今年買ったものを振り返り!2022年ベストバイ
今年も残すところ今日だけになりました。
昨年に引き続いて今年も2022年のベストバイを考えていきたいと思います。
- 2022年に買ったもの
- 第10位:劉慈欣 三体0 球状閃電
- 第9位:日丸屋製作所 シャワーヘッド
- 第8位:山崎元/水瀬ケンイチ 全面改訂 第3版 ほったらかし投資術
- 第7位:HUAWEI リュックサック
- 第6位:ポッカサッポロ キレートレモン Wレモン
- 第5位:Anker モバイルバッテリー [Anker PowerCore 10000 PD Redux]
- 第4位:サーモス 断熱ジョッキ [JDK-600 S1]
- 第3位:オーム電機 LED電球 [LDA4L-G/D AG93]
- 第2位:バンダイナムコ ELDEN RING
- 第1位:アンディ・ウィアー プロジェクト・ヘイル・メアリー
- おまけ:惜しくも漏れた方々
- まとめ
2022年に買ったもの
まずは今年のお買い物の総量を振り返ってみます。ほとんどの買い物はAmazonに集中していますが、その他も含めてこんな感じ。
- Amazon:239件
- ヨドバシ:3件
- イオン:13件
- dショッピング:3件
Amazonが多いと言っても多くはKindle本なので物体としてはたぶん50件くらいじゃないでしょうか。
振り返りにあたっては、昨年同様に
- 頻度:そのアイテムの利用頻度、1年に1回程度~毎日数回まで
- 感動:そのアイテムによって得られる体験の感動度合い
- 価格:利用頻度や感動を踏まえた価格への納得感
の3点で5段階にチェックしてみます。
第10位:劉慈欣 三体0 球状閃電
ちょうど今日読み終えた劉慈欣の小説を滑り込みでランクイン。
- 頻度:★☆☆☆☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★☆☆
昨年は第2位に三体シリーズとしてランクインさせましたが、今年はこの『三体0』と『三体X』、あと短編集『円』が劉慈欣作品として触れる機会がありました。
三体Xは厳密には劉慈欣作品ではなく、中国人作家宝樹によるファン作品ではありましたが、三体Ⅲまでで完結したワールドロス、三体ロスを癒すにはちょうどいい作品で、途中まではこれをランクインさせてやらねばと思っていました。
が、この12月に入ってからこの三体0が出ることをなんとなく知り、12/21発売であったので急いで購入、つい先ほどまで読みふけっていたところです。
こちらも三体同様、軌道に乗るまではなかなか読み進めるのが大変ではありましたが、そこから先は三体を彷彿とさせるスピード感ある展開と驚きの連続で、三体とはまた違った満足感が得られました。
この満足感はもう少し書き連ねたい気もするので、これはこれで別途記事にしたいと思います。というわけで第10位でした。
第9位:日丸屋製作所 シャワーヘッド
続いて日常感満載のこちら。
- 頻度:★★★★★
- 感動:★★☆☆☆
- 価格:★★★★★
以前から標準のものと交換して使っていたシャワーヘッドですが、さすがに経年劣化で水漏れが気になってきたのでこちらに交換しました。
このへんのシャワーヘッド、謳い文句を真に受けると7割方失敗するのですが、このシャワーヘッドは個人的に求めるものを全てカバーしていたので大満足できる製品でした。
第8位:山崎元/水瀬ケンイチ 全面改訂 第3版 ほったらかし投資術
続いてはこちら。
- 頻度:★★☆☆☆
- 感動:★★★★☆
- 価格:★★★★★
経済評論家の山崎元さんと、『お金は寝かせて増やしなさい』の水瀬ケンイチさんが共著となって執筆したほったらかし投資術の第3版。書名としては当初から『ほったらかし投資術』を名乗っていますが、外部環境の移り変わりに追従し、改訂ごとに内容が結構変わっているのが面白いところです。
第3版の注目ポイントは「結論を出した」というところにあります。こうした投資本はどうしても自己責任な側面がある分、こうした助言書は少し引いた、他人行儀な言及に留まらざるを得ませんが、第3版にあたっては「そういう中途半端なことはやめよう」ということで、想定読者の立場になり、結論を出している・出そうとしたことが本当に素晴らしいポイントでした。
2024年からまた新しいNISAが始まることになりましたが、はてさて次に第4版が出る頃にはどうなっているのか、楽しみです。
ちなみに、これ系の本としてはカン・チュンドさんの『つみたて投資の終わり方』とも悩みました。こちらも濁されがちな出口戦略についてしっかり掘り下げた良書です。
第7位:HUAWEI リュックサック
使用頻度や時間で言うと多分これが1番です。
- 頻度:★★★★★
- 感動:★★★☆☆
- 価格:★★★☆☆
先代の通勤リュックサックがへたってきたので新しいものを探していたところ、Twitterのフォロワーさんでこれを高評価していた人がいたので興味をもって買ってみました。
特段言うことはなく、シンプルな佇まいでしっかりした作りなのでまさに期待通りの出来で、そのまま使い続けて今に至ります。
あと夏場は暑いのでこのファンパネルを背中に入れたりしてました。
買った当時の感想で「バンド部分がすぐ切れそう」とか書いてますが、半年以上使っててもなんともなかったですね。これは嬉しい誤算。
第6位:ポッカサッポロ キレートレモン Wレモン
今回唯一の食品系でランクイン。
- 頻度:★★★☆☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★★★
もう見たまんまですがレモンの酸っぱい炭酸飲料です。週1本ペースで飲むと概ね半年で1箱消費する感じになり、プライムデー/ブラックフライデーで買うのにちょうどいいです。平常時で1本100円くらい、セール時で1本80円くらいになります。
人によっては酸っぱすぎるテイストですが、個人的にはこいつが脳に響いてくるので風呂上がりやサウナ帰りでこれをキュッとやるのがご褒美。
ダブルレモンのほかに、シングルレモンや無糖レモンのバリエーションもあるのでスーパーで見かけたらぜひお試しあれ。
第5位:Anker モバイルバッテリー [Anker PowerCore 10000 PD Redux]
今年のガジェット系お買い物の中では多分一番なのがこいつ。
- 頻度:★★★★☆
- 感動:★★★☆☆
- 価格:★★★☆☆
最近はバッテリーも大容量化が一段落したため、MagSafe対応やQi対応、充電器一体型など機能の多様化で売っていく感じになっていますが、こいつは順当に小型化・高密度化を目指したものとしてかなりバランスいいモデルだと思っています。
容量としては10000mAhで最近のスマホ2回弱くらいの満充電ができるので普通の外出だとまず困らず、それでいてかなりの小型なので常にカバンに入れておいても邪魔にならない大きさです。
最近では高出力化もひとつのトレンドなので、モバイルバッテリーでも45Wとか出せるやつがいますが、それはそれで巨大化要因になるので、こいつくらいの25Wで十分だろうと個人的に思っています。
あと今年は充電環境のType-C化を進めたのでこういう充電メインの安価なケーブルを買い揃えたりもしていました。60W対応で3本1000円はなかなかいい。
第4位:サーモス 断熱ジョッキ [JDK-600 S1]
惜しくもトップ3入りを逃したのはこのサーモスのデカ保温ジョッキ。
- 頻度:★★★☆☆
- 感動:★★★★☆
- 価格:★★★☆☆
昨年第4位にランクインしたデロンギのコーヒーメーカーですが、丸1年使った今でも高い使用頻度を維持しており、いい買い物をしたなーとよく思っています。
12月に買って季節が巡って今年の夏に差し掛かると、だいたいアイスコーヒーを飲むことになるんですが、普通のコーヒー用マグカップだと満足できる量にならず、かといって他のガラスコップにすると結露でビショビショ...という状況に困っていました。
そういったところ、このデカジョッキを見つけ、寸法を測るとこのデロンギにも高さがジャストフィットできることがわかったので、素晴らしいお供アイテムになりました。
価格としてちょっと高い...と思うところもありますが、ビールジョッキとしてもちょうどいい大きさではあるので、飲み物をグビグビいきたい人にはかなりいいアイテムだと思います。
第3位:オーム電機 LED電球 [LDA4L-G/D AG93]
第3位は地味っちゃ地味ですが調光機能付きのLED電球です。
- 頻度:★★★★★
- 感動:★★★☆☆
- 価格:★★★★★
我が家の照明はいくつかのデバイスでスマート化されていて、仕事用に高照度にすることやリラックス用に低照度にすることが可能になっています。
が、リラックスしたい場所の筆頭であるお風呂だけはそうもいかず、煌煌と電球が輝いている場所になっていました。
実際には昨年10位にランクインした防水スピーカーのライトでゆらゆら照明やってたんですが、うちの浴室は消灯時に自動で換気扇が回る仕様になっていて、冬場はどうしても寒い感じになるのがネックでした。
なので改めて風呂照明そのもので照度コントロールできないものかと調べていたところ、こういったボタン連打で100%/50%/10%に照度コントロールできる電球があることを知り、それを導入してみたというわけです。めでたしめでたし。
ちなみに使っているのは40Wタイプですが、60Wのタイプもあるようです。
第2位:バンダイナムコ ELDEN RING
第2位に唯一ゲームでランクイン。このところダークソウルシリーズで名を上げたフロムからの最新作、ELDEN RING。
- 頻度:★★☆☆☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★★★
ソウルシリーズは多分人よりやっているものの、正直発売を待ちわびてたわけではなかったし、さすがに大学生のときみたいにゲームに集中できる自信もなかったのでスルーしようかと思っていましたが、なんとなく周りの反応もあってつい手を出しました。
そしてまぁ、やってみたらこれが面白くて面白くて、自身の予想に反して1か月で150時間もやる羽目になりました。最終的に一通りクリアするには200時間くらいかけたので2月下旬の発売から概ね3月末までみっちりとやっていました。
150時間っておおよその月間労働時間に相当するので、日中仕事を普通にこなしながら、平日夜と土日でここまで時間をかけられるのかと驚いた記憶があります。
今作は「史上最も難しく、また最も簡単である」と言われるほど作りが面白く、ぶっ壊れ性能を有する戦技や遺灰の存在があり、なんでもありならスキル関係なく進めるし、それらを縛ればこれまでのシリーズを超える理不尽な敵と戦い尽くせるゲームバランスになっていて、もはや感心を越して感動を覚えるレベルでした。
広大なフィールドを駆け巡るオープンワールドのRPG感と、いつもの理不尽さの中で自身の成長を感じられるアクション感が相まって、文句なしのGOTY 2022作品だと改めて思い出します。
ストーリーとして不可解なところが残っていたり、フィールド中心部に謎の隠されているであろうエリアがあったりと、DLC濃厚と言われていますが、果たして2023年にくるのかどうか、楽しみです。
第1位:アンディ・ウィアー プロジェクト・ヘイル・メアリー
そして2022年の第1位はアンディ・ウィアーの小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』でした!
- 頻度:★☆☆☆☆
- 感動:★★★★★
- 価格:★★★★★
こちらは夏のKindleセールの時期に会社の友人から教えてもらったSF小説ですが、三体とはまた違う感じで素晴らしく面白いものでした。
昨年は三体で燃え尽きてしばらく小説から遠ざかっていたところもあったんですが、このプロジェクト・ヘイル・メアリーで小説欲を取り戻したこともあり、このあとまたアンディ・ウィアーの『火星の人』『アルテミス』を読むなどしていました。
火星の人もそうでしたが、この小説の醍醐味は徹底的な観察・推論・実証のプロセスにあり、観察や推論の鋭さに舌を巻くところがあり、それでいて推論が思わぬ落とし穴に落ちる緊張感まで、見事な科学エンターテイメントになっているところでした。
もちろんSF小説として物語の根幹をなす部分はフィクション設定が挿入されていますが、できる限りご都合主義的な濁し方にならないよう、徹底的に世界観が構築されているところが見事というほかはありません。
そういった世界観設計の見事さは三体シリーズにも通じますが、こちらはより現実に近いところギリギリのSFを攻めており、また違った楽しさがありました。
おまけ:惜しくも漏れた方々
トップ10入りしなかったけど悩んだやつらを簡単紹介します。
Anker 電源タップ [Anker 615 USB Power Strip]
0.9mまで伸びる電源タップ。Type-Cから65Wまで出るのでPC給電まで任せられるので旅行のお伴に最適。が、さすがに高いのとそこまで活躍回数が多くない。
CIO USB充電器 [CIO-PD20W1C1A]
かなりちっちゃくて個人的にお気に入りだけどいかんせん地味。Ankerにはちょっとだけ大きくてプラグを折りたためるタイプもある。
prendre カラビナリール
リュックサックを変えた都合で家の鍵をどう持ち運ぼうかと考えてこのカラビナリールを採用。リールタイプで探してみるとこんな風に両端がカラビナになっているやつは意外と少ないです。
アイザック・アシモフ われはロボット
小説のランクインで迷ったのがこれ。手塚治虫『火の鳥』が好きなので、その元ネタに出会った嬉しさがあった。それにしても手塚治虫の守備範囲の広さよ...。
まとめ
というわけで、今年のベストバイはアンディ・ウィアーのプロジェクト・ヘイル・メアリーでした!
正直なところ、このベストバイに何を挙げようか考えている中では「10個も特筆すべきものがあるかなぁ...」という気持ちがあったんですが、実際にお買い物の履歴を眺めていると結構あるもんですね。
2位のELDEN RINGは正直最後まで忘れていて、「あれ、もしかしてこれ2022年か」と思って焦って追加したくらいでした。熱中しすぎた結果、かえって時間間隔があの辺だけ独立していたような、そんな気さえします。
振り返るとあっという間な1年ではありつつも、やっぱりよく考えると色々なことがあったり、それとともに色々な思い出のあった1年でした。また2023年も面白おかしく書けますように。
ではまた来年。
お読みいただきありがとうございました!
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