは発売直後33,000円だったものが、なぜか早々に28,000円くらいまで値下がりしている悲しさによるものです😇

おまけ:入れるかどうか悩んだもの

具体的なモノではなかったので入れなかったものの、存在として大きかったなーと思うのがこちら。

NTTドコモ ahamo

ahamo

考えてみれば、キャリアサービスが大容量・低価格化したのが2020年の暮れで、僕もahamoに乗り換えたのはこの2021年3月末のことでした。

20GB・2780円、もっと言えばdカード GOLD特典がついて25GBのデータ通信が出先でもできるようになりました。
それまでは7GBくらいをうろちょろしていて、気を抜くと月末に低速モードになっているような状況だったところ、一気に3倍以上になったので全く出先でのデータ利用を気にしなくなりました。

今はコロナで在宅したり、旅行も少なかったりするので毎日外でのデータ通信があるわけではありませんが、それにしたって1日300-400MBくらいで収まるようなので、今後フル外出の生活をしたとしても高々10-15GBくらいに収まる計算です。

まだまだ余裕があるので、この潤沢なデータ量をどう使うべきか、たまに悩んでいたりします。

Spotify Premiumプラン

Listening is everything - Spotify

で、そんな潤沢なデータ量もあって本格的に使い始めたのがSpotifyです。

直接的なきっかけとしては「B'zのサブスク解禁」ではありますが、半年くらい使っていてこちらもとても満足しているサービスです。

この時点で書いているように、Spotifyは全体的なUIはもちろん、プレイリスト機能がとてもよくできていて、使っていて本当に楽しかったです。
このあたりのレコメンドを伴ったサービスはNetflixとも共通しますが、「自分好みのものを含んでいい感じに新しいものと出会える」というのはとてもいいですね。

ベストバイにWF-1000XM4を選んでいますが、Spotifyがなければそこまで音楽を聴いていないかもというのもありますし、ahamoがなければSpotifyは契約してないみたいな話も思うと、ベストバイには登場しないものの、ベストバイを支えた縁の下の力持ちというようなサービスでした。

ありがとう、ありがとう😭

 

まとめ

というわけで、2021年のベストバイはWF-1000XM4でした!

こう思うと、ここに挙げたものたちは去年の今頃は持っていなかったものなので、1年でずいぶん生活が便利になったなと感慨深く思います。

あっという間に終わったように思えた2021年でしたが、思いのほかいろんなモノとの出会いがあり、また2022年も同様に出会いがあるのだと思うとなかなか楽しみです。

 

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家電・ガジェット誌ナナメ読み 05号(2021年12月)

だいぶ遅くなりましたが続けていきたいこの企画。2021年最終回です。

家電批評 2022年01月号

雑誌たちは一足先に2022年入りですね。しかし企画はばっちり年間総括の年末風味。

印象に残ったアイテム① - スマートシューズ

スマートなんとかと言えば大体当たる、そんな世の中になりつつありますが、シューズもしっかりスマート化されてきています。
今のところのスマートさはランニング記録なんかの方向性で、このアンダーアーマー製シューズだと自社アプリのUA MAPMYRUNアプリと連携できるようです。

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UAマップマイランとは(UNDER ARMOR) より


1万円しないくらいでシューズとしての評判もいいみたいだし、これは全然アリそう。
とはいえ、スマートウォッチをつけている中で、シューズ内蔵センサーに頼る優位性があるのか?と言われるとどうなんでしょうね🤔

印象に残ったアイテム② - 加湿器

また加湿器が必要になる(人もいる)季節がやってきました。

加湿機といえばダイニチの使い捨てトレーでメンテナンスフリーを売りにしたやつに注目していましたが、今回はこいつのどっちも給水に注目しました。

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どっちも給水(SHARP) より

こういうやつ、結局は「一気にタンク給水するほうが楽」ってオチになることも多いですが、こちらはどうでしょうか。加湿性能は十分らしいのであとはこの機能が実際便利なのかどうか...。

印象に残ったアイテム③ - ケーブルレステレビ

こんなテレビが出てたんだ、と驚きましたが、パナソニックのケーブルレスをウリにしたテレビです。

このテレビ、放送波を受信するのは左下に見えている小さなボックス部で、映像自体はそこからWi-Fiで飛ばすことにより、本体は柱に隠した電源ケーブルだけで済むということになっています。
確かにスッキリしますねというところではあるんですが、ゲーム機やレコーダーなんかをつなぐ場合にはどうしても本体へのHDMIなりのケーブルが繋がってしまうので、本当にケーブルレスでいけるかは悩ましいです。

とはいえ、最近ではテレビに内蔵されているAmazon Prime VideoだったりNetflixだったりで十分だって人もそれなりにいると思うので、 "今ドキ" の感じであればこの佇まいもいけるのかもしれません。

一言コメント

家電批評はやはり個人的に一番好きですね。小物のようなデジタルガジェットから、中型の調理家電や大型の白物家電まで幅広くカバーしているのでほんとにタイトルを地で行ってくれているのが貴重だと思いました。

普段読まない人でも、ある意味このベストバイ号だけで1年分をぎゅっと詰めたものが楽しめるので、年末のおそうじついでに色々リニューアルしたいなんて人にはもってこいの一冊でしょう。

 

MONOQLO 2022年01月号

続いてはMONOQLOです。こちらも家電批評と同じ晋遊舎の出版で、レビューなんかは同じような人たちがやっていますが、こちらのほうが家具や食品などを含んでより広くアイテムを扱ってますね。

印象に残ったアイテム① - トイレ洗剤

おそうじ特集みたいなところで紹介されていましたがこちらのトイレ用洗剤。
「トイレのルック」というブランド自体は知ってはいましたが、こういう日用品って機能的な印象がなかなかアップデートされないので、たまに機能フォーカスすると浦島太郎ばりにびっくりすることがたまにあります。

とりあえずこいつはねっとり洗浄液を垂らして放置するタイプみたいなのでやってみようかななんて思っているところです。

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トイレのルック 除菌消臭EX(LION) より

あと時点でこれも気になりましたがどうなんでしょう...。コーティングがすごいらしい。気になる。

年末のお掃除需要を見越してかじわじわ価格が上がっています。300円くらいっちゃくらいですが、20%というとでかいですね。

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技職人のAmazon価格推移

印象に残ったアイテム② - 非常用浄水器

半分趣味みたいなものですが、非常用浄水器です。

特殊なフィルターで泥水でも飲めるようにしてくれるというアレ。

登山とかキャンプする人が水を現地調達する用としても使ってるみたい。とはいえ、上記記事での実験にもある通り、緑茶など色素のある液体を通すとそれなりの色残りが見えるため「すべての液体を純水に変える不思議なアイテム」ではないということですね。

とはいえある程度の安全性は提供してくれるので、煮沸を前提とした水調達とか、災害時の本当にどうしようもない場合などでは重宝するでしょう。
小型だし、これ1本で38万リットルの浄水が可能なようなので、災害リュックや登山リュックにとりあえず1本、ってのは悪くないかも。

印象に残ったアイテム③ - 27インチ4Kモニター

なんでもない4Kディスプレイに見えそうですが、ディスプレイ側にUSBハブ機能を備えたタイプのディスプレイです。先日のブラックフライデーセールではこいつのWQHDモデルを紹介していましたがその姉妹品です。

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27UN880-B(LG) より

HDMI/DP入力のほか、60W出力に対応したUSB Type-Cでも入力可能なのでPCとの間をケーブル1本で済ませることができます。

また、ディスプレイから湧いてくる電源ケーブルなんかもスタンドの中を通すことができるので、机の上をとにかくスッキリさせたい人にはうってつけのディスプレイですね。

一言コメント

商品紹介の外側ですが、今号のp.50に「ネット通販最強攻略法」の特集がありました。Amazon楽天・Yahooの3ECサイトを中心に、お得な使い方の全体像がまとめられていました。僕は基本Amazonを使うのでそこは全部知っていましたが、楽天やYahooはちゃんと知らなかったので他山の石で勉強になりました。

 

全体として家電批評が好きな人ではありますが、やはりこっちはこっちでよいですね。変にアイテムをもてはやすだけでなく、ダメなところはダメだと言うところに運営の誠実さが感じられます。

そんな話の一環で、「テストつらすぎ事件簿2021」なんてコーナーがp.97にあったんですが、

  • 20台炊くタイムスケジュールエグすぎ事件
    • 炊きたて比較のため異なる機種で同時に炊き上がるようにスケジュールした話
  • 蚊取りが強すぎて比較にならない事件
    • 密閉容器内での比較をしていたが、洗っても蚊取り効果が落ちず容器を使い捨てながら検証した話
  • マスク使用感2250コメント全集計しました事件
    • 25製品×15人×6項目=2250項目のコメントが集まってしまった話

の3つがエントリーされていて、笑いあり・涙ありで来年もぜひ頑張ってくださいという気持ちになりました。来年はなんとなく掲載されている企画の難易度にも注目してありがたく読むようにします!

GoodsPress 2022年01・02月合併号

では続いてGoodsPress。こちらもMONOQLO系でいろいろ載ってます。白物大型家電が出てこないって感じですね。

印象に残ったアイテム① - 苔テラリウム

いつものAmazonに取り扱いがなかったので公式オンラインショップから。
現物のイメージは公式の作り方動画冒頭がわかりやすい。

 

くぅー、ビューティフル!

 

やはり苔は霧吹きしたときにの水が滴る感じがいいですねぇ🥺

印象に残ったアイテム② - 折りたたみスマホ

技術革新でディスプレイが折りたためるようになり、こういった折りたたみスマホが登場しはじめました。それも最初はこういう上下に折りたたむタイプではなく、左右に折りたたむタイプで

  • 上下折りたたみ:閉じたときによりコンパクトに持てる
  • 左右折りたたみ:開いたときにディスプレイをより大きく使える

という訴求ポイントがやや違いそうな感じで展開されています。

f:id:valuask7:20211225104222p:plain

引用: www.samsung.com より

元々ガラケーがストレートではじまり、折りたたみになって、スマホでまたストレートになったわけですが、この上下折りたたみタイプのスマホ、流行るんだろうか...と個人的には怪しんでいます。

印象に残ったアイテム③ - 保存食(ようかん)

こちらはあの井村屋の保存技術を生かして作られた5年6か月保存可能なようかん、その名もえいようかん。5本入りの500円なので1本100円くらいですね。やや値段が上がりますがチョコ味もあるようです。

少し落ち着いて考えるとカロリーメイトでええやんとなりそうですが、あればっかり食ってても口の水分が失われてしゃーないので、味変にこいつがあってもいいかもしれません。

こいつの他だとCoCo壱監修だというサバ缶カレーが気になりました。

一言コメント

こうして改めて読んでみると、晋遊舎の2誌に比べてこちらのGoodsPressはなんかこう、「ふーん」って思って見ちゃうんですよね。この読書感の違いはなんなんでしょう。

DIME 2022年02・03月合併号

今年最後はDIMEです。こちらも総まとめの様相。

印象に残ったアイテム① - 食器用洗剤

こちら、名前にある通り、置いた時の底面に口があるタイプの容器に入った食器用洗剤です。

普通だとクルリとひっくり返してチューっと出すところ、ひっくり返す手間がないというのがウリですね。

f:id:valuask7:20211225110421p:plain

引用: amazon.co.jp

便利そうに見えるものの、逆さにしただけでタラーっと出てくる従来ボトルとどっちがいいのかというとやや微妙かも?

個人的にはこの電動ソープディスペンサーを使っているのでさらに手間をなくしているわけですが、トータルでどれがいいんでしょうか。(こっちは初期投資はもちろん壊れてずいぶんコスト高になるリスクはある)

印象に残ったアイテム② - スマート体温計

どこからどう見ても普通の体温計やんけ!と思うところですが、測定結果のスマホ転送に対応しているモデルです。それでいて2500円くらいなのでべらぼうに高いわけでもない気になるモデル。

転送の様子はこの動画がわかりやすいですが、BluetoothWi-Fiではなく音波を使う珍しいタイプ。それも人の耳には聞こえないようなので、なんか不思議な感じ。

データの連携先はオムロン独自のOMRON Connectアプリですが、そこから色々なアプリに連携もできるのでいくつかのスマート家電を使っていてもAndroidならGoogle Fit、iPhoneならヘルスケアとなかなか使い勝手もよさそう。

あと、他にオムロン製体重計なんかもつながるOMRON Connectからの連携先にはダイエットアプリの「あすけん」とか、生理日予測の「ルナルナ」「ラルーン」なんかも含まれているとのことでそういうニッチなところはよさそうだなと思いました。

女性用体温計であればMC-652LCがOMRON Connect対応機になっています。

印象に残ったアイテム③ - 携帯ゲーム機

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引用: steamdeck.com

これはまだ発売前なので情報だけですが、PCゲームプラットフォームを運営するSteamが「Steamのゲームを遊べる携帯ゲーム機」をリリースするようです。

このSteam Deckは2022年2月に北米から展開されることになっていて、まだ日本展開は未定であるものの、既に公式ページが日本語化されていることからも、遠くない時期に日本でも展開されるものとみられています。

スペック的には「7インチ 1280×800 px」ということでフルHDや4Kがバリバリ遊べるというものではないようです。今のところ価格も$500前後のようなので、まぁこんなところでしょう。いずれSteam Deck Proなんかが出てハイスペック化されるのかも?

携帯ゲーム機といえばガチ勢のPS Vitaが後継機なく撤退し、スマホとSwitchの牙城となっていましたが、ガチ勢風味のSteam Deckがどこまでやれるのか、ちょっと気になりますね。

発表当時は「2021年12月に北米から」でしたが、半導体不足のアレで2か月遅れになっているようです。

一言コメント

今回取り上げた3点を思い返すと、

  • 日用品
  • 小型家電
  • ゲーム機

と1誌に収めるのはなかなかイメージしづらい並びでしたが、DIMEはこの雑多な感じがいいですね。家電批評なんかだと「よーし読むぞ!」って感じですが、このDIMEは「今月もめくっていくかー」みたいな感じで読んでます。

先月買ったアイテムレビュー

さて今月の、先月買ったアイテムレビューですが特に該当なしです。
先月紹介したJINS MEMEがちょっと気になってはいましたが、さすがに手が出ませんでした😇

それよりも昨年の今頃に買った曇らないメガネがヘタってきたので、こっちのメンテナンスをしていきたいところです。

なんか改めてJINSのページを見てみたらレンズ性能が上がったようなので変更してみるか...?🙄

f:id:valuask7:20211225115104p:plain

くもり止めレンズ(JINS) より

 

まとめ

なんとなく思い付きで始めたナナメ読み企画、物量が多くなる12月を乗り越えられたのできっとこんな感じで続けていけるでしょう。

この調子でやっていくと際限なくモノが増えていきそうなところだけが懸念ですが...まぁ、生きてるんだから仕方ないね☆(思考放棄)

ではまた来年もナナメ読みでお会いしましょう。

 

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憧れのデロンギを手に入れたぞ

なんだかんだ手を出してこなかったコーヒーメーカーのデロンギですが、半年ほど悩んでついにゲットしたのでレビューでも。

憧れのデロンギ

広告ギャラリー | ゼロ風暖房デロンギ ヒーター 風が出ないのに、部屋全体が暖かい。

僕が最初にデロンギなるものを知ったのは社会人になって早々のことでした。
会社の同期にコーヒー好きがいて、話の流れでデロンギのことを知り、とにかく見た目からしてかっこいいこともあり、当時からデロンギへの憧れを感じていたような気がします。

とはいえ、その頃はさすがにコーヒーメーカーにウン万円を自信満々に出せるほど自分のコーヒー熱に自身もなかったので、その時は1万円もしないメリタのフィルター式コーヒーメーカーを選びました。

その時々の生活リズムもあり、毎日飲むこともあれば、1か月近く飲まないときもあったりと、まぁこれでもいいかというような感じで8年ほどメリタと付き合ってきたのが2021年までの話。

 

コロナで高まるデロンギ

そんな中で2020年からコロナの絡みで在宅ワークの機会が増え、家の中で飲み物を調達することも増えてきました。

実際に会社の人の中でも「在宅環境を良くすべくデロンギを導入しました!」って言っている人もいて、ほほう...という気持ちとともに、どこかに忘れていたデロンギがふつふつと湧き上がってきたわけです。

あと一息が足りなかったAmazonプライムデー

そんなデロンギ熱の高まりの中で、一応2021年6月のプライムデーで既に意識はしているようでしたが、まだ手は出ていませんでした。

常々デロンギのコーヒーメーカーに憧れていたんですがそいつがプライムデー入り。
とはいえお目当ての中位機(9万円くらい)ではないので悩ましいところ...。
しかし差なんて操作がダイヤル式だったり、カフェオレ/カプチーノが手動(泡立て機能はある)なくらいなので、これでもいいのでは...と思い始めているこの心。
まて落ち着けあわてるな待て。

じっくり考えるとして次いってみよう。

その後、ネットサーフィンをしていると、レンズ沼の主として(僕が勝手に)信頼しているtoshibooさんが熱くデロンギを絶賛しており、これはいよいよ...という気持ちになってきます。

ただ、この記事を見たのがちょうどAmazonプライムデーのあとくらいで、セールで1万下がっていたことを知っていたので、「ここは自分の情熱を確かめるためにもステイだ!」という気持ちにもなり、2021年夏は見送りの一手に終わりました。

(ちなみに実質的にこの記事に背中を押されたものの、そのことを忘れて普通に買ってしまったので時間をかけてちょいちょいアフィリンク踏みにいくことにします)

そしてやってきたAmazonブラックフライデーセール

そしてその時がやってきました。プライムデーセールに並ぶ、冬のブラックフライデーセール。ここでもプライムデーと同じく20%オフ価格になり、今しかない!状態になります。

さてまたやってきましたデロンギのコーヒーメーカー。
前回のプライムデーでは見送りましたが、その後コーヒーメーカーにガタがきていることが判明したので、いよいよ買う時がきたかと思っています。ゴクリ。

置き場所つくらなきゃ...。

はい、買いました。マグニフィカS、ECAM22112Bです。

セール価格で47,800円。通常価格の20%オフはでかい。今見ると通常価格の57,000円ですね。

デロンギさんのおなーりー

なんとかかんとか置き場所を捻出し、メリタを追い出してデロンギさんに鎮座していただきました。どどん。

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いらっしゃいませ

ふ、ふつくしい...🥺(ウットリ)

 

先代に比べるとずいぶん大きく、重量級になりましたが黒光りするボディの存在感がいいですね。所有欲が満たされます。

セットアップは簡単だった

セットアップが結構大変なのかなと思ってはいたんですが、やってみればとても簡単でした。

  1. 箱から出して保護フィルムをペリペリ剥がす
  2. タンクやトレイをさっと水洗い
  3. タンクに水を入れて主電源(背面)を入れる
  4. 説明書の通りに初回洗浄を待つ

大体ここまでで初回はおしまい。

あとは毎日使う前の簡易洗浄

本体前面には6つのボタンがありますが、この左上のスタンバイボタンをポチると管内の自動洗浄がはじまります。洗浄には少し水を使うので、水受け用にカップをセットするのを忘れずに。

  1. タンクに水を補充する
  2. 水受けカップを置いてスタンバイボタンをポチ
  3. 洗浄水が出てきてスタンバイ完了

f:id:valuask7:20211219165137p:plain

左下がエスプレッソ、右下がコーヒーのボタン

あとは下部のエスプレッソ/コーヒーボタンが緑になったら使えます。朝イチでやればいいことなので、水入れてポチって、ということであれば1-2分で終わるんじゃないですかね。思った以上に楽です。

お味はいかが?

あとは肝心の味ですが、これは本当にすみません。

 

たいへんおいしいです。ナメてました🙇‍♂️

 

豆自体はこれまでと変わらず、カルディで買ってきたものを使っていて、これまではカルディで挽いてもらった粉で、今回は同じ豆をデロンギで挽いてコーヒーにしているわけですが、これはとにかくうまい

「まぁ確かにコーヒーメーカーとしてのモノはいいんだろうけど結局豆依存だったりするんジャネーノ」、みたいな斜に構えたような考えを持っていましたが、それは間違っておりました。

まだコーヒーを評するだけのボキャブラリーに乏しいのでこの違いをなんとも言い表せないのですが、フィルターで飲んだときより雑味の少ない仕上がりになっている気がします。これはとにかくうまい😇(ボキャ貧)

とりあえず今は従来通りの豆を買い続けていますが、これは本格的にいい豆を求めていってもいいかもしれない...🤔

 

僕はもっぱら右下のカフェジャポーネ(レギュラーコーヒー)で飲んでいますが、カフェラテで飲んでる奥さんからも「お店で飲んでるみたい!」と好評でした。うーん、いい買い物をした。

f:id:valuask7:20211219170833p:plain

引用:卓越した抽出技術(デロンギ公式サイト) より価格で

あとはメンテナンスの楽さも地味にいい

こいつを使い始めたのは先週のことなのでまだ使用歴1週間ではありますが、地味にメンテナンスの楽さも予想外に満足感が高いです。

これまでのフィルター式だと給水タンクが取り外せなかったので一旦ポットに入れてから給水していましたが、デロンギだとタンクを取り外して直接給水できるので工程マイナス1。

そして実際にコーヒーを入れる際に、豆自体はある程度ホッパーに入れておけばよいのでここも毎回粉を入れていたことに比べれば工程マイナス1。

...という感じで、コーヒーを飲む手間を考えたときに、かなり気軽に飲めるようになったのがかなり快適でした。

  • 手間が減った
    • 取り外せるタンクに直接給水
    • 豆をホッパーにまとめて補給
    • 豆のカス処理が数回に1回でよい
  • 手間が増えた
    • 抽出前の自動洗浄待ち
    • 抽出後の自動洗浄

 

イチャモンのように手間が増えたところを言うのであれば、自動洗浄の待ちくらい?
とはいえボタンポチって、水受けカップにたまった洗浄水を捨てるだけですしね。大したことはない。

メンテナンスというほどのことではないものの、フィルター式よりも1杯1杯が楽に飲めるというのが結構意外なところでした。すばらしい。

 

これはいいものだった

半年ほど悩み、それなりに値段が張るとも思いつつ買ったデロンギでしたが、今のところ値段に見合うだけの活躍を見せてくれそうな期待があります。

また来週くらいに2021年買ったもの振り返りをしたいと思っていますが、最後の1か月でダークホースが飛び込んできた、そんな気持ちにさせてくれる逸品でした。

皆さんの中にもギリギリのところでお悩みの方がいれば、次のAmazonセールで狙ってみてはいかがでしょう。

追記:素晴らしいお供アイテム

このデロンギを2021年12月に買い、その素晴らしさに打ち震えていたところですが、夏場にアイスコーヒーを飲む場合に少し不満が出てきました。

  • サーモスの保温マグでは量が少ない
  • かといってでかいマグでは結露でビチョビチョになる

というところです。
じゃあでかい保温マグ買えばいいじゃんということになりますが、デロンギカップ置きには高さの制限があるので、それに収まる都合のいいものがあるかという問題があります。

そういう課題感の下、実際にメジャーで高さを測り、マグの商品説明で入念に高さをチェックしたところ、これがいけました。

2000円強と少しお値段張りますが、氷を一杯入れて一度にたっぷりのアイスコーヒーを作れるほか、保温マグの力で冷たいまま&結露なしになっています。これはほんとに素晴らしい組み合わせでした。

アイスコーヒー以外にもビールのロング缶が丸々入るサイズなので、保冷しながらビールを楽しみたい人にとってもちょうどいいアイテムになっています。

 

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