たくなくの雑記帳

思ったことを書き留める雑記帳

サウナイキタイ!

最近真面目にサウナに行くようになりましたという話です。

真面目にサウナ

サウナに真面目も何もない気はするものの、「サウナを基準に銭湯やらスパに行くようになった」というあたり、最近捉え方変わったなと思うところです。

まずはそういう気持ちの変化を振り返ってみます。

なんとなく父についてサウナ

自分が初めてサウナに入ったのは多分父と一緒にで、どっかの温泉かスーパー銭湯で入ってたんだろうと思います。

中学生くらいだったと思いますが、とりあえずついていったくらいで、特にサウナに対する目的意識も愛着もない感じでした。(そりゃそうか)

そんなスタンスなので、あまりサウナの良さも何も頭にはなかったですね。熱いところで汗が良く出る、みたいな。

水風呂 is 冷たい

そんな感じのスタンスなので、サウナ出たあと水風呂にシャキッと入るかというとそういうことでもなく、汗を流してまた湯船になんとなく入るみたいな感じでした。

サウナのあとは水風呂に、っていうのは身体が熱いからそうだというのは分かりつつも、さすがに水風呂 is 冷たいのでなかなか苦手意識がありました。

なんか心臓止まりそうだよねあれ(偏見)

しかしお作法通りに入ってみると...

そんな印象でなんとなく入り、なんとなくクールダウンしていたところ、昨今のサウナブームの絡みで「正しいお作法」を知り、一応その通りに水風呂に入り、外気浴でクールダウンし...というのをやるようにしてみると、なるほど確かにいい気持ちな気がしてきました。

で、そういうことを思うと水風呂だとか外気浴だとかの周辺設備が大事なんだなということも分かり、そういう目線も含めてあれこれサウナを求めるようになって今に至ります。

 

行ってよかったところ

ということで、まだまだサウナにわかであるものの、行ってよかったサウナを簡単に振り返ってみたいと思います。東京在住なのでやっぱり東京近郊。

サウナ&カプセルホテル北欧

マンガ『サ道』などでもおなじみの上野にある北欧。サウナ好きの友人がぜひにと言っていたのもあり行ってみました。

これはもうやはり施設名にサウナが入っているだけのことはあって、サウナ中心にできてて素晴らしいですね。外気浴スペースにたくさんイスがあり、ゆっくり外気浴できるのがいいなと思います。

3段組みの広いサウナの温度は100℃を越えていて、しっかりと高温サウナを堪能することができます。たまに熱波タイムがあるのでそのタイミングでは広いサウナも超満員になります。

引用:サウナ&カプセルホテル北欧 より

その他、サウナと並んでカプセルホテルでもあるので、館内で飲食できたりと普通に滞在してもいい感じの施設になっています。
とはいえ3時間2000円が基本コースになっているので、単純にサウナだけを目的にするとちょっと高い感じになるかもしれませんが、カプセル宿泊しないまでも、休憩スペースでゆっくりできるのでその時間も含めての料金ですね。

天然温泉平和島

続いてはスーパー銭湯タイプの天然温泉平和島

ここは平和島競艇場に併設されたところで、良くも悪くも昭和の大規模エンターテインメントを感じる場所です。

引用:天然温泉 平和島 より

こんな感じでとても広く、開放感のある施設になってます。こういうの好きなんですよね。

という感じなのでサウナメインというわけではないですが、こちらのサウナも全体と同じく広く作られています。

引用:天然温泉 平和島 より

「明るいテレビ付きサウナ」はやや好みが分かれるところですが、個人的にあまり気にしないので大丈夫なタイプ。サウナ温度はそこそこに高いのと、地味にオートロウリュがついているのでしっかり温まることができます。

こちらもがっつり滞在するタイプの施設でお高いですが、館内着付きで時間制限ないのとネカフェのような漫画コーナーがあるので、気合入れて半日くらい使いたいところです。平日2300円、土日祝2800円です。

竜泉寺の湯 スパメッツァ おおたか

最後は2022年4月にできたばかりの大規模スパ、スパメッツァおおたか。ちょうど先日発表されたサウナシュラン2022で第1位を獲得した今注目のスポット。

公式サイト見てもらったら分かる通り、サウナに相当な力を入れてる施設です。サウナは有名サウナーに監修してもらっていることもあり、ほとんどサウナ中心に設計されているといっても過言ではないくらいの入れ込み具合です。

ここにはスチーム含めて3種類のサウナ(と3種類の水風呂)がありますが、中でも一番大きなドラゴンサウナがなかなか頭おかしい仕様になっています(褒め言葉)

引用:竜泉寺の湯 スパメッツァ おおたか より

この画像の右側にサウナストーブが4台見えていますが、全部で5台のサウナストーブが並んでおり、10分おきに1台ずつオートロウリュされていくようになっています。各サウナストーブの背後から風が出るようになっているので、オートロウリュされた蒸気が天井伝いになるよう送られてくる仕組みです。

で、10分おきの1台オートロウリュのほか、1時間おきの毎時0分には5台全てがオートロウリュされるという頭のおかしい「ドラゴンロウリュ」が実施されます。
これは本当にどうかしているレベルで、最上段にいると5台分の熱気が届いたとき思わず「ウッ...」となってしまうレベル。

引用:竜泉寺の湯 スパメッツァ おおたか より

ただ、みんなこのドラゴンロウリュを狙っていることもあり、毎時50分のオートロウリュのあとは人がじわじわ増えていき、半ば耐久レースのような様相を呈してきます。
ぶっちゃけドラゴンロウリュ直後はその反動で人がいなくなる一方、室内はちゃんと熱くなっているのでそこを狙った方が色々とコスパ良いのではないかと思ったりします。確かに体験するのは楽しいですけどねあれ。

このドラゴンサウナの他にもセルフロウリュできるサウナがあったり、水温10℃を切る冷たい水風呂があったりと、本当にサウナ中心に作られているなと思う施設です。
が、全体的には昨今ファミリー需要で開発の進む流山の施設ということで、飲食や休憩スペースにも相当力が入っており、ファミリーで1日楽しめるくらいになっています。
料金は土地代が安いのか平日1100円、土日祝で1480円と非常にコスパが高いですね。

サウナに便利なスマートウォッチ

あと、こうやってサウナへ真面目に入るようになってから、コロナによる運動不足を危惧して使い始めたスマートウォッチが思いの外活躍してます。

スマートバンドは1年持たずにお亡くなりになりましたが、今のこいつは1年以上経ってもまだ元気そうです。

そもそもサウナに連れて行っていいのか問題

サウナの話をするとき、大体セットでこのスマートウォッチの話もしますが、そのときやはり聞かれるのは「スマートウォッチってサウナOKなの?」って話です。

 

はい。
ダメです。

 

こういうスマートウォッチの耐久性を調べていると、大体「5ATM対応」っていう話が出てきます。

Amazfit GTS 2 mini は 5 ATM の等級を達成し、水深 50 メートルまでの耐水性を実現しました。そのため、水しぶき、雪、シャワー、水泳に適しています。

引用:Amazfit GTS2 mini より

この5ATMというのは5気圧防水という意味で、水深にすると50mなので相当強そうですが、これはそーっと50mの位置までもっていっても大丈夫という意味なので、バシャバシャする前提ならプールの水泳が関の山、といった感じの生活防水等級です。

じゃあ温度に関してはどうかというと、

温水シャワーを浴びる際やサウナに行くときは、ウォッチを取り外してください。蒸気が多すぎることによりシール部分の密閉性に影響し、将来的に防水性が低下する可能性があります。

引用:Amazfit GTS2 mini より

と明記されているくらいなのでまあ壊れても知らんよという注意書きがある使い方です。

が、割といけるらしい

...という正論を読んで買ったわけなので、そりゃだめでしょうよということで当初はサウナや入浴時には外してたんですが、これまた友人がApple Watchをしれっとサウナに付けていっていた(本人曰く年単位で)のを見て、意外といけるんだなと知りました。

あと数万円するApple Watchはさすがに抵抗あるにせよ、こっちは高々1万円のなんちゃってウォッチだし、Amazfit GTS4 miniが出た今となってはむしろ買い替える口実になっていいのではと思ったほどで、いいかなと思って自分もサウナスマートウォッチャーになりました。

そして便利なサウナ×スマートウォッチ

そうやってスマートウォッチをつけてサウナに入るようにしたところ、色々発見があって便利に使えることがわかりました。

  • サウナに時計がなくても安心
  • 心拍数で体調に応じた時間管理ができる
  • 全体のルーティーンごとに時間目安をもてる

まずすぐに分かるのはサウナ内で時計がなくても大丈夫という話で、サウナによっては砂時計しかなかったり角度的に見づらかったりと困ることがありましたが、自前ウォッチがあれば当然問題になりません。
スマートウォッチにストップウォッチやタイマー機能があるので普通の時計以上に時間管理が楽です。

あとは、スマートウォッチで確実に機能拡張されたのが心拍数の話で、それまで基本的に時間で出ることを考えていたところ、心拍数が見れることでそれも目安になったことです。平常時の心拍数70台に対して、しっかり暖まったときは140前後の心拍数になるのでこのあたりを目指して入ることが多くなりました。

そうやってサウナを出た後、水風呂に入ったり外気浴したりするのもタイマーや心拍数を目安にした動きができるようになったので、自分なりのルーティーンを徹底できるのは個人的にかなりいいなと感じます。

という感じで、今のサウナルーティーンは大体こんな感じでやるようになりました。大体3セットやるサウナタイム含めて、全体入浴時間が90分くらいになることが多いです。

  • サウナ:6分 & 心拍数140前後
  • 水風呂:1分前後
  • 外気浴:5分前後 & 心拍数80前後

サウナ6分は90-95℃くらいでちょうどいい感覚があるので、サウナ温度や湿度、外気温などを交えるとより正確なルーティーンルール決められそう笑

ちなみに現行スマートウォッチの最高峰、Apple Watch Ultraだと水温まで測れるので水風呂のキマり具合についても安定して情報を得ることができますが、さすがに10万円超えのアイテムをサウナのお伴にするのは勇気がいりますね...笑

ととのったことある?

あとサウナの話でよく聞かれるのが、「ととのったことないんですよね~」って話。

話を聞いてみると水風呂苦手だとか、外気浴なりでクールダウンしてないとかあるので、自身の体験踏まえて「とりあえず教科書通りにやってみよう」ということは言っているものの、じゃあそうするとととのうんかいなと言われると正直自分でもよくわからないというのが本音です。

確かに熱いサウナから出て水風呂、外気浴とまわるルーティーンは何らかの爽快感を感じていい気持ちになるからこうやって好き好んで行ってるのは間違いないですが、自分のこの感じが世間一般で言うところの "ととのう" なのかはよくわからないですね。

個人的には、「休日に家を一通り掃除して、コーヒー飲みながら小説読む」ことが気持ちよかったりするので、そういった自分なりのルーティーンを心穏やかに淡々とこなしていることが気持ちよさの源泉なんじゃないかと思うところもあります。

なのでこの手の話題では、「気持ちよくはなっているが、ととのっているかはわからない」って答えてしまいますが、結局のところととのっているんだろうか。気になります。

 

最近では周辺銭湯を攻めてます

そういう感じで、自分の中でのサウナ熱が高まってきたので、最近では自宅周辺の銭湯あたりをサウナ基準で攻めてます。

あまり調べたことなかったですが嬉しいことに近隣にそれなりに色々あって、昨今のサウナブームを意識してか、「2021年サウナリニューアル」みたいなところも結構あって楽しくサウナ巡りができています。

やっぱり最近リニューアルしたところはよく研究されているなと思いますね。(その分サウナ目的だろう人もとても多い)

あと、まだまだ東京のサウナくらいしか真面目な頭で攻めてないので、旅行とセットにしたサウナ巡りなんかもやってみたいところです。なんならサウナシュランのところを順に旅行したい。

 

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ダイエットやってます(5か月目)

5か月目とか言いながら、ところどころレポート間隔が40日くらいになってるところもあるので実際には6か月くらい経過していたりします。(こまけぇこたぁいいんだよ)

前月のおさらい

今月は10月からの1か月、前月はBMI25を切り、肥満体を脱したところでした。まさかまた肥満体に戻っていたり...。さてどうなっているでしょうか。

 

5か月目の成果

それではダイエット5か月が経過した最新の状況はこちら。

08/24-11/20(90日間)の体重推移

かなり動きが大雑把なような気がしますが、一応右肩下がりを継続しているような気がします。

基準日 体重 BMI 体脂肪率 累積成果(kg) 累積成果(%) 目標到達率
05/28 84.5kg 26.67 26.2% 0% 0% 0%
07/05 82.6kg 26.07 25.4% -1.9kg -0.8% 15%
08/13 80.9kg 25.53 24.7% -3.6kg -1.5% 29%
09/17 79.5kg 25.09 23.6% -5.0kg -2.6% 40%
10/15 77.7kg 24.52 23.0% -6.8kg -3.2% 54%
11/20 76.5kg 24.14 22.3% -8.0kg -3.9% 64%

というわけで、開始時からの累積としては-8.0kgの減少となりました。目標は72kgなのであと4kgくらいですね。

見たらわかる通り、さすがに減少のペースが落ちてきているような気がするので、ここから先はもう一段の忍耐が試されそうです。

次なる目標は先月も触れた通り、体脂肪率22%を切って標準域に戻すことですね。見た感じは来月いけそうな感じなので、2023年になるより先に標準マンになりたいところです。

あと、書いてませんが体年齢も34歳になり、実年齢にちょうど追いつきました。
もう少し研鑽を積めば実年齢よりも若くなることでしょう。

ここ1か月の感想

あとはここ1か月の感想ですが、先月の感想欄で「Beat Saberしかやってないので筋トレ再開したい」って話をしてましたが、結局この1か月もBeat Saberオンリーの生活をしてました。

汗自体は出るのでまぁいいかと思ってはいるものの、そのあたりにペースの落ち込みが表れているんでしょうね。うーむ。

血圧測るようにしてみた

あとダイエットと全然関係ないですが、最近血圧を測るようにしてみました。
というのも、毎年の健康診断で血圧を測るんですが、ここ数年1回目の数値が高く出ていて、ちょっと気になっていました。ちょっと高いですねーということで深呼吸などしつつ2回目を測ると通常値になるので医師所見でも特になにもないものの、そういえばうちの父も高血圧だとかで測ってた気がしたので家系なのかなぁ、とか思っていました。とはいえ年1回のこの場でしか測らなかったので実際のところよくわからない感じになっており、ちょっとモヤモヤしたものがありました。

ということもあり、このダイエットで色々なデータをこうやって意識するついでに、血圧も測ってみようと思ったわけです。

意外と難しい血圧の自動記録

そういうわけで血圧を測るとしたとき、せっかくなのでいつものようにGoogle Fitへデータ連携したいと思うわけです。
そう思って色々調べていると、これがなかなか一筋縄ではいかないようで、色々調べた後にオムロンの血圧計を起点としてGoogle Fitに連携するようにしました。

選んだ血圧計はこれ。手首に装着して簡単に測れるタイプです。ちょっとお値段張りますが、まあこの際いいでしょう。

で、あとはここからどうやってGoogle Fitまで連携するかですが、同じ悩みを持った人が記事を書いてたので、それをそのまま活用させてもらいました。

基本的にこれと同じことをしていて、

血圧計 → OMRON Connect → Samsung Health → Health Sync → Google Fit

っていう経路を辿ります。
結構多重になっていんですが、血圧測定したら特に個別の操作を必要とせず、ほとんど時間差なくGoogle Fitまで自動で反映されていくのでとても快適です。

結局のところ血圧はまとも?

という感じで血圧を気軽に測定できる仕組みを作りつつ、基本的に毎日血圧を測るようにしてみたんですが、今のところほとんど正常値が出るようになっているのでまぁ大丈夫なのかなという気持ちです。

とはいえこちらでもやはり1回目は高い数値が出て、深呼吸などして落ち着いて2回目測ると通常値っていうケースもたまにあるので、うーんどうなんだろうと思うところが少しあります。

まあこのあたりもとりあえずモニタリングですね。

 

あともう一息がんばろう

先月折り返しを迎えたこのダイエット企画ですが、当初の予定に比べればやや期間が長くなる見込みです。

とはいえまだ継続して右肩下がりな傾向を維持できているので、時間はかかりつつも開始丸1年まではかからずに目標である72kgに到達できるのではないかと思ったりします。

懸念としてはそろそろ忘年会シーズンになってくるので、そのあたりの暴飲暴食をいかに避けていくかというところですが...そのへんも成り行き次第ですね。

引き続きがんばっていきます。

 

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家電・ガジェット誌ナナメ読み 15号(2022年10月)

さて今月もやっていきましょう。10月ともなれば一足早く冬の到来を感じさせる特集が並んでいました。

家電批評 2022年11月号

まずは家電批評からです。既に配信されていますが12月号は1年の締めくくり的な号になるので、それに比べれば地味な感じです。

印象に残ったアイテム① - スマートメーター

もはや最近なんでもアリになってきたAnkerのスマートメーター
Eufyシリーズでは他にルンバ的なロボット掃除機やスティック掃除機なんかが出ています。

このスマートメーターは体組成計としての機能は優れていて、それでいて7000円くらいというのは魅力的な価格ですが、今のところこれ以外のヘルスケア製品がAnkerにないため、独自な連携性が感じられないのがもうひとつ、って感じでしょうか。
(FitbitやGoogle Fitに連携できるので独自性なんて不要、って考えもあると思いますが)

ヘルスケア系だと手広く持っているオムロンだったり、スマートウォッチがあるXiaomiやHUAWEIなんかがまだ一歩先をいっているという印象です。

印象に残ったアイテム② - マグネット式USBケーブル

USBケーブルで「マグネット」といえばMagSafeのように端子部分がマグネットになっていて脱着しやすいものをイメージしますが、こちらはケーブルそのものがところどころマグネットになっていて、束ねるのはもちろん、机などに沿わせることにも使えるというものです。

やや残念なのはType-Cながら18Wまでしか通してくれないようなので、ややスペック不足な面が否めないところでしょうか。

とはいえ、これが1300円なのは十分安いと思うので、ちょっとした充電スポット作りには使えるかも。

印象に残ったアイテム③ - オーブントースター

家電批評らしくわかりやすい家電製品もひとつ。
今号の中でオーブントースターの比較があったんですが、高級オーブントースター市場を切り開いたバルミューダやそれに追従したアラジンなんかを抑え、この象印のSTAN. が最高得点を獲得していました。

確かにバルミューダほど露骨に高級感・デザイン性にこだわったものではないものの、STAN. シリーズとして一貫したデザインをしていたり、それでいて価格帯も抑えめ(これは1万円代後半くらい)な商品展開なので、なかなか面白いなと思って見ていました。

なかなか興味深かったのはこのSTAN. シリーズに炊飯器がしれっとラインナップされていたことですね。象印にとって炊飯器はブランドを象徴する商品なので、こうした他とまとめたブランディングはしなさそうだったんですが、特別扱いせず仲間に入れていて少し驚きました。

かつて炊飯器ライバルのタイガーが同じようにGRAND Xシリーズとして高価格白物家電ブランドを展開していましたがいつのまにか消えていたので、こちらのSTAN. がどうなるかは見守っていきたいところ。

一言コメント

今月の家電批評は特にどうという感じでもなかったですね。来月の総集編に期待。

 

MONOQLO 2022年12月号

MONOQLOは一足早く12月号です。いつものことですが10月発売で12月号ってどうなんでしょうねほんと。

印象に残ったアイテム① - スマートウォッチ

一般的にスマートウォッチとか書きましたがApple Watchです。

今世代から始めて上位機種となるUltraが展開されました。いわゆるアスリートモデルで、単体GPS動作や-20℃~55℃までの動作温度を誇り、高機能&タフなモデルとなっています。

ただ唯一にして最大の難点はその価格で、なんと10万円超えの12万円。
無印のApple Watchですら高かったのにその倍以上とはなかなか恐れ入ります。

で、なんでこれが印象に残ったかというと、ひょっこり出てきたサバンナ高橋のサウナ特集で、「水風呂の温度が簡単に測れるサウナアイテム」として紹介されていたからです。
確かにスイマー/ダイバー向け機能として水深や水温を測る機能があり、水風呂の温度が測れるのはいいと思いつつ、この高級品をサウナにつけていくにはなかなか勇気のいるアイテムですね笑

そもそも、サウナ室内は動作温度を優に超えるので誌面として紹介するのはどうなんだと思う気がしないでもない...。(とはいえ意外と壊れないですけどね)

印象に残ったアイテム② - ネックヒーター

続いては絶妙な面白さを提供してくれるドウシシャのネックヒーター。要するにヒーターで温かくなるマフラーです。

ヒーターの駆動には専用のモバイルバッテリーを使い、最大20時間駆動するそうな。
首だけでなく腰に巻くことでお腹ヒーターとしても使えるとか。
カイロとかをガンガン使っていく人にはありがたいのかも...?

身体を温めるならベストヒーターでいい気もしますが、果たして。

印象に残ったアイテム③ - 各種掃除用品

これらがそれぞれどうということではないんですが、もうすぐ年末でお掃除シーズンが近づいてきたなーと思いだしたので印象に残りました。

おそらく今月後半にはAmazonブラックフライデーセールがあるので、そのタイミングでこういう消耗品を買い揃えるといいでしょうね。今のうちにほしい物リストを作っておきましょう。

一言コメント

Apple Watch Ultraは確かにいいなと思ってしまったものの、水温測るのに12万円はちょっと...笑

次の世代で中華ウォッチあたりについてこないかな。

GoodsPress 2022年11月号

傑作モノが見れるらしい。期待。

印象に残ったアイテム① - メガネ型スピーカー

以前も触れたような気がしますがメガネ型スピーカーです。

一応普通のメガネフレームとして度入りレンズにも対応できるようですが、メガネフレームに3万円というのはやや勇気が必要ですね。あとレンズを入れてもらう際にフレーム持ち込みだと各社標準額までの補償しかないと思うのでそれも含めて悩みどころ。

あとそもそもスピーカーとしてどれくらいの実力があるんだろうか。割とそこだけが気になる。

印象に残ったアイテム② - 折り畳みスマホ

意外と頑張り続けているサムスンの折り畳みスマホたち。上下開きのFlipと左右開きのFoldがありますが、便利なんでしょうかねこいつら。

引用:サムスンが「Galaxy Z Flip4」を発表、バッテリー容量がアップした新モデル(ケータイWatch) より

個人的には往年の折り畳みガラケー以来であろうこの背面ディスプレイにぐっとくるものがある。

...けどポケットから取り出して使うのに開く必要があるのか?と言われるとあまりイメージが湧かないなぁ。他社もこのタイプに追従はしてないし、どういう層や優位性を狙ってるのか真面目に気になる。

印象に残ったアイテム③ - ビール

最後は赤いパッケージが印象的だったキリンのSPRING VALLEYの新作です。

昔はコクのある黒ビールが好きだったんですが、最近はこういった白ビールが好きになってきたので期待して飲んでみたいと思います。

ちなみに缶ビールのメジャーブランドの中では個人的にエビス派なんですが、期間限定でオレンジが売ってるんですね。プレミアムメルツェン。

これも気になる。

一言コメント

よなよなエールをはじめとした少量生産のクラフトビールが流行りですが、大手メーカーもそういった味わいに進出してきているので、今やコンビニやスーパーに行くだけでもなかなか楽しいですね。

今号タイトル「傑作モノ」とあったものの、あまりそれらしきものが印象に残らなかった。年末に期待しましょう。

先月買ったアイテムレビュー

元々このナナメ読み企画で紹介したものを買って翌月レビューってのを考えていましたが、なかなかそういうのもないので単に先月買ったものに条件を弱めて紹介したいと思います。

★★★★★ シャワーヘッド

4年ほど前に買ったお風呂のシャワーヘッドがそろそろ老朽化してきたので新しいものを買いました。

個人的にシャワーヘッドに求めるものは、

  • 水流切り替え(広/狭)
  • 水圧
  • 手元ストップ

を考えていて、それを満たすものを探したところこれが見つかりました。お値段3000円くらいでリーズナブル。

ウチの水栓は元々が水流少なめなのでこれくらい目の小さいものじゃないと水圧で満足できないので、機能と合わせて意外と当てはまるものがなかった感じでした。
レビューとかを見てると、逆に強すぎてイマイチって場合もあるようですね。こればっかりは相性でしょう。

あと加えて、こいつは首の角度を調整できるタイプなので、シャワーホルダーに固定して座って使うときにもシャワーの角度を変えられる優れモノでした。

シャワーヘッドの交換って考えたことない人もいるかと思いますが、地味に毎日使うものなので投資して損はないと思っています。ヘッドを回して交換するだけなので工具いらずな点もいいですね。
一応水流が細くなることから各メーカーが標準でつけているようなシャワーヘッドに比べれば節水になるので投資回収も見込めますが、今のシャワーヘッド次第なのでまあオマケ程度に期待してください。

というわけで★5の大満足アイテムとしてオススメの一品です。

 

まとめ

今月は各誌で冬の到来を感じさせるアイテム紹介が多かったです。

分かりやすいのは寝具やヒーターといった暖かアイテムとか、年末の大掃除を見越した掃除用品あたりでした。
シーズン系のものはこうして本格的にみんなが欲しがる前に誌面紹介されるので、これを見て瞬時に買いに走るのが品切れなんかに悩まされない秘訣でもあります。

が、少し触れたようにもうすぐAmazonブラックフライデーセールなど、各社が年末セールを展開してくるのでそこまで待つというのも手です。
その場合、数量限定を逃すのが一番悲しいので、「セールが始まったらすぐに買うリスト」を作っておくなど準備しておくといいでしょう。

それでは次回はそんな年末セールがいくらか終わっているであろう12月頭にお会いしましょう。

 

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最近ポーカーはじめた話とゲームの好みの話

たまに日記を書くといいもんだという気持ちになったので書いていきます。

ポーカー歴2か月弱の人

事の発端は1か月ほど前、9月上旬に友人とポーカーをやってみたことです。

ポーカーといったとき、皆さんはどんなルールを思い浮かべるでしょうか。ワンペア、ツーペア、スリーカード、...、5枚の組み合わせで勝負する基本形はいいにしても、プレイヤーごとに5枚のカードが配られるタイプをイメージする人が多いのではないでしょうか。
僕もポーカーといえばこのタイプでしたが、この1人5枚のタイプはドローポーカーと呼ばれるもので、19世紀中盤に確立されたものです。

テキサスホールデムというポーカー

で、今回「ポーカーやってみた」と言っているのは別のタイプ、1人2枚を持って5枚の場札と組み合わせて戦う、テキサスホールデムというタイプのポーカーです。
映画好きの人であれば、007カジノ・ロワイヤルでプレイされているアレ、というとイメージがつくかもしれません。

はじめてこの映画を見たとき、大まかに言ってこれがポーカーであって、手札+場札で役を作ることは理解できましたが、どうもそれまでの手順(ベットラウンド)がわからないなーと思って見ていました。

ポーカーは "ブラフゲーム" ?

自分にとってのポーカーはこの映画の印象が強く、ストーリー的な分かりやすさから作中では特にブラフに焦点を当ててポーカーが描かれていたことをよく覚えています。

一応、敵役であるル・シッフルの説明の際に「数学の天才でポーカーに強い」っていうコメントがあるんですが、「なんで数学がポーカーの強みなんだ?」という印象を持っていました。

そこの謎は今回解けることにはなりますが、そこが繋がっていなかったこともあり、「ポーカーは運とブラフで戦うゲームなのだ」という印象が強く、自分の興味を強く引くものではありませんでした。

ポーカーとは「統計のゲーム」だったのだ

今回改めて、ポーカーを勧めてくれた友人のアドバイスを受けつつ、テキサスホールデムのルールを正しく知ってプレイしてみたんですが、そのことや後で学んだことを合わせて、元々持っていた「運とブラフで戦うゲーム」という印象が間違いだったと理解できました。(もちろんその側面はあるんですが、それが全てではないという話)

1回の勝負で確実に勝つ方法はないが...

ポーカーの勝負は最終的に手札を使った役の勝負であって、役が入るかどうかは確かに運でしかないことになります。従って、1回1回の勝負を勝つための方法は上手い人であっても素人であっても確実なものはなく、勝ったり負けたり、ということが普通にあり得ます。

とはいえ、上手い人というか、このゲームを運以外でも見ている人からすると、1回1回の勝負で「正しい手順」「妥当な判断」によって、長期的には勝つ可能性が高いプレイをすることができます。
もちろん、いくら正しい手順をとったからと言って、1回1回を必ず勝てないのは言った通りですが、100回200回と繰り返すことによって徐々に差がついてくる、そういう勝ち方は可能なゲームだということです。

手札の2枚でそれなりに勝負が決まる

細かい理屈を書き始めると無限に長くなってしまうので細かいことを省くと、「自分の手札で勝負した時の勝率を統計的に理解しよう」というのが第一歩になってきます。

配られる手札は2枚なのでそれなりに種類がありますが、実質的に考えるべきは実は以下の13×13=169通りです。

引用:ポーカーの勝率は?スターティングハンド表を覚えてプリフロップを完全攻略しよう より

全169マスのうち、各マスに書いてあるのがその他全ての手札に対する勝率です。
ちょっと考え方が難しいですが、例えばA/Aの組み合わせを手札に持った場合、場にどんな5枚が落ちたとしても1対1の勝負なら85%は勝てるというのが左上のマスに85%と書いてある意味です。

なお、ポーカーでは5枚の絵柄(スート)が揃うフラッシュの役があるため、配られた2枚の絵柄が同じスーテッドの組み合わせのほうが強いことになります。
例えば、A/Kの組み合わせであっても絵柄の違うAKoと絵柄の同じAKsは勝率がやや異なります。

テキサスホールデムを理解する上では、この「場にどんな5枚が落ちたとしても○%勝てる」という考えが非常に重要になります。

ノリで賭けると長期的には負ける

上の表を見て、左上の組み合わせが強いことは提示されるまでもなく、直感的にわかりますが、肌色とかグレーの中途半端な手札がきたとき、つい「ノリで勝負してしまう」ことはないでしょうか。さらには、「勝率が40%しかないのに、リターン2.5倍未満の勝負をしてしまう」ことはないでしょうか。

簡単な話として、100ドル賭けて勝てば250ドル貰える勝負があったとき、勝率40%だと統計的にはトントンの勝負です。この勝負のリターン2.5倍というのは、勝率40%(=2/5)の逆数(=5/2)と一致しているからです。
しかし、この勝負に買って200ドルしか貰えないと大変です。リターンが2倍しかなく、勝率40%ではどんどん損をすることになります。

ポーカーで勝負していると、事はここまで単純かつ明快じゃないので気づきませんが、ノリで勝負していると往々にして「今の状況(≒勝率)に対して賭けすぎている」ということが起こってしまいます。
そういった戦い方を続け、短期的に運良く勝っていたとしても、長期的にはもちろん負けるわけなので、こういうことをしないことが「長期的には勝つ可能性が高いプレイ」に繋がります。

というわけで、こういった統計的な手札の把握、さらには確率を踏まえた正しい賭け方を瞬時に計算・判断できるという意味で、007において「数学の天才」と「ポーカーの強さ」がリンクする説明になっていたというわけです。

とはいえブラフもあるので奥深い

ただ、「統計的に正しいプレイだけが正しいわけではない」という面もまたあるのがポーカーの奥深いところです。
先ほど説明した通り、強いときに勝負して、弱いときに勝負しない、ということだけをやっていると、相手に強さが筒抜けになってしまうので、ある程度はブラフを織り交ぜること、つまり「統計的に正しくないプレイをすることが正しい」面もあります。

このあたりのさじ加減がプレイの醍醐味ではあるものの、やっぱり上手い人と長くやっているとどうしてもそういうさじ加減というテクニックでじわじわと負けていくことがわかるので、「運とブラフだけのゲーム」というわけではなく、テクニックがむしろ重要なゲームなんだということを実感できるようになってきました。

ポーカーを好きになれそうな自分

こういった学び直しと発見を通じて、改めて自分のゲームの好みというものを思い知らされました。

自分のゲームの好みとして、スマブラとかモンハンとか、瞬間的なプレイングスキルが求められるものは意外とNGなんですよね。
このあたりは、そもそも自分の反射神経やセンスの問題でその手のゲームが得意ではないっていうことが大きく、自然体でプレイしたときの成功体験の乏しさからあまりのめり込むものではありませんでした。

一方で、そういった瞬間的なプレイングスキルが求められないターン性のゲームだったり、一定の手順で成果を上げることができる再現性・学習性の高いゲームなんかが好みに入っています。後者のゲームで代表的なのは今年久しぶりにがっつりプレイしたELDEN RINGなんかがそうですね。死んで考えて覚えて繰り返すタイプのゲーム。

ゲームから得たいのは「自分の成長実感」

そういったゲームの好みを振り返るに、自分がゲームから得たいものは「自分の成長実感」なんだなと思いました。
もっと具体的に言えば、自分の頭で考えて、やり直して練習して、そしてその成果がちゃんと現れること。

かつて好きなゲームとしてシミュレーションゲームAge of Empiresの話をしましたが、これもある意味その類で、一定のランダム性(初期配置)は否定できないものの、基本的には手順による再現性の高いゲームで、頭で考えて練習によって強くなる側面が非常に強いゲームです。

改めて読み返しましたが、メタルギアソリッドなんかも手順と再現のゲームですね。DARK SOULSのところでも

デモンズソウルと同様の初見殺し満載の難易度設計でありつつも、やはり死にながら強くなるというゲームの醍醐味の中で攻略していく楽しみは健在です。

と書いている通り、いろいろ考えてやり直して成長していくゲームが好きだと改めて思います。

もしかするとポーカーもそのひとつ

そういった好みを考えたとき、このポーカーもそれにあたるような気がしました。
確かに絶対的な勝ち筋があるわけではないものの、このゲームの特性を考えて、繰り返しプレイしていく中で、自分が正しくできていれば徐々に成果が表れてくるというのが自分の性に合っているなと思います。

まだやっぱり勉強し切れていない部分や、実際の勝負の中でリアルタイムに正しい判断ができない部分が多いのでまだまだだなと思う一方で、やはり考えたら考えただけ、勉強したら勉強しただけ強くなれる実感もあるので、これもまた自分の成長を感じることができるゲームです。

今後ポーカーがさらに市民権を得ていく...?

ポーカーはトランプを使ったテーブルゲームですが、テーブルゲームという意味では囲碁や将棋、麻雀なんかと広義には同じカテゴリに入ります。

娯楽として挙げる人の人数を数えると少ない部類かもしれませんが、e-Sportsの隆盛や、世界的なポーカー熱の高まり、さらには日本という国におけるカジノ産業の立ち上がりを見据えると、今後さらにポーカーが盛り上がっていくことが予想されます。

単純にゲームとして性に合っていることもありつつ、今後そうやってさらにポーカーが盛り上がっていくことを思うと、界隈の発展を見守ることができるいいタイミングなんではないかと思ったりしました。

皆さんも興味があったらぜひポーカーをやってみてください。

 

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たまに観たくなる映画

このところ全然普通の日記を書いてなかったので久しぶりに。

映画は結構好きなほう

コロナ禍ですっかり映画館に足を運ばなくなってしまいましたが、自称する分には映画好きだと思ってます。

今でこそVODが充実してるので手は止まりましたが、家に映画のBlu-rayが100本以上あったりします。

そんな昔取った杵柄的なところもあり、ふと「あの映画また観たいな」と思うものがあるので、特にジャンル指定することなく思いついたものを3本ほど挙げてみます。

アバター

2009年:ジェームズ・キャメロン監督

まず初めにジェームズ・キャメロン監督のSF大作、アバターから。

アバターが公開されたとき自分は大学生で、もちろん劇場へ3Dで観に行きましたが、当時あまりの美しさに「アバター」なる概念が語られるほど驚きのある作品でした。
そうした衝撃はもちろん日本だけでなく世界的なものとなり、それまでジェームズ・キャメロンが自ら保有していたタイタニックによる世界興行収入記録をこのアバターによって再び塗り替えるほどでした。
(この記録は2019年のアベンジャーズ/エンドゲームに抜かれるまで継続)

この映画の魅力はやはり全体的な世界観の美しさで、冒頭の世界観説明を兼ねて森の調査をしているところはなかなか引き込まれるものがあります。
加えて、ストーリー的な本筋として描かれる、終盤のホームツリーを巡って人間側が派手な重火器をドンパチするところ、一時窮地に追い込まれるもののパンドラ生物を総動員して反撃を仕掛ける大規模戦闘のシーンは10年以上経った今見てもワクワクするところです。あとなんだかんだトルークはかっこいい。

また観たいなシーン

が、この映画に関して「また観たいな」と思うシーンは中盤でグレイス博士らの科学者チームがヘリを奪って基地を逃れる際、悪役である大佐が逃げるヘリに咄嗟の攻撃をするべく基地の非常ハッチから出るとき、「Mask on!」って言うシーンがなぜかとても頭に残っています。
ここの「Mask」における "a" の "ae" っぽい発音が好き。

アバターの続編がやってくる

あと、知ってる人は少ない気がしますが、実はこのアバター続編の構想があります。

2009年公開で大ヒットを記録した後、2010年の段階でアバター2や3といった続編の存在が公式に語られていました。
もちろん、今現在でアバター2すら公開されておらず、延期に次ぐ延期という状態ではありますが、

と、2016年に改めて公式的にアナウンスされ、この時点ではなんと続編が4本あると明言されています。

また、こういった動きの傍らで2009年に更新し、2019年に追い抜かれた世界興行収入1位の記録が、2021年に中国国内で再びアバターが上演されたことでなんと再び歴代1位の座に返り咲くという珍事も発生しました。

こういった記録を持つアバターではあるので、1作目の記録を塗り替えられるかはさておき、相応のヒット作になるであろうことを思えば、続編の動きがあるのも当然だと思います。

そしてついに2022年12月公開:Avatar: The Way of Water

そんな出る出る詐欺を続けてきたアバター続編ですが、ついにこの2022年12月16日に『Avatar: The Way of Water』が公開されます。

こうして20世紀Foxの公式ページもあるくらいなのでさすがに本当みたい。

Avatar: The Way of Water

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 』は、第1作目から約10年後の惑星パンドラでのジェイクとネイティリの子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた・・・。ジェームズ・キャメロンが前作から実に13年もの時間、全精力を傾け続け、自ら創造した物語の舞台“惑星パンドラ”の世界で想像もつかない圧倒的な物語を構築。映像技術も飛躍的に進化させ、映画館だけが可能にする、今人類が創作可能な最高の映像体験を約束!

キャスト
ゾーイ・サルダナ, サム・ワーシントン, シガーニー・ウィーバー

ということで1作目の10年後が舞台のようです。

キャストの名前に挙がっているのは1作目でのネイティリ、ジェイク、グレイス博士なのでおそらく主要キャストがそのまま続投するみたいですね。ストーリー的にも、現実的にも10年後くらいなので違和感なく見られそうです。

が、グレイス博士は1作目の最後で死んでしまっているので一体どういう...?という気はしますが、まぁこの世界もスターウォーズみたく霊体と交信できたりしそうなのでどうにでもなりそうです。
ちなみにWikipediaによると、ネイティリの矢が刺さって死んだと思われた大佐も続編で出演予定があるとか。霊体になりそうなタイプではないので、割と半サイボーグくらいで普通に生きてるのかな。Mask on!しなくていいカラダになってそう。

うーん、しかしこれは楽しみ!これはコロナ以降で初の映画館復帰しちゃおうかな。

 

シン・ゴジラ

2016年:庵野秀明総監督

続いては2016年のシン・ゴジラです。

世界的な興行成績としては振るわなかったものの、やはり独特のストーリー構成は日本人にとって面白く見られるところが多く、自分としても非常に好きな作品です。

ゴジラコンテンツは平成ゴジラで一度絶頂を迎え、その後のミレニアムシリーズでゆるやかに衰退し、途中海外で魔改造されたりしましたが、これが久しぶりの日本ゴジラ作品となっていました。
シン・ゴジラの特徴は色々ありつつ、過去作との対比で言えば「敵の怪獣が存在しない」ということが挙げられます。なので、基本的には人間 vs ゴジラという、シリーズ1作目のような「なんだこいつは?!」というところから始まっており、そういった作中でのゴジラ認識をリブートする様も新鮮でした。

日本人としてウケる点の1つに、「ゴジラを現実的に受け止めるとどういう動きになるか」というものがあり、「鳥獣駆除」とか「防衛出動」とか、現実に存在する概念を照らし合わせるところは刺さる人には大いに刺さったところでしょう。

また観たいなシーン

で、こちらの「また観たいな」シーンですが、これもこれで謎の残り方で、物語中盤で2度目の上陸を果たした際、武蔵小杉~二子玉川自衛隊が迎撃を試みるタバ作戦のシーンがあります。
ここで色々な武器による攻撃が加えられるわけですが、榴弾砲で攻撃する際に、

「弾着10秒、8、7、6、5、4、3…」
「だんちゃーく、いま!」

っていう、実際の自衛隊でも言うとされるセリフのシーンをよく覚えています。
当時ツイッターで流れてきましたが、軍事クラスタの人が喜んでたのが印象的。

あとは、物語終盤、最後のゴジラ凍結作戦である「ヤシオリ作戦」の説明を受けるシーンで、

「“ゴジラ凍結作戦”も子供っぽいですから、“ヤシオリ作戦”としましょう。」
「分かりました。作戦の運用は5段階、朝霞で詳細に詰めてあります。」
「仮設架線と軌条の復旧作業、隊員による車両の遠隔操作の訓練と爆薬の設置作業も終了しています。」
「後は、実行のみです。」
「ありがとうございます。」
「礼はいりません。仕事ですから。」

っていうやりとりがあるんですが、この最後の「礼はいりません。仕事ですから。」っていう返しが好きですね。拾い物ツイートですが本当にこの感じです。

作中の世界観の中で言えば全くの未知であり、既に都心を単身で焼き払うほどの武力(?)を誇るゴジラに対しての作戦であり、誰もが異常事態という意識の中でやっているはずでありつつも、自衛隊の実質的な長としてさらっと「仕事ですから。」と言ってのける意識がすごくぐっときました。

國村は、財前を演じるにあたっての役作りにも言及した。「『礼は要りません。仕事ですから』というセリフがあるんですが、そこから(財前の)全体のイメージを作っていきました。自分の立場を自覚していて、そういうことを自然に言う人なんだと」と回想。

と、統合幕僚長を演じた國村さん自身も象徴的なセリフとして挙げられているので、非常に重要な場面であったんだと思われます。

ナイト&デイ

2010年:ジェームズ・マンゴールド監督

前の2作に比べるとぐっと知名度が下がるナイト&デイですが、トム・クルーズキャメロン・ディアスが好きな自分としては非常に好きな作品です。

トム・クルーズはこの作品でも例に漏れず、謎に包まれたスパイ(でも陽気なイケメン)役をしていて、一般人のキャメロン・ディアスが偶然巻き込まれていくアクションコメディ的な映画です。

同時期に、謎の多い男女でストーリーが進行する『ツーリスト』っていうジョニー・デップ&アンジェリーナ・ジョリーの映画があり、興行的にはこっちのほうがウケてたんですが、個人的には圧倒的にナイト&デイのほうが好きですね。
(元々はツーリストにトム・クルーズが出演する予定だったらしいので、その場合はどうだったかというのはちょっと気になりますが。)

また観たいなシーン

このストーリーにおいて、一般人であるキャメロン・ディアス視点では、前半はトム・クルーズに誘拐されているような認識で進むため、キャメロン・ディアスが車から降ろして!と騒ぐシーンがあります。
トム・クルーズとしては、彼女の命を守るべく一緒に連れてきているだけですが、そんなに言うならということで一度車から降ろす流れになります。

その際、改めて最後に自分と一緒にいたほうが安全だということを伝えるべく、

「With me, without me.」
「With me!...without,」

っていう手を上下させながら諭すシーンがあり、ここが特に好きです。ちょうど予告編(1:26付近)に入ってました。

で、このシーンはラストシーンの伏線になっていて、色々あったあとハッピーエンドを迎えるわけですが、二人が再会したシーンで今度はキャメロン・ディアスのほうから「私と一緒にいたほうがいい」という意味合いで、

「With me, without me.」
「With me, without me.」

と自慢げな表情で同じことをやり返し、それに対してトム・クルーズが嬉しそうに

With you.

って返すのがなんともオシャレだな~~~って当時劇場で萌えてました。

 

また観たいな映画はもっとある

なんとなく思い立ってこんな内容で書きましたが、やっぱりこんなテンションでまた観たいな~と思う映画は他にもいっぱいありますね。

挙げはじめたらキリがないというのはありますが、そうそう積みあがるものではないので、またそのうちに次の3本をアピールしていきたいと思います。

皆さんもふと観たくなる映画があったらぜひ教えてください。

 

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