なんとなく音楽サブスクに思いを馳せた。
- いつから使い始めただろうか音楽サブスク
- 音楽サブスクを使い始めるまで
- SONY:Music Unlimited(2015年1月~、980円/月)
- Google:Google Play Music(2015年11月~、980円/月)
- Amazon:Music Unlimited(2018年06月~、780円/月)
- Amazon:Prime Music(2018年12月~、0円/月)
- Spotify:Spotify Premium(2021年6月~、980円/月)
- 音楽っていいものだ
いつから使い始めただろうか音楽サブスク
今現在Spotifyを使っているものの、思えば数年単位でサービスを変えてきたのでそのあたりを振り返ってみたい。
音楽サブスクを使い始めるまで
音楽サブスクの話をする前に、サービスに頼るまでの話を少しだけしておきましょう。
自分で意識的に音楽を聴くようになったのは中学校くらいからでしたが、その頃はまだパソコンや家のコンポで聞くのがメインでした。
今はもうスマホ + Bluetoothスピーカーくらいの構成で事足りますが、昔はCD + コンポってのが鉄板の組み合わせでしたね。そしてCDもレンタルがメインで、MDにダビングしたりしていました。今思うととてもめんどくさい儀式でしたねぇ。
外で音楽を聴くように
高校生になると、通学途中に音楽を聴くようになります。時期的にはギリギリmp3プレイヤーが実用的になり、iPodが市場を席巻する前くらい。
そんな折、CreativeのZen Microを使っていました。自分以外で使っている人を見たことがない。
128MBくらいのメモリプレイヤーが多い中で、5GBのマイクロドライブを搭載し、かなりの大容量でした。高校3年間をこいつで過ごし、大学生のタイミングで後継機のZenに移行しました。
クレジットカードサイズながらこいつが容量16GB。このあたりから容量で悩むことはほぼなくなっていきます。
時代はスマホへ
しかし、専用の音楽プレイヤーとしてはこいつが最後になり、これ以降はスマホが音楽プレイヤーを兼ねるようになります。
あぁ、Xperia Z、ふつくしい...。
Xperiaなんて新機種のアップデートなんてせずにこのXperia Zの中身をアップデートしていってくれればいいのにと今でも思います。それくらい美しい端末でした。
音楽プレイヤーがスマホと一体化したことで、以降は通信サービスとの融合が進んでいくことになります。これが2013年くらいか。
SONY:Music Unlimited(2015年1月~、980円/月)
初の音楽サブスクとなったのが知る人ぞ知るソニーの音楽サブスク、Music Unlimitedでした。メールを見ると2015年1月に契約しています。
この当時はまだ今ほど音楽サブスクの知名度がなく、そして国内アーティストでほとんどサブスク解禁されている人がいなかったので、契約者はあまり多くありませんでした。
とはいえ、当時から海外勢は充実していましたし、クラシック系なら不足感もなかったので初めて「気ままに音楽を漁る」体験をする中で中々楽しく使えていたように思います。
しかし、そんな楽しさもつかの間、利用開始からわずか22日でサービス終了のお知らせが届きます。ワオ。
このたび、グローバルでのサービス提供形態の変更に伴い、クラウドベースの 定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」は2015年3月29日をもって終了いたします。 サービス終了後は、プリインストールされている機器やモバイルアプリケーションを含む、 全ての機器上において本サービスがご利用いただけなくなります。
おやおや。
というわけで、初の音楽サブスクは3か月足らずの利用に終わりました。
Google:Google Play Music(2015年11月~、980円/月)
続く2代目はGoogle Play Musicでした。
先代のSony Music Unlimitedは「グローバルでのサービス提供形態の変更」という名目で、海外で強いSpotifyと提携を行い、海外においてはPlaystation Musicサービスを展開するとされていました。
そうであればお膝元の日本でもサービス提供されるやろと思っていたのですが、半年待ってもアナウンスがなく、諦めかけていたところにちょうどこのGoogle Play Musicが上陸してきます。
早期申し込みでやや安かったこともあってか、メール記録によると2015年11月からGoogle Play Musicを使うようになっていました。
Google Play Musicも今やYouTube Musicに取って代わられましたが、クラウドストリーミングで音楽を聴けるのは当然として、自らクラウドにアップロードした音楽までストリーミングして聞けるのが強みでした。未だにこの特徴は他のサービスには中々実装されないですね。(膨大なストレージが必要なので相当な体力が要ります)
もうこの頃になると、海外勢は一通り出そろっていて、あとは国内勢の出方次第という感じでした。B'z好きではありますが、それらはローカルで揃っていたので、あとはあるものを楽しむというスタイルでしたね。
Amazon:Music Unlimited(2018年06月~、780円/月)
次に使うようになったのはAmazonのMusic Unlimitedです。
Music Unlimitedといえばソニーのあいつと同じ名前、あぁっ、悲しい...。などと思いながらも、プライム会員でお値段優遇があったので、Google Play Musicから切り替えた格好です。
ラインナップは相変わらず大差ないところですが、Google Play MusicはアプリのUIがどうも好きになれなかったので、まだマシなAmazonのMusic Unlimitedに移って値段的にもUX的にもよかったかなと思います。
Amazon:Prime Music(2018年12月~、0円/月)
しかしそんなAmazon Music Unlimitedも6か月ほどで解約してしまいます。
ストリーミングで聞き放題とはいえ、このときは7GB制限真っ盛りの通信事情だったため、思い思いに聴くという感じはなく、事前にダウンロードしてオフラインで聞くような使い方がメインでした。
そうなったとき、ほとんど固定的な音楽しか、それもサービスに頼っていないB'zを主に聴いていたこともあり、「これもうサービスいらんな」として手放すことにしました。
一応プライム会員は続いていたので、BGM程度では困らないPrime Musicは残っており、まぁこれでいいかという気持ちになったこともあります。
Spotify:Spotify Premium(2021年6月~、980円/月)
そこから2年半が経った先月、2021年6月に再度Spotifyを契約しました。
きっかけとなったのはコロナ禍の中で音楽をまた意識的に聴くようになったこと、4月からスマホの契約プランをahamoに変更し、通信量に余裕が出たことでした。
ahamo化以前でもコロナ禍による在宅勤務で外出頻度が減り、通信のほとんどをWi-Fiで行うようになったことから、通信量に余裕できており、そこから場所を気にせずPrime Musicで自由に音楽を物色し始めたことが体験としての大きな違いになりました。
そこから4月にahamo化して20GB/月の余裕が出たために、これはもうもっとたっぷり使っていいのではないかという思いが芽生えることになります。
そして極めつけはB'zのサブスク解禁で、これでもう国内アーティスト含めて聞けないものはないと言えるレベルになってきたので、もうサービスに全部任せてしまおうという気持ちになったわけです。
ところでなぜSpotifyに?
さて、この流れでサブスク再開するのはいいとして、じゃあなんでSpotifyなんだという話になります。
実際に検討したのは以下の4つくらいですが、総評としてはこんな感じです。
- Apple Music:宗教上の理由でNG
- Amazon Music Unlimited:なぜかB'z未配信なのでNG
- YouTube Music Premium:UXが嫌いだったのでNG
- Spotify:アプリの感じが好きで、プレイリスト機能が好感できる
結局のところアプリを触った感じと、プレイリスト周りの充実度がこの4つの中では最も好感できました。
YouTube Music Premiumは実質的にYouTube Premiumと一体で使うことになる点で魅力的だったのですが、いかんせんアプリのUXが壊滅的に嫌いでした。
YouTubeと一体化していることもあり、どこの馬の骨ともわからない音源が検索に交じってくるのがどうにも性に合わず、ほとんど門前払いに近い形でNGになっています。
Spotifyの〇〇 Radioプレイリストはちょうどいい
という感じでSpotifyを使うようになって1ヶ月ほどになりますが、よく比較で出てきますがプレイリスト機能がいいですね。この辺はNetflixなんかと同じですが、使うほどに自分にマッチする結果が出るようになり、もうズブズブな感じになっていくんだろうなという気がしています。今更だけどSpotify株でも買おうかな。
仮にそうした学習を前提にしなくても、個々のアーティストごとに〇〇 Radioっていうプレイリストがあるんですが、「概ね〇〇の曲を聴きたいんだけど、他の曲もたまには聴きたい」みたいな感じにピッタリで、そのアーティストのテイストに合わせた曲を混ぜ込んだプレイリストになっています。
そのアーティストをがっつり聞きたければ固有のプレイリストを聞けばいいし、なんとなく他の曲にも出会いたければRadio系プレイリストを選ぶとよいって使い分けがしっくりきています。
聴き放題サービスだからこそ音楽との出会いを大切にしたいと思っている一方で、無制限に拡大したいわけではないのでちょうどいい距離感だと思って使ってます。
音楽っていいものだ
Spotifyを再度契約したことにより、聴く再び音楽の幅が広がっていますが、特に最近の流行り曲を聴く中では色々と発見があります。
その最たる例はYOASOBIみたいな電子楽器を多用するアーティストですが、そうした電子楽器の特殊な雰囲気も最近のノイズキャンセリングヘッドホンなどで作られた静寂の中で聴くと、なかなか変わった味わいがありますね。
まだまだこの音楽と出会える生活になって1ヶ月くらいしか経っていませんが、再び月1000円を音楽に支出するこの生活にとても満足しています。
これからどんな音楽に出会えるのか楽しみっていうのもありますし、通信量を気にしない生活の中で、自身の視聴体験自体がどう変わっていくのかという点でも楽しみがあります。
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!