スマホスマホと言って久しいですが、僕にもガラケーの時代がありました。
今日はそこんところをちょっと回顧してみたいと思います。
- 初めて持った携帯で年齢がバレる
- 初めての携帯 - FOMA SH900i
- そんなケータイで何をしていたか
- 2代目ケータイ - SH901iS
- 3代目ケータイ - SH905i
- そして初代スマホへ - Galaxy S
- おわりに
初めて持った携帯で年齢がバレる
昨日TwitterのTLでこんなツイートを見かけました。
J-PHONEがトレンド入りしていますね
— 米株エクセル配布マン (@amekabuhaifu) 2021年9月22日
#初めて持った携帯で年齢がバレる pic.twitter.com/TodtVpJ0Fp
はい🤤#初めて持った携帯で年齢がバレる pic.twitter.com/CkYycrTl19
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年9月22日
というわけで、初めての携帯からスマホまでのところを振り返ってみたいと思います。
初めての携帯 - FOMA SH900i
というわけで、初めて携帯を持ったときのことを思い出してみます。
ツイートに画像も貼っていますが、初めて携帯を持ったのがDoCoMo(当時はこの表記)のSH900iでした。
いわゆる初の3Gケータイで、それまでのmova 50xシリーズから、FOMA 90xシリーズに刷新されたところです。
あぁ、懐かしい...。ちなみに持ってたのは赤でした。自分史上最も派手なチョイス。
こいつが2004年3月20日の発売なので、ちょうど高校入学の直前にケータイデビューとなりましたが、機種変更やプラン変更がありつつもこの時の契約が今でも続いています。
やや遅めのケータイデビュー?
今やキッズケータイなど、防犯上の理由で小学生に携帯電話を持たせることも多くなりましたが、当時はまだそんな水準ではなかったため、僕の周囲では中学生の頃から徐々に携帯を持ち始め、高校生では大半が持っているというような状況でした。
僕の周囲で早々にケータイを持っていた友人では、N504iSでデビューした人が多かったように思います。名機でしたね。
男子は大体ネイビー、女子はシルバーって感じでした。ピンクなんてあったんですねこれ。
2.2インチディスプレイに31万画素CMOSカメラ。うーん、時代を感じる。
国内ケータイ市場の主要メーカー
大体1年に1世代進むので、
- 2002年:504i / 504iSシリーズ
- 2003年:505i / 505iSシリーズ
- 2004年:900i / 900iSシリーズ
といった感じで進んでいき、2004年にシャープのガラケーでデビューしたわけです。
この3年でカメラ付きケータイがすっかり定着し、10万画素、30万画素と増えていき、さらに100万画素、200万画素とカメラ性能を伸ばしました。
当時の主要メーカーとシェアはこんな感じで、今とは全然違うことがわかります。
トップがパナソニック、で2位がシャープです。
当時のシャープ機は特にカメラに力を入れていて、世界初のメガピクセルケータイJ-SH53もシャープの機種でした。
それまではNECが2位だったんですが、そんなシャープが2004年で追い越したわけですね。この15.2%の中には僕の1台も入っていることに...。胸熱。
とはいえパナソニックもNECも今や携帯電話事業からは撤退してしまっているので、なんとも懐かしい気持ちです。
「カメラいらず」のカメラ付きケータイ
そんなカメラの進化の中で、2004年くらいになると「もうデジカメいらないんじゃね?」って言われるようなケータイが登場しはじめます。
僕が買ったSH900iも200万画素カメラを搭載していたので、それに類するもので、実際にケータイらしからぬ写りの良さには驚いていましたね。
このあたりからガジェットのスペックに興味津々だったので、荻窪圭のカメラレビューは毎回読んでました。
ちなみにこのコンセプトの連載は未だに続いていて、今でもたまに読んでます。
昔の「デジカメいらないんじゃね」はコンデジのことを指していましたが、コンデジはすっかり滅ぼされてしまったので、次は一眼がどうなっていくかというところ。
そんなケータイで何をしていたか
ついガジェット的な話ばかりしてしまいましたが、大事なのは使い方です。
というわけで、高校生活の中でどんな感じに使っていたかを思い出してみます。
主な用途
主な用途といえばやはりメールで、あとはゲームを少々やってました。学校に通っていたのでこのあたりの影響は受けやすく、Papi Jumpっていう謎のゲームが流行ってました。
簡単な作りなのでやっぱり今でもありますね。
今となっては特殊な「パケ死」
当時を思い出して特徴的だったのは「パケ死」の概念でした。
今でも「ギガが減る」というフレーズで、通信量を気にするところはありますが、当時は通信料が一定を超えようが通信速度は変わらず、お金だけが請求されていくシステム。
なので、思いもよらずに請求がかさみ、親に怒られるといった話もしばしば...。
そして今ならギガを減らすサービスの代表格はYouTubeなんかの動画コンテンツですが、当時はメールなんかも比較的クリティカルのデータソースでありました。
その料金体系は1パケットあたりいくらの世界ですが、どういう価格だったかと言うと、
- パケットパック10:1万パケット(1.22MB)、1000円
- パケットパック30:6万パケット(7.32MB)、3000円
- パケットパック60:30万パケット(36.62MB)、6000円
- パケットパック90:60万パケット(73.24MB)、9000円
といった具合です。
一応上位プランではパケット単価が安くなっていきますが、それにしたって100MBで1万円取る価格なんて今では想像つかないですね。
で、僕が契約していたのはパケットパック10だったので割とメールしてるだけでも1万パケットを超えることがあり、
- 件名にも内容を書く(件名の文字はパケットカウント一定のため)
- カタカナは半角にする(消費パケットが半分になる)
などの節約テクとともにポチポチメールしたのを覚えています。
あと受信だけでなく送信にもお金かかってたので、意外とお互い気にしてないと厳しい世界だったりもしました。
2代目ケータイ - SH901iS
初めてケータイを手に入れてから約2年後、高3のタイミングで次もシャープのSH901iSに機種変更。画像はブルーですが、普通にブラックを選択。
ディスプレイがくるりんと回転するケータイでした。
変わった機能として、ビデオ出力を受けるとこのSH901iS上でビデオ録画ができる機能がありましたが、まぁなかなか面倒だったので1,2回試したくらいです。
そんな感じで、マルチメディア機能にやや力を入れていたので3GPP形式動画を変換してケータイ上で見るということをやってたりしました。2.4インチのこの端末で。
3代目ケータイ - SH905i
で、次が大学1年生の時のSH905iです。これがガラケー最後。
結局ガラケー3世代は全てシャープを使うことになりました。ありがとうシャープ。
この頃もまだメール中心のコミュニケーションだったので、やはりそこまで使い方は変わっていませんでした。
契約的にはパケホーダイに変わっていたので、在りし日のようにメールの容量を気にすることはなかったですが、あまり変わらずという感じです。
とはいえ、大学生のときは実際友人の家にすぐ遊びに行けるような感じだったので、ケータイに頼る必要性が薄かったのかもしれません。
一応標準でフルブラウザを搭載しており、ダイヤルキー上部のスライドパッドでマウスのような操作ができましたが、まぁ不便なので全然使うことはありませんでした。工夫の敗北。
しかしあまりのでかさに弁当箱と揶揄されたSH901iSに比べれば、かなりスタイリッシュなフォルムになったので、ガジェットとしての所有欲はかなり満たされていた印象です。
そして初代スマホへ - Galaxy S
ガラケーはここで終わりになり、2010年にGalaxy Sでスマホデビューしました。
今はもうすべて画面上のボタンになりましたが、この頃はまだ物理的なホームボタンが普通に存在している時代でした。
2004年に初めてケータイを手に入れて6年ですが、カメラの画素数はさほど上がっておらず、このGalaxy Sで500万画素です。
ケータイ業界全体的にも、100万→500万は割とすぐ到達しましたが、ディスプレイ性能からすればオーバースペックだったこともあり、そこからしばし頭打ちの時期が続いていたようです。
ガラケーの使い方という意味では6年間あまり変わり映えしないものでしたが、さすがにスマホ化されたことで使い方がずいぶん変わっていきました。
ブラウザがPC同等に使えるようになったデバイスとしての進化はもちろん、Twitterなどと新しいプラットフォームができてきたところが大きいですね。
この次がXperiaに入っていくので、続きという意味ではこんな感じに進んでいきます。
Xperiaにいってからはおサイフケータイの本格利用が始まったので、ここから徐々に「ケータイさえあればどこでもいける」ようになっていきました。
おわりに
こうやって振り返ってみると、意外と機種変更のスパンが早かったなということと、その割にやってること全然変わってないなということがわかりました。
機種変更のときごとに毎回感動してたはずなんですが、劇的な変化ってないもんですね。
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