なんだかんだ手を出してこなかったコーヒーメーカーのデロンギですが、半年ほど悩んでついにゲットしたのでレビューでも。
憧れのデロンギ
僕が最初にデロンギなるものを知ったのは社会人になって早々のことでした。
会社の同期にコーヒー好きがいて、話の流れでデロンギのことを知り、とにかく見た目からしてかっこいいこともあり、当時からデロンギへの憧れを感じていたような気がします。
とはいえ、その頃はさすがにコーヒーメーカーにウン万円を自信満々に出せるほど自分のコーヒー熱に自身もなかったので、その時は1万円もしないメリタのフィルター式コーヒーメーカーを選びました。
その時々の生活リズムもあり、毎日飲むこともあれば、1か月近く飲まないときもあったりと、まぁこれでもいいかというような感じで8年ほどメリタと付き合ってきたのが2021年までの話。
コロナで高まるデロンギ熱
そんな中で2020年からコロナの絡みで在宅ワークの機会が増え、家の中で飲み物を調達することも増えてきました。
実際に会社の人の中でも「在宅環境を良くすべくデロンギを導入しました!」って言っている人もいて、ほほう...という気持ちとともに、どこかに忘れていたデロンギ熱がふつふつと湧き上がってきたわけです。
あと一息が足りなかったAmazonプライムデー
そんなデロンギ熱の高まりの中で、一応2021年6月のプライムデーで既に意識はしているようでしたが、まだ手は出ていませんでした。
常々デロンギのコーヒーメーカーに憧れていたんですがそいつがプライムデー入り。
とはいえお目当ての中位機(9万円くらい)ではないので悩ましいところ...。
しかし差なんて操作がダイヤル式だったり、カフェオレ/カプチーノが手動(泡立て機能はある)なくらいなので、これでもいいのでは...と思い始めているこの心。
まて落ち着けあわてるな待て。じっくり考えるとして次いってみよう。
その後、ネットサーフィンをしていると、レンズ沼の主として(僕が勝手に)信頼しているtoshibooさんが熱くデロンギを絶賛しており、これはいよいよ...という気持ちになってきます。
ただ、この記事を見たのがちょうどAmazonプライムデーのあとくらいで、セールで1万下がっていたことを知っていたので、「ここは自分の情熱を確かめるためにもステイだ!」という気持ちにもなり、2021年夏は見送りの一手に終わりました。
(ちなみに実質的にこの記事に背中を押されたものの、そのことを忘れて普通に買ってしまったので時間をかけてちょいちょいアフィリンク踏みにいくことにします)
そしてやってきたAmazonブラックフライデーセール
そしてその時がやってきました。プライムデーセールに並ぶ、冬のブラックフライデーセール。ここでもプライムデーと同じく20%オフ価格になり、今しかない!状態になります。
さてまたやってきましたデロンギのコーヒーメーカー。
前回のプライムデーでは見送りましたが、その後コーヒーメーカーにガタがきていることが判明したので、いよいよ買う時がきたかと思っています。ゴクリ。置き場所つくらなきゃ...。
はい、買いました。マグニフィカS、ECAM22112Bです。
セール価格で47,800円。通常価格の20%オフはでかい。今見ると通常価格の57,000円ですね。
デロンギさんのおなーりー
なんとかかんとか置き場所を捻出し、メリタを追い出してデロンギさんに鎮座していただきました。どどん。
ふ、ふつくしい...🥺(ウットリ)
先代に比べるとずいぶん大きく、重量級になりましたが黒光りするボディの存在感がいいですね。所有欲が満たされます。
セットアップは簡単だった
セットアップが結構大変なのかなと思ってはいたんですが、やってみればとても簡単でした。
- 箱から出して保護フィルムをペリペリ剥がす
- タンクやトレイをさっと水洗い
- タンクに水を入れて主電源(背面)を入れる
- 説明書の通りに初回洗浄を待つ
大体ここまでで初回はおしまい。
あとは毎日使う前の簡易洗浄
本体前面には6つのボタンがありますが、この左上のスタンバイボタンをポチると管内の自動洗浄がはじまります。洗浄には少し水を使うので、水受け用にカップをセットするのを忘れずに。
- タンクに水を補充する
- 水受けカップを置いてスタンバイボタンをポチ
- 洗浄水が出てきてスタンバイ完了
あとは下部のエスプレッソ/コーヒーボタンが緑になったら使えます。朝イチでやればいいことなので、水入れてポチって、ということであれば1-2分で終わるんじゃないですかね。思った以上に楽です。
お味はいかが?
あとは肝心の味ですが、これは本当にすみません。
たいへんおいしいです。ナメてました🙇♂️
豆自体はこれまでと変わらず、カルディで買ってきたものを使っていて、これまではカルディで挽いてもらった粉で、今回は同じ豆をデロンギで挽いてコーヒーにしているわけですが、これはとにかくうまい。
「まぁ確かにコーヒーメーカーとしてのモノはいいんだろうけど結局豆依存だったりするんジャネーノ」、みたいな斜に構えたような考えを持っていましたが、それは間違っておりました。
まだコーヒーを評するだけのボキャブラリーに乏しいのでこの違いをなんとも言い表せないのですが、フィルターで飲んだときより雑味の少ない仕上がりになっている気がします。これはとにかくうまい😇(ボキャ貧)
とりあえず今は従来通りの豆を買い続けていますが、これは本格的にいい豆を求めていってもいいかもしれない...🤔
僕はもっぱら右下のカフェジャポーネ(レギュラーコーヒー)で飲んでいますが、カフェラテで飲んでる奥さんからも「お店で飲んでるみたい!」と好評でした。うーん、いい買い物をした。
あとはメンテナンスの楽さも地味にいい
こいつを使い始めたのは先週のことなのでまだ使用歴1週間ではありますが、地味にメンテナンスの楽さも予想外に満足感が高いです。
これまでのフィルター式だと給水タンクが取り外せなかったので一旦ポットに入れてから給水していましたが、デロンギだとタンクを取り外して直接給水できるので工程マイナス1。
そして実際にコーヒーを入れる際に、豆自体はある程度ホッパーに入れておけばよいのでここも毎回粉を入れていたことに比べれば工程マイナス1。
...という感じで、コーヒーを飲む手間を考えたときに、かなり気軽に飲めるようになったのがかなり快適でした。
- 手間が減った
- 取り外せるタンクに直接給水
- 豆をホッパーにまとめて補給
- 豆のカス処理が数回に1回でよい
- 手間が増えた
- 抽出前の自動洗浄待ち
- 抽出後の自動洗浄
イチャモンのように手間が増えたところを言うのであれば、自動洗浄の待ちくらい?
とはいえボタンポチって、水受けカップにたまった洗浄水を捨てるだけですしね。大したことはない。
メンテナンスというほどのことではないものの、フィルター式よりも1杯1杯が楽に飲めるというのが結構意外なところでした。すばらしい。
これはいいものだった
半年ほど悩み、それなりに値段が張るとも思いつつ買ったデロンギでしたが、今のところ値段に見合うだけの活躍を見せてくれそうな期待があります。
また来週くらいに2021年買ったもの振り返りをしたいと思っていますが、最後の1か月でダークホースが飛び込んできた、そんな気持ちにさせてくれる逸品でした。
皆さんの中にもギリギリのところでお悩みの方がいれば、次のAmazonセールで狙ってみてはいかがでしょう。
追記:素晴らしいお供アイテム
このデロンギを2021年12月に買い、その素晴らしさに打ち震えていたところですが、夏場にアイスコーヒーを飲む場合に少し不満が出てきました。
- サーモスの保温マグでは量が少ない
- かといってでかいマグでは結露でビチョビチョになる
というところです。
じゃあでかい保温マグ買えばいいじゃんということになりますが、デロンギのカップ置きには高さの制限があるので、それに収まる都合のいいものがあるかという問題があります。
そういう課題感の下、実際にメジャーで高さを測り、マグの商品説明で入念に高さをチェックしたところ、これがいけました。
2000円強と少しお値段張りますが、氷を一杯入れて一度にたっぷりのアイスコーヒーを作れるほか、保温マグの力で冷たいまま&結露なしになっています。これはほんとに素晴らしい組み合わせでした。
アイスコーヒー以外にもビールのロング缶が丸々入るサイズなので、保冷しながらビールを楽しみたい人にとってもちょうどいいアイテムになっています。
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!