はい、ガジェットレビューです。
いよいよ買ってしまった独立型イヤホン。その実力やいかに。
SONY WF-1000XM4
今回手に入れたのはこちらです。SONYのWF-1000XM4。
ククク…ついにきたか…😎 pic.twitter.com/BcS4eckler
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年7月16日
型番から分かる通り、WFで始まる左右独立型イヤホンの第4世代です。
第4世代品が出ること自体は不思議なことではありませんでしたが、左右独立型はそこまで注目しておらず、特段新モデルを意識していたわけではありませんでした。
が、先月の発表で知ったあと、様々なニュースソースを見ながらすっかり欲しくなってしまいました。
堕ちていく人の姿
こちらが関連ツイートの最初。6月9日。
めっちゃちっちゃくなってる…。いいなぁ…、いいなぁ…。
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年6月9日
🤔🤔🤔
ソニー、WF-1000XM4 発表 ハイレゾ級の音質で防滴・Qi対応 https://t.co/ACEjhvrOEg @engadgetjpから
レビューを読み漁る人のツイート。これはもうだめやね。6月10日。
うーん、ほしい…🙄
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年6月10日
一言で言えば「最高」だけど。新しいノイキャン完全ワイヤレスイヤホン「ソニー WF-1000XM4」の音質を詳しく語ってみる | ギズモード・ジャパン https://t.co/GScalkNO9L
だめですね。6月11日。
WF-1000XM4の登場により、Chromebook手に入れるくらいならこっち買ったほうがええやん的な思考になりつつある。
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年6月10日
そしてこの心を冷静に正当化するべくこんな記事で心を落ち着けてしまう。6月13日。
そして6月19日にゴールインです。
今日視聴&予約してきました🙄🙄🙄
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年6月19日
ソニー、完全ワイヤレスNCイヤホン「WF-1000XM4」の製品供給に遅れ https://t.co/5okdK4gFzN @kakakucomから
発売自体は6月25日でしたが、このタイミングではもう品薄になっていたので発売から遅れること4週間でようやく手にしたわけです。
あれ、あのヘッドホンは...
当然これが初のイヤホン/ヘッドホンではないので、先代が存在します。こちら。
同じくSONYのノイズキャンセリングシリーズのオーバーヘッド型ヘッドホン、WH-1000XM4です。こちらも第4世代ということで性能的には同等と言っていいでしょう。
この記事を見てもらうとわかるように、これを買うのにはそれなりに悩みがありました。しかし、今回またあっという間に次のイヤホンを買ってしまったのには理由があります。
あと全然そんなつもりはありませんでしたが、耳をすっぽり覆ってくれるので、冬のこの寒い時期には防寒具としての効果も大きいです。
(つまり夏は...という気も...🤮)
そう、オーバーヘッド型は夏暑いのです。
思って見れば、外での常用イヤホン/ヘッドホンとしてこういったオーバーヘッド型を選んだのは地味に初めてでした。基本はカナル型を選んできていたので、オーバーヘッド型が実際にどれくらい暑いのか、それを甘く見ていた感があります。
こうした感覚でさすがにやばいのでは...と思ったのがこの6月ですが、確かに今月に入ってからはなかなかキツイものがありました。梅雨で気温が抑えられていましたが、気温25℃を超えて外で活動しているともうだめでしたね。
関東ではまさに今日梅雨明けし、そんな中オーバーヘッド型で通勤してたわけですが、冷房の効いている電車内以外ではもはや音楽を聴くのを諦めてしまっていました。おお、もう...😇
なので、音質が、機能が悪いわけではなかったんです...ただ、夏が、夏がだめだったんです...🥺
さて開封してみよう
まずは開封からですが、最近のサステナビリティの流れを受けてかとてもコンパクトなパッケージになっています。
これだけだとサイズ感が微妙ですが、厚みを別にすればちょうどトランプくらいのサイズですね。
で、こいつを開けるとさらにコンパクトなケースと本体がでてきます。
WH-1000XM4兄貴と並べてやるとそのコンパクトさが際立ちます。
手触りは兄貴と同じくマットでしっとりした高級感があります。
ロゴのカラーリングなんかも同じ...かと思いきや、WF-1000XM4では赤みが抜けて素直なゴールドに見えますね。
視聴感とか
それでは実際に装着して試してみましょう。
遮音性が高いぞ
こいつ自体、ノイズキャンセリングが売りになっているのでそういう遮音性はあるのですが、それ以前にカナル型イヤホンとしての遮音性自体がなかなかのものでした。
最初つけてみたとき、「ほー、なかなかのノイズキャンセリングじゃん」と思っていたんですが、タッチセンサーにタッチしたとき
「ノイズキャンセリング、オン」
って言いだして(つまりそれまではオフだった)、さらに静かになったのが驚きでした。
このあたりは付属のノイズアイソレーションイヤーピースによるところが大きいんでしょうね。
こいつの質感はなかなか独特で、指でつまむとそのように潰れる、いわゆる低反発まくらみたいな素材です。なので、耳に突っ込むと耳にぴったりフィットして遮音性を高めてくれる、そういう仕組みのようです。
元々カナル型がそうですが、耳の中でぴったりするこの感じには好き嫌いがあるでしょうね。ただそれだけに得るものは確かにあるように思いました。
耳のフィット感については純正のアプリを使って3種のイヤーピースから最適なものを選択できるので、ちょっと手間ですが最初に測定するとよいでしょう。僕は測定の結果、標準のMでよいようでした。
デジタルミュージック向きな印象
実際に音を聴いてみた感想ですが、
- 音作りはWH-1000XM4と似ている
- カナル型なので頭の中で鳴っている感じが強い
- 楽器ごとの解像感は高い気がする
って感じでした。
楽器ごとの解像感が高いことから、電子楽器の多いデジタル音源を聴くとなかなか面白いです。サカナクションとかYOASOBIとか、その辺は顕著ですね。
ボーカルの中高音がそこそこなのは相変わらずですが、高音がクッキリしているので久保田利伸なんかを聴いているとリズムの面白さがよく感じられます。
逆にクラシックみたいな全体の調和を楽しむような音楽だとクッキリしすぎてやや違和感、って感じでしょうか。ピアノとかはいいんですが、オーケストラはWH-1000XM4のほうが好きな聞こえ方でした。
実用シーンを考えるとこれでいいか
とはいえ、このあたりの視聴感は深夜の静かな自室で聴いたものなので、実際通勤中などに聴いた場合とはまた違った聞こえ方をするでしょう。
カナル型のWF-1000XM4に関していえば、元々の遮音性が高いので聞こえ方にさほど違いはないと思いますが、オーバーヘッド型のWH-1000XM4に関しては外音の影響を受けやすくて結構違いが出てきそうです。
(それを緩和するのがノイズキャンセリングですが、元々の遮音性が違うのでWF-1000XM4優位な気がします)
実際に常用してからの感想はまた1ヶ月くらいしたら書こうかと思います。
しばらくはこの2台体制か
元々の発端としてはイヤーマフみたいなオーバーヘッド型ヘッドホンが暑くてたまらないというところでしたが、冬は冬で寒くなるので、しばらくは夏と冬で入れ替えて使うような生活になりそうです。
気候的な使い分けの他にも、バッテリー持ちは大分違いがあるので連続使用時間の観点とか、周囲の環境に依存した考え方など、この2種類をどう使っていくかは整理したほうがよさそうに思いました。
とりあえずはファーストインプレッションだけですが今日はこのへんで。
今のところは満足度高い感じがしています。次回は果たして...🙄
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