続け!戦士たち!Beat Saberの元へ行こう!
今回はOculus Quest 2の故障対応のお話。
突然動かなくなったOculus右コントローラ
対応中だったので特に触れてもいませんでしたが、遡ること1ヶ月半ほどの7月下旬、いつものようにOculus Quest 2でBeat Saberでビートを刻んでいました。
「Beat Saber?なんやそれは?」と思われた方はこちらをご覧ください。エキサイティングです。
そしてまた翌日、よっしゃ今日もやったるかと思ってOculus Quest 2を起動したところ、なんということでしょう、右コントローラが反応しません。
いえ、正確に言えば、一定の加速度を常に認識し、画面右下へスゥーと降り続ける動きをしているようでした。
気持ちはさながら、バイオハザード2の終盤で落下するエイダを見送るレオンの気持ちです。(伝わらない人はごめんなさい)
まだ慌てるような時間じゃない
というわけでトラブルシューティングのはじまりです。
トラブルシューティングに大事なのは事実と推論を使い分けること、そして焦らない気持ちです。
そう、まだ慌てるような時間じゃない。
まずは電池交換だ
Oculus Quest 2はじめ、センサーで動く類のものにおいてバッテリー電圧は重要です。一定以下になると動作不良を起こしたり、スイッチが入ったり入らなかったりなど、不安定にもなったりします。なのでここは落ち着いて電池交換からです。
スチャ。
...うん、だめだね。状況変わらず。次。
ちなみにOculus Quest 2のコントローラは電池電圧にシビアなので、白いeneloopだとちゃんと動かず、電圧の高い黒いeneloopだとちゃんと動きます。一眼のストロボ用に黒loopを使ってたのでちょうどよかった。
もちろん、充電じゃない普通のアルカリ乾電池なんかを使えば問題ないですが、継続的に使うものなので充電池のほうがなんだかんだ楽だなーと思っています。
次はコントローラの再ペアリング
こうなるとどうやらダメらしいということもあり、真面目にググり始めます。そうするとOculus公式のこんなページが見つかりました。
簡単にまとめると、
- スマホアプリからコントローラのペアリングを削除
- そしてコントローラボタン長押し等で再ペアリング
ということでしたが、やはりその通りにやっても特に状況に変わりがありません。うぬぬ。
かくなる上はアレだ
そうなるともうアレです。本体初期化です。
昨今は全てOculusストアからソフトを買っていますので、特に初期化して面倒なことはあまりありません。
強いて言うならBeat Saberなんかのローカルスコアがリセットされてしまうくらい。くぅー。
しかしそんなことを言っていても、肝心のBeat Saber自体が起動できないのであればそんな記録なんてないも同然です。選択の余地なし。さらば。
...。
ポチポチ。
あかん。やはり右コントローラが認識されていない。終わりじゃ😇
助けて、サポートえもーん!
というわけで、観念してサポートに問い合わせを投げました。
ちょっとサポートリンクを探すのに手間取りましたが、あとはフォームに従って助けを求めていきます。
この辺の流れは、こちらの方とほぼ同じでした。というか症状もよく似てますね。
現在の症状
電源が切れた時点の加速度を維持した状態でコントローラーの認識が移動していく、電源が入ると元に戻るがすぐに電源が切れてしまうため再び移動していってしまう
サポートえもんとのやりとり
サポート問い合わせに関しては公式でも1-2営業日以内を謳っており、やりとりはその通りにスムーズでした。
この手のやりとりは基本的にサポートページの内容を一通り案内して、それでもダメな場合に個別対応することになるので、「電池交換」「再ペアリング」「本体リセット」がダメなことを確認し、結果としてメーカー返送/チェックにまわることになりました。
そうしたやりとりを見越して、初手の問い合わせに順を追って全部書いておいたんですがそれでも1発ではダメでした。まぁ、このへんは心を無にして儀式を進めましょう。
たのもう、FedEx!
その手のやりとりを済ませると、最終的に「FedExを使って香港のここに送ってくれ!」みたいな話になってきます。
FedExに渡す送り状みたいなものはメールでもらえるので、それを渡すとこちらには送料負担がなくなる仕組みです。家にプリンタと手ごろな空箱があってよかった。
で、問題はFedExの集荷のところで、サポートからは「ここに電話してFedExに集荷依頼してね」って言われますが、まぁつながらないつながらない。
時期的なものもあるのかもしれませんが、自動音声のたらいまわしの末にオペレータ待ちにたどり着き、そこから5分くらい待ってもなお繋がらなかったので諦めました。
じゃあどうするんだと言うと、これはメールにも書いてありますが、 fedex.com でアカウントを作ると電話に頼ることなく集荷依頼ができます。1回かぎりだから電話でいいかと思った僕が悪かったですすみません。
FedExの現場担当から見てOculusの返送がちゃんと伝わるのか不安でしたが、
- ~1kgの集荷
- 発送先は香港
- 備考欄にOculusアカウント番号記載(サポートから指定あり)
というような指定で集荷依頼をしたら普通に対応ができました。
送り状みたいなやつが3枚要るんですが、それ含めて集荷時に「えーと送り状が3枚、...ありますね!」と認識してくれてたので安心して送り出せました。
ありがとう、FedExのお兄ちゃん。
コントローラ君の旅
そこからは待つだけです。
- 東京都から発送して2週間でOculusから到着メール
- 到着メールから1週間でOculusから返送
- 返送から2日で到着
という感じでした。
そもそもFedExに引き渡してから2週間もどんぶらこしてるとは思いませんでしたが、それも含めてメールくれるのはよかったですね。
戻ってきた。黄泉の国から戦士たちが帰ってきた。
というわけで、故障から1ヶ月半ほど経って再びBeat Saberに興じることができるようになりました。
今回は1ヶ月半ほどかかりましたが、実質2週間ほど手元に置きっぱなしだったので、スムーズにやれば1ヶ月ほどで最初のサポート問い合わせから一連の対応を終えられると思います。
1回やってしまえばなんだこんなものか、ではありますが、FedExの集荷は初めてだったので電話依頼のところなど、少し手間取りました。
先人からのアドバイスとしては、仮に1度しか使わないとしても、FedExの集荷依頼は圧倒的にインターネット受付をオススメします。
久しぶりに刻むビートの味
そうして1ヶ月半ぶりにBeat Saberに興じたわけですが、やはりそれまで2月から約半年にわたって毎日やっていたところ、1ヶ月半のブランクが空いてしまったので、なかなか違和感がありました。
確かに体の動きはそこまで忘れていないのでプレイはできるんですが、息の上がり方にかなりの衰えを感じますね...。ハァハァ。でも楽しい。
いきなりそれまで通りのEXPERTなんかをプレイしたこともあると思いますが、またNORMALからじわじわ難易度を上げていくとします🥺
あと、少しBeat Saberから遠ざかっている間にまた新しいミュージックパックが出ていました。
とりあえず1,2曲プレイしてみましたが、これまた動きの面白いパックでしたね。これでまた楽しめそうです。
お読みいただきありがとうございました!
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