たくなくの雑記帳

思ったことを書き留める雑記帳

お好きなんでしょ白いごはん

TwitterのTLでそれっぽい話題を見かけたので書きたくなってきたごはんトーク

ごはん、それは白いごはん

皆さん白いごはんはお好きですか。しかしこのタイトルで読みにきているんですもの、きっと好きなんでしょう白いごはん。

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魅惑のアレ

さて今回はそんなごはんについてつらつら書いていきたいと思います。

 

おいしいごはんを食べるためには

色々細かい話はあると思いますが、大雑把においしいごはんを食べたいとする場合、

  • いいお米
  • いい炊飯器

の2種類を考えることになるでしょう。

いや水が大事だ、藁を使え、温度管理が...などという話はあると思いますが、今回はトピックをこの2つに絞ります。

ただ、極限までごはんをおいしくするとどうなるのかというのはとても気になるので、そういうごはん道を極めたごはん専門店みたいなところがあったらぜひ教えて下さい。

コロナがおさまったら順に巡っていきたい...🤤

いいお米

ではまずはいいお米の話をしましょう。

ごはんとの出会い

そもそもこういうお米観については、結構育ちが影響していると思っています。

というのも、僕の実家は、祖父母が農家だったので、基本的に米を買ったことがありません。
種をまき、苗を植え、稲を刈って、精米する。
そういう営みの中で、大学生まで家のコシヒカリを食べてきました。良くも悪くも、日本はコシヒカリブランドがかなり強いので、テレビなんかを見ていても、自分の家で食べているコシヒカリについて特に何を思ったりすることもなく育ったように思います。

そんな中、強烈に覚えているのが大学生のときに行った青森県のとある居酒屋でのことです。
僕は高校から大学まで、およそ10年くらいずっと部活動として合唱をやっていたんですが、その全国大会で晩秋の青森を訪れていました。
全国大会の本番が終わったら打ち上げをやるわけなんですが、そのときの会場であった名もなき居酒屋で食べたごはんが猛烈においしかったことを覚えています。

 

「えっ、このごはん、うま...。」

 

もしかしたらそれまでにもおいしいごはんを知らずに食べていたのかも知れませんが、はっきりと記憶に残っているのがこのときで、これ以来、この感覚をまた味わいたいと思ってよりよいごはんを追い求めるようになったと思います。

ところでそのごはんは何者?

じゃあその運命のごはんは何なんですかと思うと、正直よくわかってないのが詰めの甘いところです。

場所としては青森だったので、地域性を出しているのであればあきたこまちとかつや姫とかがありそうですが、実はこれもコシヒカリだったのかもしれません。

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引用:www.akomeya.jp

この最新のマップによれば青森に青天の霹靂ってやつが見えますが、こいつは2015年からのブランドなので、当時存在していないはず...なのでやはりよくわかりません。
ここ10年でブランド数が1.5倍になったとも言われているので、時はまさに大ごはん時代...笹食ってる場合じゃねぇ!(ガタッ)

というわけでその運命のごはん、そのお米がなんだったのかはわかりません
まぁいいんです。うまいごはんがどこかにある、それでいいじゃありませんか🙄(放棄)

しかし上の画像を発見した AKOMEYA TOKYO 、サイトがなかなか雅で興味をそそられますね。

いいお米を探そう

そんなわけで、具体的なお米がわからないので、ちょいちょい品種を変えてお米を試したりしています。

これまで試した中でいい感じだったお米を3つ。

つや姫

おいしいとして聞くことが多いと思いますが、山形県つや姫。もっちりと甘くて美味しいです🤤

今のところ、これが運命のごはんに一番近いのかなーって思ったりします。値段は2kgで1600円、5kgで2500円前後といったところです。

 姉妹米(?)として雪若丸ってやつもありますが、つや姫のほうがバランスがよい印象です。

森のくまさん

 熊本県出身の友人に教えてもらいましたが、くまの主張が激しい熊本のブランド米です。最近のパッケージではくまがくまモン化されていたりします。

品種的には2000年に登録されているので、割と昔からあるブランドです。
値段はこちらも2kgで1500円、5kgで2500円前後と似た感じですが、つや姫よりはやや安い水準です。

先ほどのもっちりしたつや姫に比べると食感がしっかりしている印象🙄

【精米】 熊本県産 白米 森のくまさん 2kg 令和2年産

【精米】 熊本県産 白米 森のくまさん 2kg 令和2年産

  • 発売日: 2013/10/22
  • メディア: 食品&飲料
 
龍の瞳

 こちらは2kg3000円と、先の2つに比べると圧倒的に高いブランドです。5kgだと6000円くらいになり、かなりインパクトがあります。

ただ、そこまで高いからには抜きん出た特徴があり、旨みや甘みはもちろん、他に類を見ない粒の大きさが特徴です。実物が届いた瞬間にわかるレベル。

 実際にこれも食べてみましたが、たしかにおいしいです。
ごはん単体で食べる喜びが感じられる一品。

ただし、常食するにはちとお高いので、ここぞというときに試してみるといいでしょう。

いい炊飯器

続いてはいい炊飯器です。いいお米を暖かく包み、すばらしいごはんへと成長させる大事なデバイスです。

最近の炊飯器トレンド

「炊飯器トレンド」って言われてなんやそれと思う人が多いと思いますが、白物家電業界では近年ずっと炊飯器が注目されています。
まぁ、キッチン家電の中ではかなり重要度高いものだと思うので、重点的にマーケティングされることも頷けます。

さて、そんな中で最近の炊飯器トレンドは何かというと、ズバリ高級化と多機能化です。
各メーカーの最上位機は10万円を超えるものがあり、知らなかった人は目玉が飛び出るレベルだと思いますが、そういった水準になってきています。

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引用:tiger.jp

元々こういった調理家電はシャープのHEALSIOやパナソニックのBistroで電子レンジを中心にブランディングされていましたが、炊飯器業界の雄であるタイガーがGRAND Xブランドで価格帯を高級路線に切ったことで、炊飯器の新ジャンルが開拓されていったように思います。

象印やタイガーといった伝統的な炊飯器メーカーは釜の素材にこだわるなど、純粋な炊飯性能を全面に押し出していますが、パナソニックや日立といった家電メーカーは昨今のライフスタイルを踏まえた扱いやすさで利便性をアピールしています。

最近の高級炊飯器はホットクックなどと同様に、色々な調理に対応しているので説明書をよくよく読んでみると色々できるかもしれません。

メーカーごとの特色

カタログを見るとどれも最高に思える高級炊飯器ですが、一応メーカーごとに特色があります。

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引用:zojirushi.co.jp

象印とタイガーは先ほども少し触れたように、とにかくごはんのおいしさを追求しています。手本にするのは、かまどで炊いたごはんで、土鍋にしたり鉄器にしたり、釜の素材からこだわった上で、あとは火力に魂を注いでいます。

上の画像は、象印の現ブランドである「炎舞炊き」のものですが、かまどを熱していたあの炎のゆらぎが大事なのだ!という発想で、IHヒーターの出力をコントロールすることで、炎のゆらぎを再現している...らしいです。

あとは、これらの伝統的炊飯器メーカーの特徴としては、炊きたてのおいしさに最上の価値を見出しているフシがあります。
じゃあその他家電メーカーはどうなのだというと、モダンな家庭では必ずしも炊きたてを家族全員で食べるともならなかったりするので、保温性能の良さや、冷めても美味しい炊き方なんかをウリにしていたりと現代的な姿勢です。

そうしたごはんのおいしさに対する姿勢の他には、家電としての扱いやすさに違いがあります。
象印やタイガーが目指す炊飯性能の追求は釜の素材追求とセットですが、土鍋だったり鉄器だったりするものは、基本的に扱いにくいです。重かったり、傷つきやすかったり。
それに対して、パナソニックや日立といった家電メーカーは非常に合理的で、おいしさを求めてはいるものの、釜の軽さや洗いやすさなんてところで差別化しています。

男の子としては象印やタイガーにロマンを感じますが、じゃあ日々それを使う主夫/主婦だったらどうだと言われれば...難しいところですね🙄

 

おいしいごはんに投資したい!

さてここまで読んで「おいしいお米に投資したい!」と思ったそこのアナタ。

それでは現在の投資状況に応じてこんな感じでどうでしょう。

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ごはん投資マップ

縦軸が炊飯器グレード、横軸が米グレードだったとしたとき、まずは①で米方向にいってみましょうということです。投資額としても小さくはじめられますしね。
(左上とか右下はきっと存在しないと思っています🤔)

炊飯器によって炊き方が、というのはありますが、炊飯器がそこに存在しない糖分を空気中から取り込んでくるわけではないので、まず投資してみるならお米がオススメです。ごはんのポテンシャルをその身に感じ、ワクワクできるかどうか、それが大事です🧐

とりあえず米グレードを上げておいしく感じるのであれば、ごはん信者の素質があるので、さらに米投資するか炊飯器投資するか、②の方向というところですね。

最終形としてはごはんルーキーの先にある3通りかと思いますが、イニシャルコストかランニングコストかというところで、いずれにせよ相応の投資が必要になります。
とはいえ、金を出せば際限なくおいしくなるということもないと思いますので、真ん中のごはんルーキーで十分ってなる可能性も十分ありますね。

おわりに

なぜこんなに書いてしまったのだ...。しかしそれだけごはんはすばらしい。

おいでよ、ごはん信者の森

 

 

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闇に舞い降りた天才 モモギ:第2話「取引」

怪文書その②、続きです。

第2話「取引」

南郷「坊主・・・・」
南郷「お前一体何をやらかしたんだ・・・?」
南郷「こんな雨降りの夜・・・」
南郷「ズブ濡れでほっつき歩いて・・・」
南郷「知りもしねぇ民家にまぎれ込む・・・」

南郷「しかも濡れた原因は雨だけじゃねぇ・・・」
南郷「このシャツに付着した塩分や匂い・・・」
南郷「つまり汗だ・・・」
南郷「こんな深夜に運動会かい・・・?」

南郷「わかるよ・・・話したくなんかないことだろ」
南郷「たぶんおまえは・・・ここに来る前・・・」

南郷「死線を越えてきた・・・!」

モモギ「・・・・・」

南郷「わかるんだ・・・」
南郷「オレもいま死線をさまよってるから・・・」
南郷「そんな気配がさ・・・」

南郷「今夜勝たなきゃオレは奴らに殺されちまうんだからな・・・」

南郷「頼む・・・・・・」

南郷「オレの代りに次のゲーム入ってくれねぇか・・・?」
南郷「わかっている・・・」
南郷「アンタは桃鉄などしらない・・・」

南郷「しかし・・・それでいいんだ・・・」

南郷「生半可な技術はムダなだけじゃなく逆に奴らのいいえじきだ・・・」
南郷「全く知らないくらいがいい・・・」

南郷「・・・・・」
南郷「これはオレのカンなんだが」
南郷「感じるんだ、あんたから・・・」
南郷「勝負をするものに不可欠な熱とツキと気―」

南郷「あんたなら」
南郷「死線を越えられる・・・!」

 

のちに―
裏の桃鉄界を震撼せしめる桃木しげる・・・

これがそのはじまり
初めての桃鉄

 

竜崎「・・・・」

桃木しげる13歳―
この時桃木はコントローラを握る5分前に
南郷から桃鉄のルールを簡単に説明されただけで
戦略などいっさい知らない・・・

ど素人以前の状態だったという―

 

実戦の中で桃木は少しずつ桃鉄を把握していく
桃鉄とは2人から4人までの複数人で行うボードゲーム

日本列島をボードに見立て、その時毎に指定された目的地を
目指しながら総資産を競うゲームであること―

なるべく早く目的地に着くことが得策
物件を購入すると持っているだけで毎年一定額の収益が得られる重要な要素

 

桃太郎「竜崎社長さんが目的地の鹿児島に一番乗りでーーーーす!」

 

目的地を目指すにはサイコロの出目を利用する方法と、多種多様なカードの
効果を利用する方法があること

 

結局1年目モモギの桃鉄は総資産7200万円
ビリにはならないが目的地にも入っていない・・・平凡な内容

のちに天才といわれるその才気の片鱗はまだみえない

 

事が起きたのは3年目7月―

南郷「きたっ・・・!」
南郷「売値が高額なダイヤモンドカード・・・!」
南郷「勝負手っ・・・!」

その次の月
カード売り場「新居浜

しかしモモギ、カードの売却に興味なし―

南郷「」ガク・・
南郷「・・・・・」
南郷「ダメだ・・・!」

南郷「こいつはなんでもかんでも大事にしすぎる」
南郷「たしかに初心者がカードを売りまくるのは感心しねぇが・・・」
南郷「しかしあのカードはある程度売っていかなきゃ・・・勝負手だよ・・・!」
南郷「仮にダイヤモンドカードというカードを知らなくても」
南郷「売ったら高額になりそう、そんなことくらいわかりそうなもんだ・・・」
南郷「それも感じないようじゃこいつはセンスがない・・・!」

南郷「こんなガキに全てを託すなんてオレもどうかしてたぜ・・・・!」

南郷「次のゲームからはやっぱりオレが・・・」

 

竜崎「し・・・!」

 

南郷「え?」

竜崎「誰かが階段を登ってくる・・・」

コツ・・・コツ・・・

ざわ・・・ざわ・・・

黒服「いったい・・・」
黒服「誰だ・・・?こんな夜中に・・・!」

 

コン・・・コン・・・

???「・・・・」

 

竜崎「いけっ・・・」
黒服「はっ」

黒服「・・・どなたですか?」

???「警察の者です」

黒服「なんだい?こんな夜中に・・・」

???「すいません」
???「実は昨晩ちょっとした事件がありまして」
???「不良グループどうしの抗争事件です」

 

???「・・・オナラマン危機一髪ゲームていうんですか・・・?」
???「たぶん鹿児島かどっかの祭りであったんでしょ」
???「対戦者同士がサツマイモを食い続け、先にオナラをしたほうが負けという」

???「命知らずを競うゲーム・・・!」

 

???「そいつをやらかした・・・」
???「結果ガマンをしすぎ、2人ともひどい下痢に・・・」
???「1人は重症で病院に担ぎ込まれ・・・」
???「もう1人は海に落ちてから体を洗って逃げたというんです」

 

???「まったく・・・」
???「悪運が強いというかなんというか」
???「そのガキがどうもこの界隈に逃げ込んだという情報があり」
???「こちらでその心当たりはないか・・・と思いまして」

 

ざわ・・・ざわ・・・

 

竜崎「・・・・」
竜崎「面倒なことを・・・・・」

竜崎「オナラマン危機一髪ゲームの生き残りか・・・」
竜崎「どうりで肚の座ったガキだと思ったよ・・・」

黒服「どうします・・・?」
竜崎「追い払えっ・・・!」
竜崎「サツに今・・・顔を見られるとこっちも面倒なんだ・・・」
竜崎「ちっ・・・!」

ざわ・・・ざわ・・・

モモギ「南郷さん・・・」
モモギ「取引しませんか・・・?」

南郷「え・・・?」

モモギ「サツもなにかネタがあってここを嗅ぎつけたんだから・・・」
モモギ「たぶん引き下がらない・・・」
モモギ「ものの1分もしないうちに入ってくる・・・」

モモギ「その時オレと口ウラを合わせて」
モモギ「オレのアリバイと身元を保証してくれればいい・・・」

南郷「このガキ・・・!」
南郷「あきれたことを・・・」
南郷「なんでオレがそこまで・・・・」

南郷「いい加減にしろっ!」
南郷「だいいち取引っていうのは『物』を持っているものどうしで初めて成立すること!」
南郷「素寒貧にその資格はねえっ!」

モモギ「フフ・・・」
モモギ「『物』はある・・・」

南郷「?」

 

ダイヤモンドカード   1億7200万円

 

南郷「!!!」
南郷「バカな・・・」
南郷「今さっき見た時・・・たしかあいつは売らずにターンを終えたはず・・・」

南郷「!」ハッ
南郷「リセットしやがったんだ・・・!」

南郷「みんながさっきドアの方に気を取られてるスキに・・・」
南郷「7月からやり直した・・・!」

南郷「警察がせまってきて一番ハラハラすべき当の本人がそんな真似を」
南郷「このガキ・・・!」

南郷「常人の神経じゃねえ・・・」
南郷「切れてやがる・・・」

 

糸冬

 

続き

残念ながらファイルはここで途切れていました。2014年11月18日。

多分オナラマン危機一髪ゲームをチョイスして満足したのか、この2話分を書いて力尽きていました。

モモトラマンカードの名前が出るあたり、時代を感じますね。

このアイデアに興味を持たれた方はぜひ続きを書いてみてください。

 

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闇に舞い降りた天才 モモギ:第1話「変化」

PCの中を整理していたら、過去になんとなく書いてお蔵入りしていた怪文書があったのでここで供養したいと思います。

第1話「変化」

オレが望んだもの・・・・・・
それは変化だった・・・

第一話 変化

南郷「・・・」

それも全てをひっくり返すような変化だ
生まれ変わる程の・・・!

しかしオレはその資質に欠けた・・・
株式の負債
博打の負け・・・
手を出すことことごとく失敗し・・・

そして今夜借金の棒引きをかけての桃鉄も・・・

連敗―

 

おいつめられた・・・!
3年目、7月・・・!

南郷、目的地まであと17マス

南郷「なんとかしのいで次の一戦へ」

もう貧乏神の相手はできない・・・

南郷「今月はまだ・・・」

南郷、カードマスを選択
しかしその直後

 

桃太郎「竜崎社長さんが目的地の鹿児島に一番乗りでーーーーす!」

桃太郎「竜崎電鉄さんには2億470万円のえんじょ金がでました!」

桃太郎「そして今回、貧乏神がとりついてしまうのは・・・」

南郷「やられた・・・!」

桃太郎「南郷社長さんです!貧乏神との旅をたのしんでくださ〜〜い!」

 

結局この一戦も4位、最下位に終わる

南郷「落ち着け」
南郷「なんとかするんだ」
南郷「なんとか・・・」

 

第5戦 2年目11月

南郷「泣きたくなるようなサイコロだ・・・」

南郷「ミスらしいミスはしてないのに・・・」
南郷「どうして・・・?」

変えてくれっ!

誰でもいい・・・!
このよどんだ空気
流れを・・・
変えてくれっ・・・!

誰でもいい・・・!

魔でも・・・!

竜崎「」ピクッ

竜崎「誰だい?そこのドアのところ」

 

モモギ「・・・」

 

南郷「・・・」

黒服「なんだてめえは・・・?」
黒服「雨やどりなら別にしなっ!」
黒服「ここはガキのくるところじゃねぇっ・・・!」

黒服「さあ・・・帰った帰った・・・!」

南郷「まてっ・・・!」

南郷「そのガキはオレがよんだんだ」
南郷「深夜12時をまわっても何の連絡もしなかったら」
南郷「人をよこすように言っておいた」

南郷「竜崎さん、珈琲を入れてやっちゃくれないか・・・?」
南郷「それとタオルだ」

竜崎「・・・」

そんな約束はなかった・・・
こんなガキも知りはしない

ただオレは間が欲しかった
流れを変えるキッカケ

南郷「見ろっ・・・!」

やつらのしらけた顔―
あきらかに勝負の熱が引いてきている

変わるかもしれない・・・!
流れが・・・

南郷「そうさ、まだ負けると決まったわけじゃない!」

 

そして第8戦 4年目 ― 9月
ついにチャンスが訪れる・・・!

南郷「きたっ!」

南郷、目的地まであと9マス

南郷「ここで目的地に入れば勝利は確定的・・・!」
南郷「インフレ率を加味すれば目的地賞金が2億強」
南郷「逆転トップも可能な状況・・・!」

南郷「サイコロで前進したいのはヤマヤマだが・・・」
南郷「問題は前方の竜崎・・・」
南郷「オレとの距離は5マス、キングボンビー持ちだ・・・」
南郷「かなり危ない・・・!」

南郷「その点モモトラマンカードなら安全」
南郷「現状維持だ・・・!」

しかたがない・・・

南郷「なすりつけられればそこで全て終わってしまうんだ・・・」
南郷「ここでムリは出来ない」
南郷「だいいち黒服はまだ19マス、3位確保は出来る・・・」
南郷「ここはかたく・・・」スッ

 

「死ねば助かるのに・・・」

 

南郷「」ハッ

南郷「おまえ・・・」
南郷「桃鉄がわかるのか・・・?」

モモギ「いや・・・全然・・・」

モモギ「ただ・・・今気配が死んでいた・・・」
モモギ「背中に勝とうという強さがない」
モモギ「ただ助かろうとしている」

モモギ「博打で負けの込んだ人間が最後に陥る思考回路・・・」

モモギ「あんたはただ怯えている」

南郷「あのガキ・・・」
南郷「いいたいこといいやがって」
南郷「しかし・・・」

南郷「奴の言うとうりだ・・・・・・!」

南郷「この状況でどうしてモモトラマンカードなんだっ!」
南郷「どうかしてた・・・!」
南郷「仮にここを凌いでも、こんな発想してたら決してトップはとれない」
南郷「ジリ貧必至・・・!」
南郷「オレが今やっているのは」

南郷「桃鉄だっ・・・!」

南郷「危ない橋一本渡れない男に勝機があるかっ・・・!」

南郷「どうせ死ぬなら強く打って・・・」
南郷「死ねっ・・・!」グッ

南郷、サイコロを選択
出目は3

南郷「通った・・・!」

続く竜崎もサイコロを選択
しかし出目は1

南郷「ぐっ・・・」

南郷になすりつけられずキングボンビーから手痛い一撃を食らう

続く黒服、特急カードを選択
出目は11

南郷「」ハッ

南郷がモモトラマンカードで逃げていればマス目で逆転されていた運命のイタズラ
次巡、南郷のサイコロ

この時より・・・

 

桃太郎「南郷社長さんが目的地の名古屋に一番乗りでーーーーす!」

桃太郎「南郷電鉄さんには2億3400万円のえんじょ金がでました!」

 

勝負の振り子はゆっくり―
南郷へと振れはじめた

南郷「逆転トップだ・・・」
南郷「生きのびた・・・・・」

南郷「ぼうず、齢は・・・?」

モモギ「13・・・」

南郷「・・・へー、見えねえな」
南郷「名前は?」

 

モモギ「桃木・・・」

モモギ「桃木しげる・・・」

 

続く

 

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2020年「はてなブックマーク年間ランキング」トップ100をナナメ読み

今年もこの時期がやってきました。

さすがに100個コメントはしませんが、印象深かったものを10個くらい改めてナナメ読みしてみようと思います。

その① 1位: 普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方

2020年のブックマーク1位がこれとのことでした。ほぼ1年前の記事ですね。

コロナショックどころかまだコロナ?なにそれ食えんの的なタイミングで、2019年の株高を受けてかの有名な妖怪、「そろそろ天井おじさん」が現れていたのではないかと推測します🤔

GitHubに置いてある珍しいお金文書ですが、この方自身はGoogleのエンジニアだということですが、この2万文字を超える作品を作り上げたきっかけは、

筆者が調べた限りは、資産運用に関するネット上の情報はそのほとんどが思い込みに基づくものであったり、明らかな誤りが含まれていたりと、信頼できる情報は非常に少なかったです。もちろん一部の人は良識あふれる記事を書いていましたが、「普通の人」がそれらを自分で発見して理解して活かすのは難しそうです。

少なくとも筆者が知り合いに安心してオススメできるような、必要な情報を 1 ページにまとめた記事は皆無でした。そのため、筆者の考えをなるべく 1 ページ(?)にまとめて共有することにしました。もともとは知り合いだけに共有するつもりでしたが、公開しました。これで筆者も次からはこの記事の URL ( https://hayatoito.github.io/2020/investing/ ) を教えるだけで済みます。

 ということらしいです。
毎回毎回個別に説明するのは面倒なので、入魂の一作を書き上げ、あとはそれを適宜参照できるようにしたいってことのようですが、そのおかげでこんな素晴らしいものを読めているので感謝感激雨あられでございます。

さて、投資に関するベストプラクティスみたいなものはSNS上で日々舌戦が繰り広げられいますが、この考え方が秀逸なのは

  • 資産運用は趣味ではない。
  • 資産運用を始めてみたいが何をしてよいのかわからない。
  • 資産運用をすでに行っているが毎年ころころと方針を変えてしまっている。
  • 資産運用に無駄に時間ばかり費やしている。
  • 今のところ資産はすべて銀行の普通口座や定期預金にいれている。このまますべて現金でおいておくのも何か損しているみたいでモヤモヤする。だけど難しいことは勉強したくないし時間も使いたくない。

という特性を持つ「普通の人」のみをターゲットにしていることです。
特に「投資は趣味ではない」「勉強したくないし時間も使いたくない」という前提が大事で、それゆえに

この方針をちゃんと守っているならば資産運用に使用する時間は 1 年に 30 分もないはずです。

もし、自分が:

  • 1 年に 30 分以上資産運用に時間を使っている
  • あるいは、1 年に 1 回以上最初の方針にはなかった「投資判断」を行っている

のであれば、それは最初の方針を曲げてしまっている、何かが間違っている証拠です。長期的にはその「ツケ」は必ず払わされるでしょう。

 と、徹底的に省力を掲げていることです。
僕はそうですね...1ヶ月で100時間くらい考えている可能性すらありそうです😇(昇天)

そうやって、短期的な動きに右往左往しないことはもちろん、数年に1度の暴落相場でも微動だにしないレベルの省力観で、端的に結論を出しているところが素晴らしいです。

もちろん、その理論的な裏付けもしっかりしていて、効率的市場仮説やポートフォリオ理論を理解しつつ、統計シミュレーションなども行った上でこれを書いているため、魑魅魍魎が跋扈するブコメにおいても内容を否定するようなコメントはほとんど見受けられなかったように思います。

全人類に通用はしないにしても、多くの日本人に通用するベストプラクティスとしてこれを超えるものが次にいつ見れるのかと思うくらい、素晴らしい出来だと思いました。

 

その② 9位: 100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。

 もうこの書き出しから大好きです。

ただ、毎日おなじものを買っていることで「店員さんにあだ名を付けられているのではないか」と不安になったことはありませんか?

100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。

それを検証したいと思います。

私が100日間買い続けるもの、それはビスコです。

大体こういうのって第1とか第2ステップくらいはいいと思うんですよ。あー、わかるわかるー、って感じで。

問題はその次で、それをやってみようかというところに常人との境界があり、さらに100日という思いつきだけで走破できるものではない計画をひっそりと決意し、それを淡々と報告する感じ、それがとても魅力的に感じます。

こういう人たちの特徴は、現実の受け入れがとてもフラットなことですね。

いつもの『気だるげな女性』だったのだが、会計時に「ビスコ、好きなんですか?」と尋ねられた。突然のことにびっくりして私は無言でニコっとするのが精一杯だった。そして相手に認知されてると思うと店に行くのが途端に恥ずかしくなる。

自分のペースで生きているところに、外からのアクションが入るものの、すこし驚いて自分なりの落ち着きの中で生きていく感じがいいですね。

今回改めて読みましたが、やはり良い味わいがあります。

その③ 21位: iPhoneでの料理撮影が苦手なライターがカメラマンに論理的に指導を受けた結果→憂鬱な撮影が楽しくなった

僕もカメラを使いますし、その中で構図や光の勉強もしているので、革命的な何かを知ったというわけではないんですが、こうやって改めて「日常の何気ない工夫」を見ると、自分のまわりにもまだまだ工夫できることがあるのかなぁ、なんて思ってワクワクします。

缶コーヒーBOSSのキャッチコピーで、「このろくでもない、すばらしき世界」ってのがありましたが、そんなすばらしき世界を感じたような気がしました。

その④ 35位: 批判の文化が日本を技術後進国にしているかもしれないという話

さて、これはちょっと本業柄というところではありますが、あの接触確認アプリCOCOA誕生に関しての話です。

社会がコロナに直面してまだポストコロナやアフターコロナとかそんな話すらなかった4月5月の時期から、AndroidiOSAPI仕様に基づいて、その原型となるアプリがいくつか有志で作られていました。

悪く言えば乱立していたその状況から、厚生労働省の旗振りによってそのうちの1つがCOCOAに採用されたんですが、そのリリース当初に実装上の問題で、有志で力を注いだ開発者たちが結構な批判を浴びていたんですね。

そういった「批判」についての記事ですが、こういった減点法的な発想は確かにイノベーションというか、新しいことへの挑戦を阻む温床ではあるので、社会的混乱の中、誰もが不安で攻撃的な一面を持っていたとはいえ、考えさせられる内容だったなと思いました。

その⑤ 36位: 中古マンション購入の注意点!プロ秘伝の209項目チェックリスト

これが公開されたのは2020/1/20で、まだコロナがさほど問題視されていなかった時期です。1位の「普通の人が~」とともに、今年は豊作だなぁなんて思っていましたが、たまたまでしたね。

さて、この記事の公開元は不動産仲介やリノベーションをやっている会社なんですが、まさにそういったプロの目線でかなり網羅的に作られたチェックリストでした。
一通り目を通してみて、確かに大事なことだなーと思うことが多く、完成度に感動したことを覚えています。

一方で、タイトルにもある通り「209項目」を出し惜しみせずに公開しているわけですが、気にすべき内容が増えすぎてしまい、結局好みの物件を見つけられない、なんてことにもなってしまいそうです。

209項目をどのような優先度で使い分けていくかはそれこそプロの感覚ではあるので、秘伝のノウハウを惜しみなく公開しても、それでそのまま専門家の存在意義が失われるとは限らない、なんてことを思ったりしました。

その⑥ 44位: よく心理戦で「相手は私の思考を読んでこうするから、それに対し私はこうする」みたいな読み合いがありますが、ずっと互いに読み合っていたら無限ループで切りが無いはずです。どこまで読むのが正解なのですか?

このタイトルを見て、なんかカイジ利根川の読み合いみたいな話だなぁ、と思って開いたら回答が真っ先にその例を挙げていて思わず笑ってしまったことを覚えています😇

裏の裏をかく、裏の裏の裏をかく、みたいなことできりがないとは思うものの、利根川が言っていた通り、実在の相手をどこまでも読み切ることではなく、「自分の中に作り上げた妥当な相手像を読む」ってことに行き着くのは、なかなか皮肉で愉快なもんですね。

その⑦ 73位: 鉄のフライパンの再生とメンテナンス

私の本業はSEですが、それゆえにこういった物理的にアプローチする専門性を持ち合わせていません。

一方で、このように「モノを大事にしたほうがよい」ってことは親から刷り込まれた価値観になっているので、こういった物理的なメンテナンススキルにはとても憧れの気持ちがあります。(なのでいつか田舎で倉庫を持ち、DIYに興じたいと思っています🙄)

こういったメンテナンス系では、YouTuberの圧倒的不審者の極みを他に見てますが、包丁ってすごいんだ(小並感)っていつも見ながら思います。
砥石を倍速でシャカシャカしているのをじっと見ているのはなんとも言えぬ快感が...あると思いますが皆さんどうでしょう。


骨董品店で買った錆包丁を18時間手作業で研いだ結果

その⑧ 97位: クソデカ羅生門

 タイトルからしてパワーがありますよね。

どうして羅生門をクソデカくしようと思ったのか、というそもそもの疑問がありますが、ただ単に突飛な発想をしているわけではなく、そのアイデアを豊富な教養でもってこうしてまとめ上げているのはギャップ萌え的にとても好感がもてます。

こういったパワーワード文学(適当に命名は他にも色々考えられそうですが、この短く知名度のある羅生門が取られてしまっているので、他だとどんなものだといいでしょうね。

番外 51位: 2019年「はてなブックマーク年間ランキング」トップ100

2020年トップ100に2019年トップ100があるのはマトリョーシカというか、フラクタルな感じがしてなかなかいいですね。ついでに2019年も見てしまいました。

 

おわりに

はてブはほぼ毎日見ているので、このランキングに載るクラスのものは基本全て知っているんですが、1-3月くらいのものは特に、「えっ、これって去年だったの?」と思うことが多くありました。

それだけ人の記憶というのは適当なものですので、こうしてランキングが毎年リリースされるのはとてもありがたいです。

ちなみに、年に関係ない歴代ランキングをまとめているサイトを発見したので、今度はそっちを見てみたいと思ったりしています。

 

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ふと振り返るカメラ生活

特に何がというわけではありませんが、カメラ生活を振り返りたくなったので、お気に入りの写真とともに振り返ってみます。

ボディを軸にするとわかりやすくていいのでそうしてみます。

メイン機

まずはメイン機となっている一眼です。

1代目: Nikon D60(2013~)

感覚的に写真は好きだったんですが、一眼デビューしたのは社会人になってからでした。

会社の同期に大学からカメラをやっているやつがいて、そいつが新しい機種に移ったので手余りになっていたNikon D60を安く譲り受けました。

このあとはずっとソニーカメラを使い続けているので、最初で最後のニコン機です。あとは、光学ファインダーも実はこれだけでしたね。

今思えば、露光の程度がファインダーから見えるわけでもないですし、AFも測距点が3点しかないというすっかり前時代のアイテムだなというところですが、応答速度0msの光学ファインダーはやはり覗いていて気持ちいいものでした。
また、今やすっかりCMOSセンサーが主流になっていますが、こいつはCCDセンサーということで、印象的な色乗りが好きです。

というわけで、Nikon D60の1枚はこちら。

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2013年:長野、D60 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR

2013年に会社の同期とコテージへ泊まりに行ったんですが、そのコテージにくっついていたセミの抜け殻をパシャリ。
適当に撮った割には構図やフォーカスもしっかりしていて、一眼ライフにおけるビギナーズラック的な気もして印象深い1枚です。

Nikonはやはり華やかさはないですが、暗部の落ち込みに味がありますね。

2代目: SONY α77(2013~)

続いて2代目ですが、ここからソニーのカメラライフがはじまります。

Nikon D60をお試し的に使い始めて約半年、やっぱり自分の新しいカメラがほしくなったのでここからソニーカメラに鞍替えします。

当時はまだ一眼といえば光学ファインダーの時代でしたが、ソニーはこの世代から電子ファインダーを導入しています。最先端過ぎてトランスルーセントミラーテクノロジーという謎技術を投入していますが、今思えばまさに過渡期を象徴する技術でした。

そんな電子ファインダーの良さは、ファインダーで見たままに写真が撮れるということです。光学ファインダーでは暗所での露光調整で四苦八苦しますが、電子ファインダーだとそういった悩みがないのでテクノロジーを感じるところです。
(ただこの当時はまだ応答速度が微妙なので、賛否でいうと否のほうが多かったです)

さてそんなSONY α77の1枚はこちら。

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2016年:江ノ島花火、α77 + SAL1650

これは2016年の江ノ島花火です。

最近はスマホカメラの性能が多眼化やAI補正で格段に上がっていますが、未だに三脚を必須とするこういった長時間露光は対応しきれていないですね。

彩りのいい花火はもちろん、それを眺めている人々のシルエットが綺麗に入っているのでなかなか満足感の高い1枚です。

昨年はコロナのことで花火大会が基本的になかったので、こういった写真にチャレンジもできず、残念でした。

3代目: SONY α99Ⅱ(2016~)

さて、ここでついにフルサイズデビューします。
前回ボディを買ったときに比べ、フルサイズミラーレスとなるα7シリーズが発売され、第二世代であるα7RⅡに世間がおったまげている頃の話です。

僕はソニーのミラーあり一眼のAマウントレンズを3年の間に蓄えていたので、できればそのままAマウントで...という思いがあり、このα99Ⅱを後継に選びました。

やはりフルサイズはいいですね。
ダイナミックレンジの豊かさなど、明所から暗所まで、余裕のある記録になるので切り取りの幅が広がりました。

そんなわけでSONY α99Ⅱの1枚。

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2017年:新宿御苑、α99Ⅱ + SAL1635Z

これはこのブログのfaviconだったり、Twitterのアイコンにもしている木の写真です。通称御神木。

実物は新宿御苑にあるケヤキの木で、ブログ活動の開始にあたってなんとなく使い始めたんですが、もはやずいぶん愛着が湧きました。

また改めて写真を撮りに行きたいなーと思っていますが、コロナ生活でなかなか出かける意欲なく1年が過ぎました。
まぁ、コロナよりこいつのほうが長生きだと思うのでそのうち行ければいいです🙄

4代目: SONY α7RⅢ(2018~)

さて、フルサイズボディを得るまでにとても悩んだ私ですが、その割に約2年でAマウントボディからEマウントボディにお引越ししてしまいます。

2016年ではまだ同等くらいの性能だったんですが、2017年にα7RⅢが発売され、2018年にエントリーフルサイズであるα7Ⅲの性能を見て、「あぁ...大ミラーレス時代やわ...」と思ったことを覚えています。

まぁ、Aマウントレンズはマウントアダプターで使い続けられるのでいいよね?という2年前に否決した理論を掘り起こして採択するよいう卑劣な脳内議会での審議を経て、ついにミラーレス一眼がメイン機になります。
α99Ⅱを下取りに出して買い替えたので、実質8万円くらいでゲットしました。フルサイズを2年使って8万円なんだから実質無料だよねうんうん、なんて理論を駆使してたような気がします。

僕もすっかりカメラ沼の住人ですね。

さて、これが現役機なのでまだまだ次の1枚が撮れる可能性はありますが、2019年にそんなメイン機と新婚旅行でハワイに行ってきたのでその写真です。

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2019年:ハワイ、α7RⅢ + SAL1635Z

これはハワイのハナウマベイというところですが、本当に絵に書いたような白い砂浜、青い海といった様子で、とても感動したことを覚えています。

最初のニコンに比べると、いかにソニーの色づくりが派手かというのがわかります。

まぁでも記憶を残すための写真なんで多少華やかなほうがいいじゃん?記憶色だぜベイベー?っていうソニーの考えは個人的にいいと思いますが、人によっては胡散臭いように感じる色使いかも知れないですね。

次なるボディは果たして...

さて、これが未だに現行機となりますが、7年間で4機種を使ってきました。最初のニコンはお試しだとしても、大体2-3年でボディを買い替えていることになります。ほんまか工藤。
そうすると前回の2018年から今年で丸2年ということになりますが、果たして次はどんなカメラと出会うのでしょうか...。

今の時点で特段の悩みはないですし、最新のα7RⅣに比べてもまだまだ見劣りしない性能だと思うので、次に驚かされるボディがどんなものになるのか、楽しみです。

 

 サブ機

さて、メイン機の傍らで、より持ち運びやすいサブ機も持っていたりします。
ふとした切り取りでもいい写真になったりするので、なかなか侮れないところ。

1代目: SONY T77(2009~)

これは厳密に言えばNikon D60の前なので実際にはメイン機なのですが、コンデジなのでサブ機のほうに入れておきます。

自分の意志で買ったカメラとしてはこれが最初で、デザインもさることながらスライドカバーをシャッとして起動するスタイリッシュさに惹かれて選びました。

ここにも書いている通り、大学生で自らソニー製品を選ぶ走りとなったものなので、ソニーの芽生えといっても過言ではない製品かもしれません。

さて、そんなカメラの1枚はこちら。

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2011年:清水寺、T77

大学は関西方面だったので、清水寺に遊びに行ったときの写真です。

10年前の、コンデジの写真とはいえ明所なのでとても綺麗ですね。それだけに、この10年で進化したのは暗所性能だということがよくわかります。

あと、落ち着いてよく見てみるとここまで鮮やかに赤い建物って普通に生きていく分には珍しいような気がしました。京都には割とある印象ですが、最近長らく見てないなーという気がしました。関東でメジャーな赤い建物ってなんでしょうね?🤔

2代目: SONY RX100Ⅱ(2015~)

次は間に一眼デビューをはさみ、6年ぶりのコンデジです。

ほぼ毎年新機種がリリースされ、未だに併売が続いているRX100シリーズですが、初代のRX100からコンデジらしからぬ高性能でサブ機として人気を博していました。

ちょうどその頃、メインとしてはα77を使っていましたが、レンズを増やしていく中でやはりそのボディやレンズのデカさが気になるようになりました。

持ち出せばいい写真が撮れる一方で、苦労して持ち出さなければなにも撮れない...そういったジレンマの中でサブ機を持とうということで買ったのがこれです。

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2016年:小岩井農場、RX100Ⅱ

これは2016年に岩手~宮城あたりを旅行したときの写真です。GW付近に行ったんですが、遅咲きの桜のバックに雪山、そして手前には新緑の芝生ということで非常にいい感じに撮れたラッキーショットでした。これはTwitterのカバー写真にしています。

3代目: SONY RX100Ⅲ(2016~)

さてそんなサブ機を手に入れて約1年で、次のRX100Ⅲが登場します。

カメラのセンサーとしては大差ないのですが、レンズがF2.8通しになったり、コンデジでありながらファインダーがついたりと、スペック的になんだか気になるアイテムだったということくらいしか理由が思い出せません。

衝動買い?いえ、魂の買い物です(まがお)

引退するRX100Ⅱはどうなったかというと、Nikon D60を譲ってくれた同期の手に渡りました。譲られたら譲り返す、恩返しです!って偉い人も言ってましたしね。
そしてその差額でRX100Ⅲを買っているのでこれまた実質無料とかそんな感じだったと思います。

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2016年:山梨、RX100Ⅲ

T77のくだりで「この10年で進化したのは暗所性能」って話をしましたが、コンデジでもこれくらい撮れるようになったというのが印象的な1枚です。

2020年は紅葉も見に行かなかったですね。かなC。

次なるサブ機は...あるのか?

サブ機に手を出した2015年くらいはまだスマホカメラがいまほど高性能ではなかったところですが、今やこういった高級コンデジすら食われかねないレベルに達しているので、コンデジスマホに食われたように、このサブ機ポジションを含めて完全にスマホに変わってしまう日もそう遠くはなさそうです。

ちょうど昨日、1/6にシャオミから最新のMi 11の詳細が発表されていますが、スマホでも1/1.33インチという巨大なカメラセンサーを備え、さらに最新の補正技術で驚きの暗証性能を叩き出しています。

「カメラというものは、目に映るものをそのままに切り取るのが至高」みたいな考えがありますが、ここまでくると非常に悩ましいですね。
 

小手先の補正というよりはもはや「目に見えないものを切り取ってくれるのがカメラ」みたいになり得るので、テクノロジーが論争を終わらせるというか、また違うステージを感じます。

 

まとめ

こういった長期での振り返り記事は1年スパンですら書けるものではないですが、こうやって振り返ってみるのは楽しいですね。

今回このカメラネタを使ってしまったので、少なくとも向こう数年はこのテーマで書くことはなさそうですが、他の切り口で10年くらいを振り返ってみるのも楽しそうです。

ではまた10年後に(大げさ)

 

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