たくなくの雑記帳

思ったことを書き留める雑記帳

たまに観たくなる映画

このところ全然普通の日記を書いてなかったので久しぶりに。

映画は結構好きなほう

コロナ禍ですっかり映画館に足を運ばなくなってしまいましたが、自称する分には映画好きだと思ってます。

今でこそVODが充実してるので手は止まりましたが、家に映画のBlu-rayが100本以上あったりします。

そんな昔取った杵柄的なところもあり、ふと「あの映画また観たいな」と思うものがあるので、特にジャンル指定することなく思いついたものを3本ほど挙げてみます。

アバター

2009年:ジェームズ・キャメロン監督

まず初めにジェームズ・キャメロン監督のSF大作、アバターから。

アバターが公開されたとき自分は大学生で、もちろん劇場へ3Dで観に行きましたが、当時あまりの美しさに「アバター」なる概念が語られるほど驚きのある作品でした。
そうした衝撃はもちろん日本だけでなく世界的なものとなり、それまでジェームズ・キャメロンが自ら保有していたタイタニックによる世界興行収入記録をこのアバターによって再び塗り替えるほどでした。
(この記録は2019年のアベンジャーズ/エンドゲームに抜かれるまで継続)

この映画の魅力はやはり全体的な世界観の美しさで、冒頭の世界観説明を兼ねて森の調査をしているところはなかなか引き込まれるものがあります。
加えて、ストーリー的な本筋として描かれる、終盤のホームツリーを巡って人間側が派手な重火器をドンパチするところ、一時窮地に追い込まれるもののパンドラ生物を総動員して反撃を仕掛ける大規模戦闘のシーンは10年以上経った今見てもワクワクするところです。あとなんだかんだトルークはかっこいい。

また観たいなシーン

が、この映画に関して「また観たいな」と思うシーンは中盤でグレイス博士らの科学者チームがヘリを奪って基地を逃れる際、悪役である大佐が逃げるヘリに咄嗟の攻撃をするべく基地の非常ハッチから出るとき、「Mask on!」って言うシーンがなぜかとても頭に残っています。
ここの「Mask」における "a" の "ae" っぽい発音が好き。

アバターの続編がやってくる

あと、知ってる人は少ない気がしますが、実はこのアバター続編の構想があります。

2009年公開で大ヒットを記録した後、2010年の段階でアバター2や3といった続編の存在が公式に語られていました。
もちろん、今現在でアバター2すら公開されておらず、延期に次ぐ延期という状態ではありますが、

と、2016年に改めて公式的にアナウンスされ、この時点ではなんと続編が4本あると明言されています。

また、こういった動きの傍らで2009年に更新し、2019年に追い抜かれた世界興行収入1位の記録が、2021年に中国国内で再びアバターが上演されたことでなんと再び歴代1位の座に返り咲くという珍事も発生しました。

こういった記録を持つアバターではあるので、1作目の記録を塗り替えられるかはさておき、相応のヒット作になるであろうことを思えば、続編の動きがあるのも当然だと思います。

そしてついに2022年12月公開:Avatar: The Way of Water

そんな出る出る詐欺を続けてきたアバター続編ですが、ついにこの2022年12月16日に『Avatar: The Way of Water』が公開されます。

こうして20世紀Foxの公式ページもあるくらいなのでさすがに本当みたい。

Avatar: The Way of Water

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 』は、第1作目から約10年後の惑星パンドラでのジェイクとネイティリの子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた・・・。ジェームズ・キャメロンが前作から実に13年もの時間、全精力を傾け続け、自ら創造した物語の舞台“惑星パンドラ”の世界で想像もつかない圧倒的な物語を構築。映像技術も飛躍的に進化させ、映画館だけが可能にする、今人類が創作可能な最高の映像体験を約束!

キャスト
ゾーイ・サルダナ, サム・ワーシントン, シガーニー・ウィーバー

ということで1作目の10年後が舞台のようです。

キャストの名前に挙がっているのは1作目でのネイティリ、ジェイク、グレイス博士なのでおそらく主要キャストがそのまま続投するみたいですね。ストーリー的にも、現実的にも10年後くらいなので違和感なく見られそうです。

が、グレイス博士は1作目の最後で死んでしまっているので一体どういう...?という気はしますが、まぁこの世界もスターウォーズみたく霊体と交信できたりしそうなのでどうにでもなりそうです。
ちなみにWikipediaによると、ネイティリの矢が刺さって死んだと思われた大佐も続編で出演予定があるとか。霊体になりそうなタイプではないので、割と半サイボーグくらいで普通に生きてるのかな。Mask on!しなくていいカラダになってそう。

うーん、しかしこれは楽しみ!これはコロナ以降で初の映画館復帰しちゃおうかな。

 

シン・ゴジラ

2016年:庵野秀明総監督

続いては2016年のシン・ゴジラです。

世界的な興行成績としては振るわなかったものの、やはり独特のストーリー構成は日本人にとって面白く見られるところが多く、自分としても非常に好きな作品です。

ゴジラコンテンツは平成ゴジラで一度絶頂を迎え、その後のミレニアムシリーズでゆるやかに衰退し、途中海外で魔改造されたりしましたが、これが久しぶりの日本ゴジラ作品となっていました。
シン・ゴジラの特徴は色々ありつつ、過去作との対比で言えば「敵の怪獣が存在しない」ということが挙げられます。なので、基本的には人間 vs ゴジラという、シリーズ1作目のような「なんだこいつは?!」というところから始まっており、そういった作中でのゴジラ認識をリブートする様も新鮮でした。

日本人としてウケる点の1つに、「ゴジラを現実的に受け止めるとどういう動きになるか」というものがあり、「鳥獣駆除」とか「防衛出動」とか、現実に存在する概念を照らし合わせるところは刺さる人には大いに刺さったところでしょう。

また観たいなシーン

で、こちらの「また観たいな」シーンですが、これもこれで謎の残り方で、物語中盤で2度目の上陸を果たした際、武蔵小杉~二子玉川自衛隊が迎撃を試みるタバ作戦のシーンがあります。
ここで色々な武器による攻撃が加えられるわけですが、榴弾砲で攻撃する際に、

「弾着10秒、8、7、6、5、4、3…」
「だんちゃーく、いま!」

っていう、実際の自衛隊でも言うとされるセリフのシーンをよく覚えています。
当時ツイッターで流れてきましたが、軍事クラスタの人が喜んでたのが印象的。

あとは、物語終盤、最後のゴジラ凍結作戦である「ヤシオリ作戦」の説明を受けるシーンで、

「“ゴジラ凍結作戦”も子供っぽいですから、“ヤシオリ作戦”としましょう。」
「分かりました。作戦の運用は5段階、朝霞で詳細に詰めてあります。」
「仮設架線と軌条の復旧作業、隊員による車両の遠隔操作の訓練と爆薬の設置作業も終了しています。」
「後は、実行のみです。」
「ありがとうございます。」
「礼はいりません。仕事ですから。」

っていうやりとりがあるんですが、この最後の「礼はいりません。仕事ですから。」っていう返しが好きですね。拾い物ツイートですが本当にこの感じです。

作中の世界観の中で言えば全くの未知であり、既に都心を単身で焼き払うほどの武力(?)を誇るゴジラに対しての作戦であり、誰もが異常事態という意識の中でやっているはずでありつつも、自衛隊の実質的な長としてさらっと「仕事ですから。」と言ってのける意識がすごくぐっときました。

國村は、財前を演じるにあたっての役作りにも言及した。「『礼は要りません。仕事ですから』というセリフがあるんですが、そこから(財前の)全体のイメージを作っていきました。自分の立場を自覚していて、そういうことを自然に言う人なんだと」と回想。

と、統合幕僚長を演じた國村さん自身も象徴的なセリフとして挙げられているので、非常に重要な場面であったんだと思われます。

ナイト&デイ

2010年:ジェームズ・マンゴールド監督

前の2作に比べるとぐっと知名度が下がるナイト&デイですが、トム・クルーズキャメロン・ディアスが好きな自分としては非常に好きな作品です。

トム・クルーズはこの作品でも例に漏れず、謎に包まれたスパイ(でも陽気なイケメン)役をしていて、一般人のキャメロン・ディアスが偶然巻き込まれていくアクションコメディ的な映画です。

同時期に、謎の多い男女でストーリーが進行する『ツーリスト』っていうジョニー・デップ&アンジェリーナ・ジョリーの映画があり、興行的にはこっちのほうがウケてたんですが、個人的には圧倒的にナイト&デイのほうが好きですね。
(元々はツーリストにトム・クルーズが出演する予定だったらしいので、その場合はどうだったかというのはちょっと気になりますが。)

また観たいなシーン

このストーリーにおいて、一般人であるキャメロン・ディアス視点では、前半はトム・クルーズに誘拐されているような認識で進むため、キャメロン・ディアスが車から降ろして!と騒ぐシーンがあります。
トム・クルーズとしては、彼女の命を守るべく一緒に連れてきているだけですが、そんなに言うならということで一度車から降ろす流れになります。

その際、改めて最後に自分と一緒にいたほうが安全だということを伝えるべく、

「With me, without me.」
「With me!...without,」

っていう手を上下させながら諭すシーンがあり、ここが特に好きです。ちょうど予告編(1:26付近)に入ってました。

で、このシーンはラストシーンの伏線になっていて、色々あったあとハッピーエンドを迎えるわけですが、二人が再会したシーンで今度はキャメロン・ディアスのほうから「私と一緒にいたほうがいい」という意味合いで、

「With me, without me.」
「With me, without me.」

と自慢げな表情で同じことをやり返し、それに対してトム・クルーズが嬉しそうに

With you.

って返すのがなんともオシャレだな~~~って当時劇場で萌えてました。

 

また観たいな映画はもっとある

なんとなく思い立ってこんな内容で書きましたが、やっぱりこんなテンションでまた観たいな~と思う映画は他にもいっぱいありますね。

挙げはじめたらキリがないというのはありますが、そうそう積みあがるものではないので、またそのうちに次の3本をアピールしていきたいと思います。

皆さんもふと観たくなる映画があったらぜひ教えてください。

 

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