たくなくの雑記帳

思ったことを書き留める雑記帳

今週のお題「好きなスポーツ」

久しぶりの今週のお題。どれどれ。

今週のお題「好きなスポーツ」

ということで今週のお題は「好きなスポーツ」だそうです。ムムム。

基本的に僕はインドアな人間なので、定期的にスポーツする習慣がなく、学生時代も文化系(合唱)だったので好きなスポーツと言われるとなかなか厳しいものがあります。

 

しかし、しかしそれが今週のお題だと言うなら渡ってみましょうこの橋を!(ガタッ)

 

中学時代は卓球部

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先ほど「学生時代は文化系」という話をしましたが、唯一中学時代は卓球部でした。なんで卓球部に入ろうと思ったかはよく覚えてないですが、なんか運動な苦手な人間でもやっていけるのではないかとかそういう感じだった気がします。

ちなみに僕が中学に入学したのが2000年ですが、その時はジャンプでテニスの王子様が連載していた頃で、テニス部が大いに人気でした。学年200人のうち、40人がテニス部で、団体戦のレギュラーになるのが難しいことはもちろん、そもそもテニスコートで打つ機会もなかなか難しいという有様です。大変だなーと思った記憶があります。

 

で、じゃあ卓球が好きなのかと言われるとそれもまた微妙で、中学校全体的に部活には真面目な校風だったのでそれなりに練習がしんどく、先生も厳しかったのであまり前向きに取り組めてはいなかったような気がします。
ただ、今になって思いますが、大した部活手当も出ない中で平日は放課後の2時間、休日も午前中の3時間をしっかり見てくれていた顧問の先生を思うと、もっと前向きにやればよかったなと思います。三重県の真ん中くらいにある中学校でしたが、静岡県まで先生カーで練習試合に連れて行ってもらったこと、今思うと本当にすごいことだと思いました。

「親の心子知らず」とは言うものの、M先生ありがとうございます。

でも趣味としては好き

そんな気持ちで卓球に出会ったものなので、あまりいい気持ちではなかったんですが、大人になってみると娯楽としての卓球はいいもんですね。普通に生きていてテニスコートに出会うことはありませんが、卓球台は意外にあるので、そのときに勝ち負けとかそういうもの関係なく遊ぶ卓球は素直に楽しいと思えました。

今はeスポーツとしてのVR卓球ゲームなんかもあり、中学校時代の動きを思い出しながらまた最近卓球を楽しんでいます。

あと水谷選手と同世代

つい先日までオリンピックでしたが、卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷選手と同世代です。1コ下にあたるので僕が中2のとき水谷選手が中1でした。

水谷選手は静岡県でしたが、三重県卓球の上位大会である東海大会が静岡を含んでいたので、県を隔てていましたが三重県で、それも1学年下であってもその名前が聞こえてくるほど当時から有名でした。

平成15年度第25回東海中学校総合体育大会
成績一覧(個人の部)
卓球(男子) 第1位 水谷隼 磐田城山 静岡

水谷選手の経歴を見ていると、出身中学としては強豪校である青森山田中学の名前が出ることが多いですが、中2で転校しているので中1時点では磐田城山中の生徒でした。

その翌年は青森山田中学として全国大会のシングルスで優勝しています。すごい。

 

中2で名前を耳にした当時は「すごいやつがいるもんだ」と思う程度でしたが、ロンドンオリンピックのとき代表に「水谷」の名前を見て思い出しました。その後、リオで史上初のシングルスでメダルを獲得し、今回混合ダブルスで金メダル。

本当に一時期だけ、それも単に同じ時間軸で生きていただけですが、水谷選手の活躍は見ていて本当に嬉しく感じました。
今回引退となって少し寂しい気持ちもありますが、これまでずっと卓球に打ち込んできたその生きざまに、本当に敬意を表します。大変お疲れ様でした。

あと体操は見るのが好き

あともう1つスポーツの話をするとすれば、見るだけとはいえ体操が特別に好きです。安直な話ですがこれは漫画の影響です。ガンバ!Fly high

1994年から連載されていたサンデーの漫画ですが、多分兄が読んでいたのか、家にあったのを読み始めたのがきっかけです。

読み始めたときは確か22巻まで揃っていて、それ以降は自分で買ってたのを覚えています。23巻の発売が1999年2月みたいですね。

しっかり作られた少年漫画

少年漫画といえば友情・努力・勝利に象徴される美徳がありますが、このガンバ!Fly highにおいてもそれが存分に詰まっています。

スポーツ漫画といえば強敵との対戦がありますが、体操は基本的に審査のスポーツなので、直接的にやり合うということはありません。
しかしながら、そこのところも上手くストーリーにまとまっていて、中学1年生の主人公が高校、大学と成長していく様と一緒に描かれています。こちらは最終巻の1ページ。

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引用:ガンバ!Fly high 第34巻 より

 くぅー、泣ける。また読も。

現実とリンクするクライマックス

この漫画は全34巻で完結していますが、最終話がサンデー本誌で掲載されたのが2000年10月4日発売の第45号でした。
最後のストーリーはシドニーオリンピックが舞台となっていますが、正に掲載の2か月前が現実でもシドニーオリンピックが開催されていた時期でした。
1994年からの6年間で中1の主人公が大学生になっていくこと、そして最後のシドニーオリンピックが現実に開催されていることなど、リアルタイムな読者にとって、本当にリアルタイムに時間が流れていく作品でした。

さっきの卓球は少し遅れてオリンピックに注目していましたが、体操に関してはシドニーの頃から熱を持って見ていたのを覚えています。

 

漫画のストーリーとは違う内容でしたが、2004年のアテネでは男子団体で金メダルになるなど、ここから体操がぐっと盛り上がっていったのが印象的でした。

内村選手の原点

そしてこの漫画、ガンバ!Fly highですが、オリンピック個人総合2連覇の内村選手をして原点だと言わしめた作品らしいです。

それがこちら、NHKの「ぼくらはマンガで強くなった」より。動画はさすがに見つかりませんでしたが、とても詳しいので内容はばっちりわかります。
(全9回のレポにまとまっていますが、画像ベースなのでスイスイ読めて、ガンバ製作の裏話的なのもあってとっても面白いです)

この内村選手は1989年1月生まれなので、ガンバを読んでいた時期が僕とほぼ同じの小学校~中学校くらいのもので、実際に体操をやっていた内村選手としてどれだけ刺激を受けたことか、本当に大袈裟なものではなくこの漫画が金メダリストを育てた側面がそれなりにあるんだろうなと思います。

ちなみに、このガンバの連載当時は難易度Eが最高でしたが、今はその上のF/G/H/I難度が新設されています。内村選手の鉄棒技、ブレットシュナイダーがH難度ですね。
ガンバのクライマックスで主人公が「伸身ゲイロード1回ひねり」という技を成功させ、E難度までしかない当時をしてG難度級と評されていました。
2021年現在でまだ成功した人はいないようですが、実際に練習している人はいるようで、現実のものになる日も近いかも?というのがまたワクワクします。

ちなみにそんな内村選手プロデュースの体操漫画があるらしい

今回初めて知りましたが、ガンバの作者である菊田洋之さんと内村選手による体操漫画「THE SHOWMAN」がサンデーで連載されていたそうです。

6年続いたガンバには及びませんが、2018年から2020年まで、東京オリンピックをクライマックスとしたストーリーになっているようです。読んでみよう。

 

思いのほかいっぱいかけた

スポーツやらない人間でもいっぱい書けるんですね。自分を褒めたいです。

 

それにしても、スポーツ選手のキャリアを考えると20代の10年ってほんとに大事なんだなと改めて思いました。水谷選手にせよ、内村選手にせよ、その10年の集大成として実績をもって最後のオリンピックに臨んでいるわけですが、自分と同い年かそれくらいの人がオリンピックで活躍しているのを見られるのは自分にとって当たり前ですが今だけなんですよね。

卓球は少し遅れて見るようになりましたが、その輝かしい歴史が紡がれていく瞬間を目の当たりにできたことは、本当に運のいいことだと思いました。

これからも卓球や体操を特別な目で見つづけていくとは思いますが、この2選手のことはその中でも特に思い入れ深いレジェンドとして、この先ずっと心に刻んでいくんだと思います。

 

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