やってきました2021年9月の家電・ガジェット誌ナナメ読み。
先日書いたばかりでしたが月日が経つのは早いものですね。ではいってみましょう。
MONOQLO 2021年10月号
家電・ガジェット誌と言いながら表紙にでっかくお金の話。まぁ、MONOQLOはこういうゆるい感じが魅力でもあります。
印象に残ったアイテム① - 左右独立型イヤホン
はい、最近すっかり見慣れてしまった左右独立型イヤホンです。
モノとしてはどうというものではないのですが、realme(リアルミー)というメーカーの名前を最近よく聞くようになってきたので要チェックですね。
realme自体はスマホで有名なOPPOからスピンアウトした中華メーカーです。
まだ商品数は少ないですが、スマホ / イヤホン / スマートウォッチ / モバイルバッテリーなど、手元で扱うデバイスを取り揃えています。
このBuds Air Proもそうですが、つるんとしたスタイリッシュな見た目が特徴的です。
印象に残ったアイテム② - USB保冷機
電気で冷却するペルチェ素子を使った夢のあるUSB保冷機です。モバイルバッテリーからでも動くのでアウトドアにもオススメ!
...みたいに書いてありますが、きっとクーラーボックス使ったほうがいいです笑
ペルチェ素子アイテムとしてはソニーの着るクーラー、REON POCKETが頭をよぎります。ついにこの夏も手を出しませんでしたが、なかなか気になるアイテム。コロナ明けたら買おうかな。
印象に残ったアイテム③ - モバイルラジオ
今号では災害対策の特集があったんですが、その文脈で出てきたモバイルラジオです。製造はオーム電機ですが、製品名にあるようにamadanaブランドの商品です。
全然知りませんでしたがビックカメラとの協業で "アマダナタグレーベル" っていうブランドができてたんですね。
デザイン重視の家電といえば無印のイメージがありますが、無印に比べると少し線が丸くデザインされている気がしますね。無印同様、白を基調としたデザインなので好きな人にはハマりそうです。
紙面では他にも災害対策アイテムが色々紹介されていました。このブログでも昨年の台風時期にそのあたり調べてたので対策を考えたい人は参考にどうぞ。
ちなみに、この手のやつは実際に台風なんかがきてやる気になるときはだいたい売り切れか価格高騰してるので、気づいたときに買ったほうがよいです。これから台風シーズンなのでお早めに。
一言コメント
一応「家電・ガジェット誌ナナメ読み」なのでスルーしましたが、表紙でがっつりアピールしているお金特集、ページ数で言って60ページくらい消費しているので結構いろんなことが書いてありました。
MONOQLOってことで基本的な読者層がライトなのであまり突っ込んだことは書いてありませんが、最近のマネーテクニックを一通り見たいって人にはそれなりに得るものがありそうでした。(ただ詳しめに見るとやや都合よく書きすぎている感あり)
GetNavi 2021年10月号
続いてGetNavi。こちらはいかがでしょう。
印象に残ったアイテム① - スマートリング
別にGetNaviのところで取り上げる必要はないんですが、今回見た雑誌のほとんどで見かけたプロダクトです。名前こそスマートリングとなっていますが、実態はVisaタッチに使えるNFCリングってものですね。NFCなので特に電気が必要なわけではなく、つけっぱなしでよいというわけです。
電源不要で動けるからとスマホやカードの他、スマートウォッチやスマートリングなどいろんなところに出没しつつあるNFC決済ですが、最終的にどこに落ち着くんでしょうか。できる限り手ぶらで出かけるにしてもスマートウォッチくらいでいい気がしますが、果たしてどう進化していくのやら...。
ちなみに、マジモンのスマートリングとしてはOura Ringというものがあります。決済機能こそついておらず充電を必要としますが、このサイズでも心拍数などウェアラブルガジェット同様に色々測ってくれるのでスマートリングって意味ではこっちが気になります。まだちょっとでかいですね。
印象に残ったアイテム② - 微アルハイボール
度数0.5%の微アルハイボール。
ニッカウイスキーとの協業でスモーキーな感じが楽しめるとか。ちょっと気になります。
「微アルとはいえ微かすぎやしません?」って人にはやや度数の高い3%モデルもあるようです。
印象に残ったアイテム③ - インスタントドリンクキューブ
今月の家電・ガジェット誌を一通り読む中で一番「へぇー」と思ったのがこれです。
水やお湯に溶かすと飲み物になるというインスタントアイテム。
大体1袋15杯分で600円なので、1杯40円。
単なるコスト計算だけなら割高かもしれないですが、
安:(家でつくる)<(コレ)<(コンビニで買う):高
な感じがするので、手間を考えたりするとワンチャンあるような気がします。特にコーヒーなんかは大量に作りおきするようなものではないので、サッと飲みたいときにはいいのかも。
一言コメント
HIBALLYと1,2,CUBEは試してみたい。
家電批評 2021年10月号
続いて家電批評です。なんだかんだ家電批評が一番好きです。
印象に残ったアイテム① - 電動ゴミ箱
townewと書いてトーニューと読みます。そう、ゴミを投入するから。マジか。
こいつのイメージは動画見たほうが早いのでちょっと見てみてください。
ゴミ袋を処理するのが苦手な人っていますよね。うちの奥さんなんかもそうですが。
そのあたりを電動処理に任せられるのでたしかに便利なのかもしれません。
個人的にはゴミ袋処理にそこまで忌避感ないのと、この手の特殊ガジェットは壊れたときの切なさがでかいので面白いとは思いつつなかなか買う気にはなれない系男子です。
アイテム自体はよく考えられていて、充電式でコードレスで45日間動き、ゴミ袋は25回分のカートリッジ交換式になっています。ゴミ袋1枚あたりにして20円強くらい。
ただ動画を見たら分かる通り、今のところ容量15L前後のモデルしかないので体感的にはなかなか小さいですね。キッチン専用かな。
印象に残ったアイテム② - Mi 11 Lite 5G
最近格安スマホ界の王者になったシャオミのスマホです。
CPUスペック的にはSnapgragon 780Gということでミッドレンジですが、最近は700系でも普通に使えるので、アンダー4万円で十分使えるスマホになっています。
さらに注目は日本向けにFelica搭載になっていることで、これまでFelica搭載の格安スマホといえばOPPOのRenoシリーズしかなかったものの、こいつが参入したことで選択肢が増えました。
中華メーカーに抵抗感ある人はいると思いますが、抵抗感以上のハイコスパがある注目モデルですね。
印象に残ったアイテム③ - USB PD充電器
先ほど紹介したEVERINGと同様、各誌でしれっと見られたのがこのAnkerのUSB PD充電器。発売自体はもう少し前なんですが、この小さなボディから65WのUSB PDがしっかり出るということで、発売直後すぐ売り切れるという状態が続いていました。
さすがに最近は在庫が安定してきたので普通に買えるようになっているようです。
コロナ禍でリモートワークが普及しましたが、どこで働こうがパソコンの電源はいるため、「とりあえずカバンに忍ばせておく充電器」としての需要があるんでしょう。
一回り小さい似たモデルに30W/45Wのものがありますが、MacBookなどPCの充電だと60Wを要求するものが多いので、特にこいつは注目されていたというわけです。
一言コメント
やはり家電批評はなかなかくすぐられるラインナップですね。おかげさまで毎月読むのが楽しみです。
製品レビューではありませんでしたが、特集で「家電量販店ガチお得度チェック」なるものがあってなかなか興味深かったです。個人的にはヨドバシカメラ派ですが、それぞれの評価は確かにそうだなと思うものでなかなか参考になりました。
GoodsPress 2021年10月号
今月最後はGoodsPressです。
印象に残ったアイテム① - iPhone専用バックアップ機器
Androidユーザなので直接的には関係ないんですが面白いなと思ったアイテム。
iPhoneを充電するとき、
[コンセント] -> [USB充電器] -> [Lightningケーブル] -> [iPhone]
みたいに繋ぐわけですが、このQubii Proを間に挟み、
[コンセント] -> [USB充電器] -> [Qubii Pro] -> [Lightningケーブル] -> [iPhone]
という風にすると、充電のついでにLightningケーブル経由でmicroSDカードにデータのバックアップを取っておいてくれるというもの。そう思ってこの画像をご覧ください。
力技ではあるものの、アイデア商品だなーと思いました。
iCloud使えって話はありますが、サブスク的にお金がかかるので512GBまでなんとかできるQubii Proに任せるのは意外といいアイデアかもしれません。
印象に残ったアイテム② - スマートダンベル
なんでもかんでもスマートになる時代、ついにダンベルまでスマートになったようです。
アプリと連動して動画でダンベルを使ったエクササイズを教えてくれるほか、動きをトラッキングして消費カロリーやらなんやら教えてくれるとか。
一見面白そうな気もしますが、多分リングフィットやBeat Saberやらのフィットネスゲームやったほうがもっと面白いと思います(棒)
諸君、Beat Saberはいいぞ。
印象に残ったアイテム③ - スマートバンド
またしてもスマートガジェットですが、こいつはデカデカと書いてあるとおり充電いらずのスマートバンドです。
充電いらずという意味ではEVERINGもそうだったんですが、あいつは「電気がいらないので充電いらず」だったのに対して、こいつは「電気がいるけど充電いらず」というシロモノ。そのカラクリは体温を利用した温度差発電で、充電しなくても歩数・心拍数・体表温などを測り続けてくれるようです。夢がある。
まだ一般販売されていない、Makuakeでのクラファンガジェットですが、この技術で充電いらずガジェットが増えたらまた面白いですね。
一言コメント
振り返ってみるとイロモノが多い印象でした。
あと、今号冒頭でサラウンドをワイヤレス伝送するWiSA SoundSendの規格が拡がってきてるよという話がありました。
WiSA規格といえば先日上場廃止の決まったオンキヨーのSOUND SPHEREくらいしか知らなかったんですが、REGZAにも採用されたとのことで今後さらに拡がっていくのでは的な話題でした。
ホームサラウンドは元々有線で各スピーカーを繋いで使われていたところ、サウンドバーによるバーチャルサラウンドが進化したことで有線いらずな構成が流行る流れになりました。とはいえ、物理的に複数のスピーカーを駆使するDolby Atmosなんかにサラウンド感で一歩譲るところがあり、「無線か、体験か」みたいな二択を迫られていましたが、WiSAの登場により無線と体験の両立が可能になるのかもしれません。こちらも注目の動きです。
先月買ったアイテムレビュー
こうしてナナメ読みした中で買ったアイテムも当然あるので、1ヶ月遅れてかんたんにレビューしていくようにします。
せっかくなので5段階評価してみますが、詳しい基準はある程度続けてから考えます。今の時点ではノリです。
パスタ調理器 ★★★★★
先月のGoodsPressで見つけたこのレンジパスタ調理器。このあと早速買ってみたんですが、これはいいアイテムでした。めでたく★5つ。
大まかな使い方は、
- パスタを寝かせて入れる(1-2人前)
- 沸かしたお湯を入れる
- 塩をフリフリして電子レンジにかける
って感じです。お湯を入れるってのがポイントですが、電気ケトルでまかなえる量なので特に大きな手間にはなりません。
細かい加熱時間などはパスタごとに感覚を掴む必要がありますが、大まかには「パスタ茹で時間と同じだけ600Wレンジにかける」ってことで分かりやすいです。
愛用するマ・マー早ゆでシリーズだとほんと一瞬でパスタが作れるので、あとは適当にオリーブオイルなんかで和えると鍋の洗い物を出さずにパスタが楽しめます。
改めてましてこれが1000円、買おう。
まとめ
思いつきで始めたナナメ読み企画、いつまで続けられるかと不安な気持ちもありましたが、この1ヶ月の感じを思うに結構続けられそうです。
しかし「一言コメント」がいちいち長いあたりにやや恥ずかしさ(?)を感じます。もう少しサクッとやれるようになりたい。
ではまた来月。
お読みいただきありがとうございました!
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