タイトルのまんまです。財布を一時的になくしてました。
- あれ、お財布がない...。
- 財布なくても大阪行けるんだ...
- あれ、マジでないのでは...
- これはくそめんどくさいでござるぅ~
- 財布、財布じゃないか!
- 財布に潜む大いなる脆弱性
- 実際必要なものは何か?
- おわりに
懺悔をかねて、この心を供養します。
あれ、お財布がない...。
気づいたのは7/1(木)のお昼ごろでした。
この日は仕事で大阪出張に行っており、いつもの土地じゃないことからお昼時に財布を持っていこうとしたときでした。あれ、お財布がない...。
最悪会社の人に借りようということでご飯を食べに言ったところ、キャッシュレス対応だったので特に問題なくお昼を乗り切りました。
こちらがそのときのツイート。こ、困ってないんだからね感。
お昼ごはんのタイミングで財布を持ってきてないことに気づいた出張民。
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年7月1日
なお困らない模様。
この時点では、
- カバンに入っていると思った財布がない
- しかし、朝のカバン整理で一時的に出してそのままの可能性あり
- あるいは、土日で小さいカバンに移してそのまま
という認識で、まだ無くしたという決定的な認識は持っていません。
この時点で確実に財布を使った記憶があるのは6/27の日曜日、そう、キャッシュレス非対応の天一に行った時でした。
昨日植え付けられた天一病に誘われてやってきました🤤 pic.twitter.com/rEv5KTCoC5
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年6月27日
うまそうですねぇ...😋(そういう文脈ではない)
財布なくても大阪行けるんだ...
無くした意識がないこともあり、この日考えてたことはのほほんとした緊張感皆無なものです。
改めて思ったのは「財布がなくても大阪に行けてしまう」ということです。
電車で数駅のそのへんに行くならまだしも、約500kmも離れた大阪へ財布を持たずに行ったのはこれが初めてでした。
確かにEX-ICで普通に乗れてしまうし、お土産を買うにもSuicaやらiDやらで困りません。そいつらの後ろにはクレジットカードが控えているわけなので、高額決済でなければ手持ち不足になることもないですしね。
ちなみに大阪帰りのテンプレ、551の肉まんはしっかり買って帰りました。あと新大阪駅で不意に見つけた堂島ロール。これはマジでうまい。
大阪出張でゲットした堂島ロールを食す🤤 pic.twitter.com/O0l4eRfNEM
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年7月3日
食べたのは大学生以来だから10年以上ぶり...。ゴクリ。
あれ、マジでないのでは...
そんな楽しく愉快な大阪出張から帰った翌日、たいした危機感もなく出勤準備をしながら、財布が行方不明だったことをのんきに思い出しました。
個人的にそれであってほしかった天一に行ったカバンを開けてみると...ない。
あれ、マジでないのでは...😇
しかしここであれこれ探していては会社に遅刻する。とりあえず出社しよう、そういうことにしました。
そうしていつも通りの電車に乗り込んでガタンゴトンしていましたが、心の中で対応を一段深刻に見つめ直しました。
- 思い返せば確実に記憶にあるのは6/30(水)の午後、会社の自席で財布を手にとっていた
- つまり会社用カバンの中にあるはずだった
- そこから7/1(木)のお昼までに行方をくらましたことになる
- その間の行動は「会社からの電車帰宅」「松屋で牛丼」「出張先への新幹線移動」の3つ
- スられた可能性は一応否定できない
ということになります。
スられた可能性が否定できない、これは困りました。仮にスられているとすれば一刻も早くカードの停止手続きなどを行うべき事案です。
これはくそめんどくさいでござるぅ~
そこから危機管理の頭に少し切り替えます。
改めて財布の中に入っていたものを整理すると、
- 現金
- キャッシュカード×2
- クレジットカード×4
- 健康保険証
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- その他ポイントカード等
といった感じでした。はい、役満どころかトリプル役満くらいありますね。
この中で最も厄介なのはマイナンバーカードです。今や最強の証明書となり、これひとつあればネット口座の開設なんてチョチョイのチョイです。
(実際には本人限定受取郵便などで住所の検証が行われますが)
とにかく危険だということで、マイナンバーカードの停止と再発行の手続きをググりはじめました。
この記事にいい感じにまとまっていますが、
- マイナンバー側に停止申請する
- 警察に遺失届を出す
- 遺失届をもって役所で再発行手続きを行う(新規発行と同じ手続き)
という流れです。新規発行ということなのでまたあの1ヶ月お預けプレイをしなければならないことに...。Oh...。
身分証明書を再発行するための身分証明書がない
そして問題がもう1つ。
「再発行するための身分証明ができない」
ということです。
列挙したものに健康保険証と運転免許証があることからわかるように、本人確認書類が根こそぎ失われている状態にあります。アホか。
引っ越したりしたときも似た状況になりますが、その時は住民票からはじめたりしますよね。その住民票を発行するための本人確認書類がない...。オワタ...。
パスポート、パスポートじゃないか!
しかしこの問題はなんとかなりました。パスポートが家に眠っていたのです。
パスポートを財布に入れるほど酔狂な人間ではありませんから、こいつは無事でした。
パスポートも立派な本人確認書類の1つですから、ここからマイナンバーカードを復旧させ、色々な手続きを進められることがわかりました。ただし1ヶ月以上かかりますが。死ぬでしょ😇
まだ、まだなくなったと決まったわけでは...
と、ここまで色々調べて暗い展望が見えた中でも、まだポロッと出てくる希望を捨ててはいません。
一応手持ちのカード類は使ったらスマホに通知がくるようになっていて、この時点でまだそういう通知もなかったのでまだ確定的ではないという考えでした。
最後に見たのが会社の自席ですから、少なくとも自席を見てから判断しよう、うんそうしよう。
というわけで、会社に着いてから自席へと急ぎました。
財布、財布じゃないか!
そして自席にたどり着き、いつもカバンを置いている机の下を覗き込みました。
自席に着くや否や、机の下に潜り込む社員にはさぞ驚いたことでしょう。
すると、そこには冷たくなった財布ちゃんが一人寂しく救助を待っているところでした。かわいそうに...。
そう、結局どういうことだったかというと、
- 財布は会社カバンに入っていた
- 6/30(水)に自席で一度財布を取り出し、カバンに戻した
- ...つもりだったのだが、戻しにミスってそのまま床に転落した
のが真相だったようです。
財布に潜む大いなる脆弱性
結果的に、発見当日のガタンゴトンタイムでかなり焦りを感じたものの、実害的には何もなく財布ちゃんに再会することができました。
しかし、改めて痛感したのが「財布にモノを入れすぎ」ということでした。
結論から言えばパスポートがあったのでなんとか復旧可能だったのですが、なんでもかんでも入れておくのはよくないですね。いざというとき手持ちがなくて困る、みたいなデメリットは僅かに、極めて僅かにあるのですが、今回のハラハラに比べればそんなデメリットはないも同然です。
実は5年前にも似たようなことがあった
今回のなくしたかも騒動の中で少し思い返していたのが、5年ほど前にも一時的に財布を見失ったことがあったということです。
その時は旅行中の新幹線で座席前方の網ポケットに入れたまま(パンフレットの裏側に滑り込んでいたこともあり)忘れて下車してしまったことがありました。
このときは記憶としてハッキリしており、使用記憶からも数時間で気づいたためすぐ駅の遺失物センターで所在を確認することができていました。
とは言うものの、当時も似たように色々なものを入れていて、同じように反省した記憶がありました。
今回と違うのはまだスマホがほとんどキャッシュレスの機能を獲得していなかったこと、マイナンバーカードをまだ持っていなかったことなどありましたが、あのとき深く反省してしっかり財布の整理を行っていれば今回こんなにそわそわしなくてもよかったなぁ、という反省です。(5年ぶり2度目)
実際必要なものは何か?
というわけで今回こそは真面目に財布の見直しをしますが、結局のところ何が必要かというと、
- 現金
- キャッシュカード1枚
- デビットカード1枚(キャッシュカード兼用)
- 健康保険証
こうしようと思いました。
もはや財布の存在意義なんて現金持ち運び用だったりしますが、現金チャージができるようにという観点でキャッシュカードは持つとして、あとは念のためカードも。
実際にはソニー銀行のSony Bank WALLETなので、どちらも兼用で1枚で済みますし、カード利用もATM利用も即時通知が入り、アプリから自分でロックもできるのでセキュリティ的にも頼もしいです。
あとは微妙なところですが健康保険証。急な体調不良で病院に行くこともあると思いますのでこれは利便性のため一応入れておきます。
本人確認書類の1つではありますが、顔写真がないことから2点セットになることが多いので、これ単独ではまあいいだろうというのもあります。
あとは念の為、現物を見ないとわからない情報のため、こいつらの情報を書いたメモを自宅に残しておくことにします。
おわりに
結果的に何もなかったとはいえ、なかなかエキサイティングな危機管理トレーニングになりました。
ヒヤリハットの法則からすれば、こうしたヒヤリの先に重大な事故が隠れているはずなので、今度こそ野放しにせず、リスク回避や低減などでしっかり対策していくことにします。
(こうなると一番脆弱というかダメージが大きいのはスマホだと思いますが...)
一番わかりやすいのはAirTagみたいなトラッキングデバイスの導入ですが、どうしたものか。
皆さんも、大事なものの危機管理には重々お気をつけください。
お読みいただきありがとうございました!
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