好きなものと、好きじゃないもの
モノの好き嫌いってありますよね。今日はそういう話です。
好きなもの
僕には好きなものがあります。
このブログでの最初の記事はそんな記事でした。
今考えると頭おかしいなこの人...。第一声で仕組みの考察って大丈夫か😇
「好きなことはなんですか?」
「はい、仕組みの考察です!」
「うわぁ...」
まぁ、それでも、好きなものは好きなので仕方ない❗😤
好きじゃないもの
その反対に、好きじゃないものも当然あります。
より正確に言えば、「積極的に否定したいわけではないが、少なくとも自分から近寄ることはない」っていうものです。
その代表格としては
- アップル製品
- 楽天経済圏
があったりします。
すみません、宗教上の理由で・・・
アップルはiPhone、楽天経済圏は楽天カードなど、どう考えても便利なものがたくさんあるんですが、どうにも好きになれないんですよね~。
人から聞かれるときも「すみません、宗教上の理由でちょっと・・・」みたいな言い方をネタでしてますけど、不合理だとわかっていても、仕方ない😂
でもよく考えてみたら、これらが好きになれないのは、それと並列に位置付けられるものをより、強く好んでいるってことなんだろうなと書きながら思いました。
アップル vs ソニー
先ほど挙げた好きなものシリーズの2番目がソニー製品の話でした。重症ですね。
「ほ、ほう...好きなことが仕組みの考察か...。じゃあ他には何か?」
「はい、ソニー製品です!」
「うわぁ...」
詳しくはここに書いてる通りですが、とにかくソニーが好きでして。
黒物家電を中心に、色々とソニーの家電がありますが、製品として存在するカテゴリのものは大体持ってるんじゃないかなぁ...と思います。
今でこそ一眼はミラーレス機で覇権を取ったソニーですが、一昔前のレフ機はまぁ散々でした。そんな頃でもソニーのレフ機を選んだ僕は相当なソニー愛を持っていると思います。(何の話だ)
そんな感じで、ソニーと並べられることが多いアップル製品にはどうしても手が出づらく、そんな自分を理由付けするのが宗教上の理由ってわけです。
スピリチュアルなところを除いて言うならば、アップルは体験重視、ソニーは機能重視なところでしょうか。最近はソニーもExperienceみたいなところは重視していますが、比較厨としてはスペックで横並びにしたときの最強感にどうしても好感してしまいます🤤
あとは、デザイン的な志向ですが、白基調になることが多いアップルより、黒基調になることが多いソニーのほうが好きだったりします。
ほらこの感じ...と言おうとしたけどアップルもそれなりに黒が入ってきてますね...。おやおや。
楽天ポイント vs dポイント
そこまで苛烈にやっているわけではありませんが、それなりにポイ活をやっています。最近はもっぱらdポイントを日興フロッギーで全額株にしているのでよくわかるんですが、1年間で10万ポイントくらいは集めているようでした。
そんなポイ活において大事なのは、どのポイントを集めるかです。もちろん、最適を追い求めてとにかくポイントというものを集める無差別級なムーブもありますが、大体はポイントを集約すると思うので、ポイント選びは大事です。
そしてそのポイント選びに向けては、普段の生活との関わりが大事だと思っていますが、それを思ったときに楽天ポイントの中核を担う楽天市場がどうにも好きになれなかったのが割と決定的でした。とにかくUIが好きになれない...。
ポイ活で、どの総合ネットショップを使うかって話はよく出てきますが、そんな感じで僕はnot 楽天派、Yes Amazon派だったので、その流れでdポイントが優勢になりました。
Amazon自体は共通ポイントに手を出しておらず、独自ポイントではありますが、キャンペーンとか決済の組み合わせを考えると、今のところdポイントが親和性高いと思っているところです。
あとは格安SIMのお得さは重々理解しつつも、ドコモ回線を持ち続けてついにahamoで罪悪感の解消に成功したので、キャリアとしてのドコモ厨なところもポイント選択には大いに関係していると思います。ahamoにして結びつきは弱くなりましたが、やはりドコモユーザのクレカ選択にはdカード優勢ですし。
なぜ好きじゃないのか?
そういった「宗教上の理由で手を出さないもの」がいくつかあるわけですが、こういう価値観ってどうやって形成されたのかなっていうのがふと気になりました。
気がついたら好きになっていた
改めてこうした好きかどうかの感覚をいつから持っていたのか、遡って考えていくわけですが、遡ったところで何か衝撃的なイベントがあったわけではないんですよね。
なんとなくその存在を認知し、「気づいたら好きになっていた」ケースなんだと思いました。トゥン💕🥺
ソニーの例では、元々家がやんわりとソニー推しだったこともあり、「ソニー is グッド」な価値観が形成されていったんだと思いますが、そういう価値観が作られていく中でも大学生時代にデジカメを買ったりする中で「自らソニーを選んだ」っていう体験は大きい気がしています。
ドコモの例にしたって、元々親に買ってもらった携帯がドコモ回線だったというだけで、そこに好きに繋がる決定的な理由はなかったんですが、ユーザとして使っていく中で「端末ラインナップの好み」であったり「広告戦略のノリ」みたいなものは3キャリアの中で一番好感を持っていて、普通にしてても好きになっていただろうという感覚があります。派手さはないですが、落ち着いていて誠実な印象とか、そんな感じ。(当然ながら個人の感想です)
そういった感じで、気づいたら好きになっていたものがこれらですが、後から何かが入ってくるときに、そういった好きである前提が割と強めに働いているのかなーと思いました。新しいものに手が伸びるタイプではありますが、既に持っているものへの現状維持バイアスはけっこう強いほうなんだろうと思います。
"選んでいる" 実感
あと、これはアップル製品への印象として顕著なんですが、個人的には多様性のない領域ってあまり好きではないです。洗練するとか、機能美を追い求めるとかで最終的にバリエーションが収斂するのはわからなくもないですが、あの選ぶ余地がない感じはちょっといただけないですね。
このあたりは物事の比較が好きな特徴(?)が割と現れている気がします。
そういった点では、海千山千なAndroid界隈があり、その中からXperiaを選んでいるという感覚も僕の「好き」には大事なところです。
しかしもはや選ぶ実感は消えた・・・
と、ここまで「選べる、選んでいるのが大事」みたいなもっともらしいことを書いてきましたが、現状はその全く逆であることに気づきました。
さっきも少し言いましたが、「現状維持バイアス」が多分強いんですよね。
そうなるとどうなるかというと、最初の1手は多様性の中から色々比較して、それこそ合理的な選択をするんですが、2手目以降はそういった実績が現状維持バイアスが働き、他の選択がかなり取りづらなっているような気がしました。実際に黒物家電なんて、もちろん比較はするものの「ソニー製がなければ他を考える」くらいの実態に近いですからね...。
例えば、先日発表されたAQUOS R6なんかは、「1インチセンサー搭載」っていう初モノで、かなりいい印象を持っていました。こいつがあったらスマホとは別に持ち歩いているコンデジいらないですしね。多分。"イイモノ" の可能性が大いにあります。
でもこれを見たときに思ってしまったんですよ。
「これがソニー製だったらなぁ...🙄」
って。
当時何も思いませんでしたが、こうやって書いているとビビりますね。この強烈な現状維持バイアスに。
本来論で考えれば、イイモノは買えばいいんですよ。メーカーがどうとか関係なく。
「機能比較していいものだったらメーカーにこだわらず買う」みたいなことは、スマートバンドのときに考えてたはずなんですが、それは新規アイテムの場合に限った話だったとは...。
一応ここにWena 3っていうソニー製高機能スマートバンドの選択肢があるなかで買わずにいますが、もしこれがAmazfit Bandみたいな簡易機能のバンドだったら多分迷わず買ってたと思います。多分値段も2倍までなら許容したでしょう。
悲しいけど、でもこれが自分なのよね
改めてこう書いてみて、なんだか自分が意固地なカタブツのような気がしてきましたが、まぁ、仕方ない。これが自分なんです😇
確かに今や怪しげな宗教に取り憑かれているようなところはありますが、誰に強制とか矯正されたわけでもなく、間違いなく自分で選び取った価値観だと思うので、この価値観を愛しながらうまく生きていきたいと思います😌
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