たくなくの雑記帳

思ったことを書き留める雑記帳

家電・ガジェット誌ナナメ読み 05号(2021年12月)

だいぶ遅くなりましたが続けていきたいこの企画。2021年最終回です。

家電批評 2022年01月号

雑誌たちは一足先に2022年入りですね。しかし企画はばっちり年間総括の年末風味。

印象に残ったアイテム① - スマートシューズ

スマートなんとかと言えば大体当たる、そんな世の中になりつつありますが、シューズもしっかりスマート化されてきています。
今のところのスマートさはランニング記録なんかの方向性で、このアンダーアーマー製シューズだと自社アプリのUA MAPMYRUNアプリと連携できるようです。

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UAマップマイランとは(UNDER ARMOR) より


1万円しないくらいでシューズとしての評判もいいみたいだし、これは全然アリそう。
とはいえ、スマートウォッチをつけている中で、シューズ内蔵センサーに頼る優位性があるのか?と言われるとどうなんでしょうね🤔

印象に残ったアイテム② - 加湿器

また加湿器が必要になる(人もいる)季節がやってきました。

加湿機といえばダイニチの使い捨てトレーでメンテナンスフリーを売りにしたやつに注目していましたが、今回はこいつのどっちも給水に注目しました。

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どっちも給水(SHARP) より

こういうやつ、結局は「一気にタンク給水するほうが楽」ってオチになることも多いですが、こちらはどうでしょうか。加湿性能は十分らしいのであとはこの機能が実際便利なのかどうか...。

印象に残ったアイテム③ - ケーブルレステレビ

こんなテレビが出てたんだ、と驚きましたが、パナソニックのケーブルレスをウリにしたテレビです。

このテレビ、放送波を受信するのは左下に見えている小さなボックス部で、映像自体はそこからWi-Fiで飛ばすことにより、本体は柱に隠した電源ケーブルだけで済むということになっています。
確かにスッキリしますねというところではあるんですが、ゲーム機やレコーダーなんかをつなぐ場合にはどうしても本体へのHDMIなりのケーブルが繋がってしまうので、本当にケーブルレスでいけるかは悩ましいです。

とはいえ、最近ではテレビに内蔵されているAmazon Prime VideoだったりNetflixだったりで十分だって人もそれなりにいると思うので、 "今ドキ" の感じであればこの佇まいもいけるのかもしれません。

一言コメント

家電批評はやはり個人的に一番好きですね。小物のようなデジタルガジェットから、中型の調理家電や大型の白物家電まで幅広くカバーしているのでほんとにタイトルを地で行ってくれているのが貴重だと思いました。

普段読まない人でも、ある意味このベストバイ号だけで1年分をぎゅっと詰めたものが楽しめるので、年末のおそうじついでに色々リニューアルしたいなんて人にはもってこいの一冊でしょう。

 

MONOQLO 2022年01月号

続いてはMONOQLOです。こちらも家電批評と同じ晋遊舎の出版で、レビューなんかは同じような人たちがやっていますが、こちらのほうが家具や食品などを含んでより広くアイテムを扱ってますね。

印象に残ったアイテム① - トイレ洗剤

おそうじ特集みたいなところで紹介されていましたがこちらのトイレ用洗剤。
「トイレのルック」というブランド自体は知ってはいましたが、こういう日用品って機能的な印象がなかなかアップデートされないので、たまに機能フォーカスすると浦島太郎ばりにびっくりすることがたまにあります。

とりあえずこいつはねっとり洗浄液を垂らして放置するタイプみたいなのでやってみようかななんて思っているところです。

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トイレのルック 除菌消臭EX(LION) より

あと時点でこれも気になりましたがどうなんでしょう...。コーティングがすごいらしい。気になる。

年末のお掃除需要を見越してかじわじわ価格が上がっています。300円くらいっちゃくらいですが、20%というとでかいですね。

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技職人のAmazon価格推移

印象に残ったアイテム② - 非常用浄水器

半分趣味みたいなものですが、非常用浄水器です。

特殊なフィルターで泥水でも飲めるようにしてくれるというアレ。

登山とかキャンプする人が水を現地調達する用としても使ってるみたい。とはいえ、上記記事での実験にもある通り、緑茶など色素のある液体を通すとそれなりの色残りが見えるため「すべての液体を純水に変える不思議なアイテム」ではないということですね。

とはいえある程度の安全性は提供してくれるので、煮沸を前提とした水調達とか、災害時の本当にどうしようもない場合などでは重宝するでしょう。
小型だし、これ1本で38万リットルの浄水が可能なようなので、災害リュックや登山リュックにとりあえず1本、ってのは悪くないかも。

印象に残ったアイテム③ - 27インチ4Kモニター

なんでもない4Kディスプレイに見えそうですが、ディスプレイ側にUSBハブ機能を備えたタイプのディスプレイです。先日のブラックフライデーセールではこいつのWQHDモデルを紹介していましたがその姉妹品です。

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27UN880-B(LG) より

HDMI/DP入力のほか、60W出力に対応したUSB Type-Cでも入力可能なのでPCとの間をケーブル1本で済ませることができます。

また、ディスプレイから湧いてくる電源ケーブルなんかもスタンドの中を通すことができるので、机の上をとにかくスッキリさせたい人にはうってつけのディスプレイですね。

一言コメント

商品紹介の外側ですが、今号のp.50に「ネット通販最強攻略法」の特集がありました。Amazon楽天・Yahooの3ECサイトを中心に、お得な使い方の全体像がまとめられていました。僕は基本Amazonを使うのでそこは全部知っていましたが、楽天やYahooはちゃんと知らなかったので他山の石で勉強になりました。

 

全体として家電批評が好きな人ではありますが、やはりこっちはこっちでよいですね。変にアイテムをもてはやすだけでなく、ダメなところはダメだと言うところに運営の誠実さが感じられます。

そんな話の一環で、「テストつらすぎ事件簿2021」なんてコーナーがp.97にあったんですが、

  • 20台炊くタイムスケジュールエグすぎ事件
    • 炊きたて比較のため異なる機種で同時に炊き上がるようにスケジュールした話
  • 蚊取りが強すぎて比較にならない事件
    • 密閉容器内での比較をしていたが、洗っても蚊取り効果が落ちず容器を使い捨てながら検証した話
  • マスク使用感2250コメント全集計しました事件
    • 25製品×15人×6項目=2250項目のコメントが集まってしまった話

の3つがエントリーされていて、笑いあり・涙ありで来年もぜひ頑張ってくださいという気持ちになりました。来年はなんとなく掲載されている企画の難易度にも注目してありがたく読むようにします!

GoodsPress 2022年01・02月合併号

では続いてGoodsPress。こちらもMONOQLO系でいろいろ載ってます。白物大型家電が出てこないって感じですね。

印象に残ったアイテム① - 苔テラリウム

いつものAmazonに取り扱いがなかったので公式オンラインショップから。
現物のイメージは公式の作り方動画冒頭がわかりやすい。

 

くぅー、ビューティフル!

 

やはり苔は霧吹きしたときにの水が滴る感じがいいですねぇ🥺

印象に残ったアイテム② - 折りたたみスマホ

技術革新でディスプレイが折りたためるようになり、こういった折りたたみスマホが登場しはじめました。それも最初はこういう上下に折りたたむタイプではなく、左右に折りたたむタイプで

  • 上下折りたたみ:閉じたときによりコンパクトに持てる
  • 左右折りたたみ:開いたときにディスプレイをより大きく使える

という訴求ポイントがやや違いそうな感じで展開されています。

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引用: www.samsung.com より

元々ガラケーがストレートではじまり、折りたたみになって、スマホでまたストレートになったわけですが、この上下折りたたみタイプのスマホ、流行るんだろうか...と個人的には怪しんでいます。

印象に残ったアイテム③ - 保存食(ようかん)

こちらはあの井村屋の保存技術を生かして作られた5年6か月保存可能なようかん、その名もえいようかん。5本入りの500円なので1本100円くらいですね。やや値段が上がりますがチョコ味もあるようです。

少し落ち着いて考えるとカロリーメイトでええやんとなりそうですが、あればっかり食ってても口の水分が失われてしゃーないので、味変にこいつがあってもいいかもしれません。

こいつの他だとCoCo壱監修だというサバ缶カレーが気になりました。

一言コメント

こうして改めて読んでみると、晋遊舎の2誌に比べてこちらのGoodsPressはなんかこう、「ふーん」って思って見ちゃうんですよね。この読書感の違いはなんなんでしょう。

DIME 2022年02・03月合併号

今年最後はDIMEです。こちらも総まとめの様相。

印象に残ったアイテム① - 食器用洗剤

こちら、名前にある通り、置いた時の底面に口があるタイプの容器に入った食器用洗剤です。

普通だとクルリとひっくり返してチューっと出すところ、ひっくり返す手間がないというのがウリですね。

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引用: amazon.co.jp

便利そうに見えるものの、逆さにしただけでタラーっと出てくる従来ボトルとどっちがいいのかというとやや微妙かも?

個人的にはこの電動ソープディスペンサーを使っているのでさらに手間をなくしているわけですが、トータルでどれがいいんでしょうか。(こっちは初期投資はもちろん壊れてずいぶんコスト高になるリスクはある)

印象に残ったアイテム② - スマート体温計

どこからどう見ても普通の体温計やんけ!と思うところですが、測定結果のスマホ転送に対応しているモデルです。それでいて2500円くらいなのでべらぼうに高いわけでもない気になるモデル。

転送の様子はこの動画がわかりやすいですが、BluetoothWi-Fiではなく音波を使う珍しいタイプ。それも人の耳には聞こえないようなので、なんか不思議な感じ。

データの連携先はオムロン独自のOMRON Connectアプリですが、そこから色々なアプリに連携もできるのでいくつかのスマート家電を使っていてもAndroidならGoogle Fit、iPhoneならヘルスケアとなかなか使い勝手もよさそう。

あと、他にオムロン製体重計なんかもつながるOMRON Connectからの連携先にはダイエットアプリの「あすけん」とか、生理日予測の「ルナルナ」「ラルーン」なんかも含まれているとのことでそういうニッチなところはよさそうだなと思いました。

女性用体温計であればMC-652LCがOMRON Connect対応機になっています。

印象に残ったアイテム③ - 携帯ゲーム機

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引用: steamdeck.com

これはまだ発売前なので情報だけですが、PCゲームプラットフォームを運営するSteamが「Steamのゲームを遊べる携帯ゲーム機」をリリースするようです。

このSteam Deckは2022年2月に北米から展開されることになっていて、まだ日本展開は未定であるものの、既に公式ページが日本語化されていることからも、遠くない時期に日本でも展開されるものとみられています。

スペック的には「7インチ 1280×800 px」ということでフルHDや4Kがバリバリ遊べるというものではないようです。今のところ価格も$500前後のようなので、まぁこんなところでしょう。いずれSteam Deck Proなんかが出てハイスペック化されるのかも?

携帯ゲーム機といえばガチ勢のPS Vitaが後継機なく撤退し、スマホとSwitchの牙城となっていましたが、ガチ勢風味のSteam Deckがどこまでやれるのか、ちょっと気になりますね。

発表当時は「2021年12月に北米から」でしたが、半導体不足のアレで2か月遅れになっているようです。

一言コメント

今回取り上げた3点を思い返すと、

  • 日用品
  • 小型家電
  • ゲーム機

と1誌に収めるのはなかなかイメージしづらい並びでしたが、DIMEはこの雑多な感じがいいですね。家電批評なんかだと「よーし読むぞ!」って感じですが、このDIMEは「今月もめくっていくかー」みたいな感じで読んでます。

先月買ったアイテムレビュー

さて今月の、先月買ったアイテムレビューですが特に該当なしです。
先月紹介したJINS MEMEがちょっと気になってはいましたが、さすがに手が出ませんでした😇

それよりも昨年の今頃に買った曇らないメガネがヘタってきたので、こっちのメンテナンスをしていきたいところです。

なんか改めてJINSのページを見てみたらレンズ性能が上がったようなので変更してみるか...?🙄

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くもり止めレンズ(JINS) より

 

まとめ

なんとなく思い付きで始めたナナメ読み企画、物量が多くなる12月を乗り越えられたのできっとこんな感じで続けていけるでしょう。

この調子でやっていくと際限なくモノが増えていきそうなところだけが懸念ですが...まぁ、生きてるんだから仕方ないね☆(思考放棄)

ではまた来年もナナメ読みでお会いしましょう。

 

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