Amazonの検索結果を絞り込みたい人
年に2回くらい使いそうなのでメモがてら調べたことを残す。
Amazonセールだ!
今年も年末商戦期になり、各社恒例となったブラックフライデーセールを展開しています。
Amazonも例にもれず11/26からブラックフライデーセールを開催しますが、先だってKindleのセールが開始されたようです。
中でも、黒(96)にかけた96円セールはなかなかの価格破壊で、何かお宝が発見できればいいなといろいろ見ていました。
多いですねAmazon先生...
というわけでこちらをご覧ください。
そうそうドラゴン桜、面白いですよね。僕も受験生の頃は...っていう話ではなくて、ページ数のところをご覧ください。
そう、400ページ。
さすがに多いですね。いかに掘り出し物を探したくても、400ページ吟味する間にブログの1本でも書いたほうが建設的です。(そして今実際そうなっている)
なので、400ページ見る前に、もう少し絞り込むことができないか調べてみます。
絞り込み検索をしたい
あまり知られていませんが、Amazonでは通常のヒットさせる検索に加え、ヒットさせない絞り込み検索ができます。
通常は「ヒットさせたいキーワード」を入力しますが、半角ハイフンで区切ると「ヒットさせたくないキーワード」を指定することができます。
したがって、
- 検索キーワード:(指定なし)
- 検索キーワード:-マンガ
とすると、漫画が除外されます。
どこで絞り込んでいるのか?
もう少し実験してみますが、こちらのパターンでは漫画が除外されません。むむ。
- 検索キーワード:-漫画
- 検索キーワード:-コミック
具体的なAmazonの検索仕様がわからないので何とも言えませんが、この検索では商品名のほかに、売れ筋ランキングのカテゴリを対象にとっているようです。
例えば、ドラゴン桜(1)を例にとると、この本は
登録情報
ASIN : B091PWQZM3
出版社 : コルク (2021/4/9)
発売日 : 2021/4/9
言語 : 日本語
ファイルサイズ : 306585 KB
Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
X-Ray : 有効にされていません
Word Wise : 有効にされていません
Amazon 売れ筋ランキング :
- 2位メディアミックスマンガ
カスタマーレビュー: 5つ星のうち4.4 415個の評価
という登録情報を持ちますが、ここの「メディアミックスマンガ」に「-マンガ」の除外が効いているように見えます。
また別に、ゆるキャン△(1)を見てみると、
登録情報
ASIN : B01853H0C4
出版社 : 芳文社 (2015/11/12)
発売日 : 2015/11/12
言語 : 日本語
ファイルサイズ : 102052 KB
Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
X-Ray : 有効にされていません
Word Wise : 有効にされていません
本の長さ : 182ページ
Amazon 売れ筋ランキング :
- 2位4コマまんが
- 52位コミック
カスタマーレビュー : 5つ星のうち4.7 1,534個の評価
となっているためか、こちらは「-マンガ」「-コミック」のいずれでも除外ができました。
「-マンガ」の絞り込み表現が「4コマまんが」に効くというのは結構大きな収穫です。
- 絞り込みはAmazon売れ筋ランキングのカテゴリに作用する
- 絞り込みは単語レベルで作用する
- ひらがな/カタカナは区別しない
- (当たり前だが)ひらがな/漢字は区別する
しかし不具合らしきものも...
とはいえ、明快な挙動ばかりが見つかったわけではなく、理解に苦しむものもありました。
セール対象の中には、Kindle Unlimitedでよく配信されているような海千山千なタレント写真集があり、ランキングカテゴリの表記としても存在しているんですが、「タレント写真集」で除外しようとするとなぜか「アダルト写真集」のカテゴリがストレートにヒットする謎挙動がありました。
ユーザ視点では間違いなく不具合ではありますが、検索アルゴリズム的には実は正しい、みたいな隠れパラメータのようなものが実はあるのかもしれません。
このあたりも色々試したことで、
- 検索キーワード:-タレント写真集
- 結果:ダメ
- 検索キーワード:-タレント -写真集
- 結果:ダメ
- 検索キーワード:-写真集 -タレント
- 結果:よさそう
という挙動になることがわかりました。
大まかな挙動としては絞り込み検索はOR検索で記載順序に影響しないような印象がありましたが、2つ目と3つ目の違いから、キーワードの指定順序も影響があることがわかります。
確かに、SEOの世界でもキーワード順序で検索結果を変えている話はよく出るので、それ自体は驚くことではないのですが、今回のケースはこういう挙動にしている意図がよくわからない感じですね。(とはいえこれは単に副次的な産物のような気がします)
日本語に反応する検索エンジンを整備するにあたっては、日本語の形態素解析なんかもやっていると思いますが、「タレント写真集」みたいな複合語よりも「タレント」「写真集」で明確に区切ってあげたほうがこちらの意図に適いやすい結果が得られそうです。
気を取り直して絞り込もう
少し謎の挙動もありましたが、絞り込み検索の動きは大分よくわかってきました。ここから改めて、96円セールの400ページを絞り込んでいきたいと思います。
目標としては、
「マンガや雑誌を除いた、ビジネスや自己啓発本のセール対象品」
です。
これを念頭にいろいろやって、とりあえずここまできました。
- 検索キーワード:-マンガ -小説 -コミック -写真集 -タレント -雑誌
144ページです。まずまずですがまだ多いですね。
Kindle Unlimited対象を除外したい
検索結果をざっと見ていると、結構な数のKindle Unlimited対象が含まれていることがわかります。
僕はKindle Unlimitedに加入しているので、何もこの96円セールのタイミングでKindle Unlimited本を漁る必要はありません。
(あとKindle Unlimited本は経験的にピカイチの良書が少ない)
したがって、このKindle Unlimitedもまとめて除外してしまいたいところです。
しかしどうやらだめらしい
色々調べてはいたんですが、どうもKindle Unlimited対象を除外することはできなさそうです。
Kindle Unlimited対象だけを表示することは簡単なんですけどね...。
残念ですが基本的な絞り込みアプローチは最初に発見した絞り込み検索1本で戦っていくことになりそうです。
もしどなたか、「Kindle Unlimitedの除外」をご存じでしたらぜひ教えてください。
最終的にこうなった
Kindle Unlimited除外がだめだったので、結局キーワード絞り込みとカスタマーレビュー絞り込みで対応することにしました。
- キーワード検索:-マンガ -小説 -コミック -写真集 -タレント -雑誌
- カスタマーレビュー:★★★★☆以上
28ページまで減りました。まぁこんなところでしょう。
その他、検索クエリ一覧
今回は使いませんでしたが、URLに直打ちするタイプの検索クエリはいくつかあったので備忘がてら書き残しておきます。
クエリ対象 | クエリ例 | 挙動 |
---|---|---|
出品者 | &emi=AN1VRQENFRJN5 | Amazon公式の商品のみになる |
割引率 | &pct-off=80- | 80%以上の割引率がある商品のみになる |
価格帯 | &low-price=1000&high-price=5000 | 1000円以上5000円以下の商品のみになる |
カスタマーレビュー | &ref=sr_nr_p_72_1 | カスタマーレビューが★★★★☆以上の商品のみになる |
カスタマーレビューの条件だけはやや表現が特殊で、
- sr_nr_p_72_1:★★★★☆以上
- sr_nr_p_72_2:★★★☆☆以上
- sr_nr_p_72_3:★★☆☆☆以上
- sr_nr_p_72_4:★☆☆☆☆以上
って関係になってました。
出品者を絞るやつは怪しい中華アイテムを除外するのにいいということで話題になっていましたね。
それ以外の属性は?
Amazonの検索URLには上記以外のパラメータ( "&" で区切られたキーワード)も色々ありますが、特段仕様として公開されているものでもないため、大部分は不明です。
しかし、一部は解読(?)されているようで、以下のページなんかにその調査記録がありました。
よくわからないものも多いですが、timestampであるqidが
(1)著者・販売者が Amazon にログインする、あるいは自社の IP アドレスから Amazon に接続する。
(2)その状態で自分の商品を検索して、ある時刻の qid を含む商品ページの URL を生成する。
(3)その URL を知人に教えたり、ブログに掲載したりする。
(4)その URL を踏んだ誰かが、そのままログインして、その商品にレビューを投稿する。
(5)レビュー投稿者と著者・販売者の関係が疑われ、Amazon はレビューを削除する。
として機能しているのは興味深かったですね。
最近Cookieなんかでユーザ情報を取得するのが厳しいご時世ですが、URLパラメータなども活用しながらあの手この手でユーザ行動を類推、予測しようとする企業努力を垣間見た気がしました。
まとめ
というわけで今回は膨大なAmazonセール対象からお目当ての商品を発見すべく、検索結果の絞り込みについて調べてみました。
お分かりかと思いますが、肝心のセール品物色はこれを書いている1時間あまりの間、一向に進んでいません😇
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!
日々の移動からお得を引き出すMiles
10月に日本でもサービス開始となったMilesですが、使い始めて1か月ほど経ったので振り返りがてらレビューしてみます。
Milesって?
Milesは2021年10月に日本でもサービス開始となった移動トラッキングサービスです。
スマホアプリをインストールすると、GPSから移動情報を読み取り、移動実績に応じた独自ポイント(マイル)が溜まっていきます。
マイルは名前の通り、1マイル=1.6kmが基準になりますが、徒歩や自転車など環境負荷の低い移動手段では10倍(1.6kmあたり10マイル)貯まります。逆に環境負荷の高い飛行機移動だと0.1倍しか貯まりません。このあたりもなかなか面白いところですね。SDGsっぽさがあります。
そうして貯まったマイルは様々なサービスのクーポンのような形で特典に交換でき、「アプリをインストールして、日々移動しているだけでお得なクーポンが手に入る」というユーザ体験を得ることになります。
これだけ聞くとユーザにいいことばかりでやや不気味ですが、調べてみたらちゃんとした継続性がありそうなビジネスモデルがあったのでそこは安心してよさそうでした。ここはあとで解説します。
1か月レビュー
僕は10月20日にこのアプリが日本でリリースされ、多分翌日くらいから使っているので利用開始からちょうど1か月経ちました。
1か月使ってみて、いくつかの観点でレビューしてみましょう。
どんなメリットがあったか?
まずは端的に、メリットを感じているかどうかというところですが、1か月使った中では
- ここ1か月の獲得マイルは2939マイル
- うち、1000マイルほどが初回キャンペーン等
- 5つの特典を利用(合計1900マイル消費)
- コンビニの商品引き換え(お茶×2、お菓子×1)
- サブスク初回割引クーポン
- 抽選エントリー(ただし落選)
という感じでした。
移動で稼いだのが2000マイルほどで、1日平均100マイルというところです。平日のマイルは会社への通勤によるものがほとんどなので、往復1時間半の電車通勤でそれくらいという感じ。
都市部だと時間の割に距離が出ないので、地方都市で電車通勤してる人とかはそれだけで結構貯まりそう。
実際に交換した特典の一例としてはこんな感じ。
お試しクーポンとしてのお茶の引き換え特典なんかは400マイルくらいのことが多いので、1週間で1お試しくらいの感じでしょうね。なかなかいいレートじゃないでしょうか。
あと、見てわかる通り特典の有効期限は総じて結構長めです。
後述する通り、特典は一定量配布されると提供が終了するようなので、ほしいものがあったら早めに引き換えておくのがよいでしょう。
どんなデメリットがあったか?
続いて気になるデメリットですが、個人的には特になかったです。
何人か広めた人の中では「バッテリー持ちが悪くなった」という話もあり、GPSを常時見てるサービスではあるのでさもありなんという気はしましたが、こればっかりは端末との相性という感じでしょうね。
毎日毎日見ようとすると「全然貯まらないな...」という感じになりますが、1週間に1回くらいならそれなりに増える感覚があるのでちょうどいい使い方かなと思います。
ちょっと注意すべき点
これは勝手な思い込みによるところではあるんですが、
- 特典は数量限定のものが多い
- 同じ特典は何度も引き換えできない
というのは少し注意が必要な点です。
クーポンは数量限定
僕のライフスタイルからいけば、1週間で約500マイル貯まるので、前述したお茶みたいな特典が毎週引き換えられるなーと考えていたんですが、そもそも特典は無尽蔵にあるわけではなく、売り切れの概念があるようです。
おそらく最も汎用性の高い特典であるAmazonギフトカードは人気だからなのか、割と早々に売り切れてしまいます。
なお、特典の中には一定期間で補充されるものもあるので、見たタイミングで売り切れだったとしても後日復活する可能性もあるようです。
同じ特典は1度まで
もう1つの注意点が、同じ特典は1度までしか引き換えられないということです。
これはあとで説明するビジネスモデルに関わってくるので仕方のないことですが、「400マイルで毎週お茶が1本ゲットできる」と(勝手に)思っていたので、そこは残念に思ってしまいました。
とはいえ全ての特典が一度きりなのか確認したわけではないので、ものによっては何度もいけるやつもいけるやつもあるかもしれません。
先ほど売り切れの例に挙げたAmazonギフト券なんかは額面に対してずいぶん割高なマイル設定で、定期的に補充されているようなので、これは何度もいけるのでは?って思ったりします。
Milesのビジネスモデル
あとは個人的に気になったのでMilesのビジネスモデルも調べてみました。
この手の新しいサービスに手を出すにあたって、「何でお金を儲けているのか」を理解するのは怪しいサービスかどうかを見分けるのに大事です。
Milesは移動情報を売って収益を上げている?
ユーザ目線でMilesのサービスを見ると、「移動情報を差し出して特典を得る」という構図に見えるので、僕も当初は「移動情報をビッグデータ化して売っているのでは?」と思っていました。
が、利用規約やプライバシーポリシーを見る限り「第三者に移動情報を提供する」みたいな記載は今のところないため、データ売買で収益を得ているわけではないことがわかります。
3.当社及び当社が提携する第三者(以下「サードパーティー」といいます。)が行う広告・宣伝を含むユーザーにとって最適化されたコンテンツの提供のため
(1) 当社の本サービスの広告・宣伝のため
(2) サードパーティーが提供する商品又は各種サービスの広告・宣伝のため
(3) ユーザーが興味関心を持つ事項に関する広告・宣伝のため
(4) 当社が提供する懸賞、キャンペーン等の実施、商品発送のため
プライバシーポリシー より
では何が収益の源泉なのかと思ってもう少し調べてみると、社長へのインタビュー記事でそれが語られていました。
Milesは「BtoCを繋ぐクーポンサイト」
この記事にある通り、
Milesアプリには、提携企業のクーポンが掲載される。ユーザーは徒歩や公共交通機関を利用してポイントをため、クーポンと交換し、提携企業の店舗やECサイトでの買い物に使う。Milesは送客が成功した時点で提携企業から手数料を得る成功報酬型のビジネスだ。
ポイントは“最初の1歩”を作り出すことにある。決済額に応じてポイントを付与するシステムは、商品やサービスの購入が前提で、何かを買わなければ次の購買のモチベーションになるポイントは発生しない。一方、Milesは日々の移動の中で勝手にポイントがたまり、いつの間にかクーポンが手に入るという仕組みをアプリユーザーに提供することで、提携企業への足掛かりを作るのが目的だ。
という成功報酬型のビジネスモデルをとっているようです。
確かに言われてみれば、ユーザが一方的に金銭メリットを得ているように思いますが、実際には様々な企業の広告プラットフォームとして、そして特典としてその購買を促進するような送客プラットフォームになっていることがわかります。
特にこれは「サブスクの初回クーポン」で顕著で、様々なサービスの初回特典を拡張するような特典が提供されていますが、サブスクサービスは以下にして初回の接点を作るかが大事なので、多少の成功報酬を払ってでも、自らのサービスを認識してもらい、お試し体験を促すことに大きな意味があるというわけです。
だからこそ特典交換は1回だけ
そして次のように続きます。
また、特典の取得回数にもこだわりがある。Milesに掲載されるクーポンなどは、特別な事情が無い限り1つのクーポンにつき1回しか交換できない。何度も同じ特典を取得して同じ店舗に通うよりも、新しい店舗に向かうきっかけを何種類も提供する方が、アプリの思想にマッチしているからだ。
というわけで、まさに僕が「毎週1本お茶が飲める」と思ってしまったように、送客プラットフォームとしては四方八方へユーザ体験を拡散するため、基本的には1回しか特典を交換できないようなサービスデザインとなっているようです。
これはビジネスモデルの根幹にある考え方なので、例え数量限定だったとしても、「1人1回まで」の制約はなかなか外せるものではないなと感じました。
まとめ
2019年に米国でサービス開始となったMilesですが、2021年に初めて海外進出を果たし、日本が2か国目のサービス提供エリアとなりました。
ポイント好きと言われる日本人の国民性にマッチしたのか、早速100万ダウンロードを突破したようで、記念キャンペーンも実施されています。
今のところ、サービス立ち上げ期ということもあり、根本のビジネスモデル以上にお得なサービスレベルになっている気がしますが、今後はどうなっていくのでしょうか。
一昔前はKyashやRevolutで似たような感覚を持っていましたが、なかなか今後が楽しみなサービスです。
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!
家電・ガジェット誌ナナメ読み 04号(2021年11月)
このところあまりブログ更新できていませんでしたが、これはちゃんとやります(使命感)
GoodsPress 2021年12月号
今月はGoodsPressから。快楽趣味活とは一体。
印象に残ったアイテム① - 減煙焼肉グリル
「家で焼肉」って家庭の文化的なものでやる/やらないが結構分かれる気がしますが、家で焼肉する場合にはどうしても煙とかニオイが気になりますよね。
最近ではこいつみたいな減煙タイプのホットプレートもだいぶ手に入りやすくなってきているので、ホットプレートの新調を考える場合にはぜひ知っておいてほしい商品カテゴリです。
これはなかなかインパクトある写真ですね。相当吸ってくれてそう。
ただ、見てわかる通り、下部にファンを仕込んでいるのでどうしてもでかいです。何事もトレードオフですね。
ちなみに、専用ファンを搭載しない下位モデルならもう少し小さいみたいです。
印象に残ったアイテム② - ワイヤレスホームシアターシステム
最近割とよく見るこいつ。
ONKYOのSOUND SPHEREで完全ワイヤレスのホームシアターシステムが本格的に出てきましたが、ソニーからもそのタイプが出てきました。
ソニーでこれに近しいものとしては、HT-Z9Fっていうサウンドバーがあり、オプションのリアスピーカーがワイヤレスにできるものがありました。
が、こちらは有線でつながるのが小さなコントロールボックスだけで、あとはワイヤレス(それぞれ電源は必要)で繋がるというわけです。
詳しい商品性はこちらを見たらいいと思いますが、4基のスピーカーユニットから最大12個のバーチャルスピーカーを生成するらしいです。最近お得意の空間オーディオ技術ですね。
Dolby Atomosにもちゃんと対応しているので、これでホームシアターを一段パワーアップさせることができそうです。
ただ、1つ難点があるとすればこいつなかなか高いです。クラス違いとはいえ、部分的なワイヤレスを実現していたHT-Z9Fがリアスピーカー込みで10万円くらいだったところ、こいつは20万円くらいします...😇
印象に残ったアイテム③ - 缶詰パン
今号ではいろんな缶詰を紹介していたんですが、このパンの缶詰が気になりました。
賞味期限37か月で防災備品としても有効なので、防災ファミリーの仲間入りさせてもいいかも?
元々は阪神大震災への支援をきっかけに生まれた商品だそうで、1缶約500円とやや高さを感じつつも、こういう思いのこもった商品として買いたくなります。
一言コメント
一応3つ選びはしたものの、やや不作気味のGoodsPress 12月号でした。来月に期待。
家電批評 2021年12月号
続いては家電批評。果たしてどんな家電に出会えるのか。
印象に残ったアイテム① - お風呂ブラシ
単3電池4本で動く電動ブラシです。こんな感じで使えるみたい。
水回りをゴシゴシするのが苦手な人もいるでしょうし、意外といいかも。
2200円くらいで値段もお手頃ですが、メディアで取り上げられたからから在庫不足気味。
印象に残ったアイテム② - 小型空気清浄機
こちらはシャープの小型空気清浄機。
小型...小型ではあるがもう一声小さくなってほしいところか...?
ちなみに空気清浄機は割と大きさがモノを言うので、空気清浄の性能としては大型機に比べればいまいちなようです。
このサイズだと内蔵できるファンの大きさには限界がありますし、小さいファンでなんとかしようとすると回転数が上がりうるさい、なんてトレードオフなので実際にどれを選ぶかは難しいですね。
印象に残ったアイテム③ - 電子書籍リーダー
モノクロ(E-ink)タイプの電子書籍リーダーといえばKindle OasisだったりKobo Libraだったり、KindleかKoboかのいずれかしか対応していないものが主流ですが、こちらはサードパーティー製ということでGoogle Playから自由にアプリが入れられ、実質的に両対応の電子書籍リーダーとなっています。
自由にアプリが入れられるということですが、モノクロディスプレイでTwitter見たりするとどんな感じなんだろう...?🤔
さすがに純正Androidとはいかず、Android 10互換ですが、E-inkのバッテリー持ちを持った薄型軽量タブレットとしてなかなか興味を引かれるアイテムでした。
一言コメント
1つ目に電動ブラシを紹介しましたが、早いものでもう12月ですね。
年末の大掃除に向けて便利なお助けアイテムがあるといいんですが、はてさて。
DIME 2022年1月号
発売時期の関係で一足先に2022年入り。
印象に残ったアイテム① - スマートグラス
今月の各雑誌に大体載っていたのがこの6年ぶりのアップデートとなったJINS MEME。
ブリッジ部に集約されたセンサー部がモーションセンサーや眼電位センサーなどをまとめているようです。
ジャイロセンサーで姿勢検知を色々やらせると11時間でバッテリーがなくなるみたいですが、実用性はどうなんでしょうね。
デジタルガジェットでおなじみの西田宗千佳さん的には「可視化に意味がある」という感想みたいですね。
このあたりはスマートウォッチなんかによる睡眠の質モニタリングなんかと同じで、可視化するとそれをチェックしたり、それに連動して行動を改善したりするのはわかるので、このJINS MEMEも姿勢の良し悪しを可視化するとまた違ってくるんでしょう。
お値段約2万円で全く手が出ないわけではないですが、うーむといったところですね。あとアプリを通じたデータの蓄積や閲覧はサブスク方式のようで、初年度無料→500円/月 or 5000円/年のようです。
ヘルスケアの話なので必ずしも高いというものではないと思いますが、まだもう少し様子をみたいかもという印象です。
印象に残ったアイテム② - 折りたたみお風呂ふた
これまた年末のお掃除を意識してのことですが、こうした折りたたみのお風呂ふたは地味にオススメ。
標準ではロール式だったり、3枚独立だったりするものが多いと思いますが、このパタパタと折りたためるタイプは使ってみるとかなり便利です。
お風呂アイテムとしてはまずシャワーヘッドをオススメすることが多いですが、このお風呂ふたもその次くらいに出てくるアイテムだったりします。
一言コメント
特集でロボアドを色々書いてましたが、預金よりはいいにしても、やっぱりやってることを考えるとコスト高いですなーという印象でした。
ロボアドを動かしてる理論的なところはよくできてるので、最初にロボアドで勉強して、あとはそれを自分で実践するというのがいいと思いますが、これである程度成果が出てるならこれでいいか、って気もしちゃいそう。
先月買ったアイテムレビュー
ではここから実際に買ったアイテムを簡単にレビューします。
先月はドリンクキューブで辛酸をなめましたが、今月ははたして...。
防水スピーカー★★★☆☆
はい、先月買ったのはこちらのLEDランタンにもなる防水スピーカーでした。こんな感じの利用イメージ。
僕は長風呂をするタイプなので、この右下の感じでお風呂を楽しめるといいなーという気持ちで買いました。約5500円なのでスピーカーとしてはまぁよくある値段です。
実際に買って使ってみた感想ですが、
- 焚火風のランタンは悪くない
- Bluetoothスピーカーとしては★☆☆☆☆
- バッテリー持ちがそこまで良くはなく、警告音が結構うるさい
という感じでした。
写真を見てわかる通り、焚火風に光るのでなかなかムードある照明器具になります。
こいつを持ってお風呂にいき、いつもの照明をつけずにこれだけでお風呂に入るのはなかなか気分がよかったです。発光パターンがちょっとせわしない気もしましたが、実際の焚火もこれくらいのスピード感なのである意味リアル。
一方で、Blutoothスピーカーとしては低評価(これはレビューでほかの人も書いてました)で、正直1000円台くらいの実力ですね。低音もぼんやり、高音はもっとぼんやりというもので、お世辞にも音がいいとは思えない出来でした。
元々お風呂の反響は特殊なので温室うんぬん言っても仕方ないところはありますが、他の防水スピーカーに比べるとなかなか厳しいクオリティ。
とはいえ、このスピーカーに求めるのはあくまでBGMなので、Jazzだったりの集中してリスニングするようなものでもない音楽しか流してない使い方からすれば、まあ許容範囲かなと思いました。
あとはバッテリー持ちで、LEDをオンにして、音楽も流し続けていると多分4-5時間くらいでバッテリー切れになりそうです。それなりにデカいこともあり、10時間くらいは持ってほしい。
加えて、バッテリーが切れるくらいならまあいいんですが、残量低下時にご丁寧に警告音を鳴らしてくれて、それが結構うるさいのも気になりました。
お風呂を出てからバッテリー切らずに部屋に置いてたら、明け方に突然警告音が鳴り出してややパニックになりました笑
ということをすべて踏まえて、ランタン部分はいいんですが、セットのスピーカー部分は大分残念という評価です。
とはいえ、低照度でゆっくりお風呂を楽しめるようになったことは満足しているので、全く悪い買い物ではなかったという点で★★★☆☆にしました。
まとめ
忙しくてもこのナナメ読みは意外とやる気になる、それが分かった意味では結構収穫のあった12月号でした。
次は年末、たぶんいろんな雑誌で「2021年総集編」みたいなことをやると思うので、いつもより収穫があるのではないかと期待しています。
それではまた来月に。
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!
PCが壊れました(直球)
どうもお久しぶりです。そうです、PCが壊れました😇
それは10月30日のこと...
事件はこの前の土曜日に起こりました。
金曜日に1週間の仕事を終え、土日のお休みに入り、さて何をしようかなと考えている頃です。
ちょうどその時はAmazonのタイムセール祭りをやっていましたので、いつものように一応一通りの商品を物色しようとしていたときです。
買わないけどこいつなかなかかわいいな。
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年10月30日
HAGOOGI (ハゴオギ ) 電気ケトル コーヒー 電気ポット 0.8L 1200W https://t.co/g3lwLKzGdo @amazonJPより
Withingsは見た目スタイリッシュだけど、スマートウォッチなんかの製品全般を揃えるとやや割高になるよね🙄
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年10月30日
Withings Body フランス生まれのスマート体重計 ブラック https://t.co/utMSC2i7cy @amazonJPより
ご覧ください、このあとPCがぶっ壊れるとも知らずに呑気にブラウジングしているマヌケの姿を。
そしてこのあと、突然PCの電源が落ちました。スッ。
まだあわてるような時間じゃない
しかし慌ててはいけません。長くPCを使っていると、突然電源が落ちるなんてこともあるでしょう。ここはひとつ落ち着いて再度電源を入れてみます。ポチ。
キュィィィィィィーン。カタカタカタ。
ほうら大丈夫そうじゃないですか。脅かしやがって。
ヒュゥゥゥゥゥゥン...
えっ?
BIOSの画面が一瞬表示されてWindowsロゴがお目見えする前にまた電源が落ちたぞ?
🤔🤔🤔
落ち着いてもう一度。ポチ。
キュィィィィィィーヒュゥゥゥゥゥゥン...
えっ、えっ???
今度はBIOSの画面にすら到達せずに電源切れたんですが???
というところでTwitterで一句。
あ…ありのまま、今、起こった事を話すぜ
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2021年10月30日
PCが壊れた(真顔)
どうやらだめそうだ
このあと、主電源のON/OFFするとか、電源ケーブル抜き差し、放電待ちで30分後くらいにトライするとかいろいろやりましたが、どれも結果は同じでした。
もっと真面目にトラブルシュートするならPC開けてもう少しやる道もあったんですが、通電すれどBIOSの画面にまでいかないということは
- マザーボード
- CPU
- メモリ
あたりに問題が生じたということです。ここの部分は2014年にこのPCを組んでから一度も触っていないところなので、まぁ寿命ということなんでしょうね。
そろそろこのPCが寿命だという話は3か月くらい前にもしていたので、いよいよその時がやってきたかという気持ちになりました。
素直な想定からすれば、今秋にWindows 11がリリースされ、人柱たちが使い勝手にあれこれ物申しつつ安定度も増した半年後くらい、2022年春あたりに買い替えるもんだと思っていましたが、少し早まってしまった格好です。
...というような思いもあったので、もうこれ以上の延命策は考えることなく、このまま送ってやることにしました。
今思えば名前なんてつけてなかったけど、お疲れさんマイPCくん。パーツ換装なんかはしつつも、大学時代のPCを超え、7年にわたって働いてくれました。ありがとう😭
では次はどうするか
というわけで、急な別れではあったもののいい機会にはなったので、改めて次のPC構想を早急に練らなければならないことになりました。
基本的なプランニングはあまりブレはなく、
- デスクトップPC
- CPU:Intel Core i7クラス
- メモリ:32GB
- ストレージ:512GB NVMe SSD
- GPU:GeForce GTX 1660 SUPER(現行流用)
くらいのイメージを持っています。GPUは流用なので15万くらいで十分足りる構成のはずです。
CPU
先ほどの記事でも書いていた通り、Intel派としてはまた次もIntel CPUを使おうと思っています。Ryzenもまぁいいと思うんですけど、やはり気持ち的に。はい。
で、具体的にどれにするかといえばやはりタイミング的に最新の第12世代Alder Lakeを狙っていきたいわけです。
こいつがなんと11月4日、つまり明日発売なのでまだ全然情報がないんですが、少し様子見をしながらCore i7-12700(8コア16スレッド)あたりを本命にみています。
タイミングが絶妙なのと、世界的な半導体不足でなかなか手に入らないかもということを考えると、第11世代で手打ちにする案もあるんですが、やはりせっかくなら最新にしたいということと、この第12世代ではいわゆる非対称マルチコアCPUとなっていて、それを体験してみたいというのもあります。スマホではお馴染みの big.LITTLE というあの構成がPC向けCPUにもやってきたわけで、次世代を感じます。
(すでに消費電力でかい説なんかもあるので、これが大コケして黒歴史化する可能性は感じつつも...期待していきたい)
メモリ
で、第12世代CPUの登場に合わせてマザーボードも刷新されるわけですが、こちらも初めてDDR5規格のメモリに対応します。
容量自体は今と同じ32GBにするつもりですが、DDR5で体感スピードに差が出るのか、こちらも興味があるのでぜひそうしていきたいところです。
ただ、こちらもこれからの製品展開になるので現状さっぱり情報がないというところです。CPUのことと合わせて年内は難しいかもなーなんて思っています。
ストレージ
あとはストレージですが、こちらも基本的には現行機からせっせと載せ替えをするつもりなので特に変わったことはしないつもりです。
ただ、今のPCはちょこちょこデータ用のHDDを注ぎ足しして、3基10TBを積んでいるんですがそもそもこんなにいるかという話はあるので本体の小型化を目指して減らすなりする...?みたいな考えもあります。
かつてはデジタル一眼のデータストアを兼ねていましたが、いまはNASに逃がしてしまっているので、なおさらPC本体に大容量データを抱かせる必要がなくなりつつあるんですよね。うーむ。
今はこのケースを使っていて、拡張性やメンテナンス性の高さを気に入っているんですが、5インチベイ×4だったり3.5インチベイ×6が本当に必要なのかというのは改めて考えてみようと思います。(少なくとも5インチベイはもういらんだろう...。)
ところで今はどうしてるの?
今は今でパソコンでブログを書いているわけですが、こちらは非常用PCです。
昔ちょっと外でPCを使っていた時期があり、その時にサブとして買ったやつがあったのでそれを使っています。
第4世代Core i5にメモリ8GBなのでずいぶんスペックダウンしてしまいましたが、とりあえずブログを書くくらいならなんとか...というところです。
ただ、タブをいっぱい開くようなブラウジングすると途端に動きが緩慢になるので、暫定策とはいえやはりこのままでは辛いなぁという感じ。
とりあえず情報収集しながら新PCを組んでいきたい
きっかけはさておき、いよいよ新PCの準備をはじめることになったので、まずは明日解禁の第12世代Alder LakeのとDDR5の様子を伺いつつ、拡張性なんかも改めて考えながら新しいPCを組んでいきたいと思います。
(組む、といっても細かなパーツや工具がもう手元にないので代行を頼む予定)
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」
特別企画やってるみたいなので乗っかってみよう。
- ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
- はてなブログを始めたきっかけは?
- 自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
- ブログを書きたくなるのはどんなとき?
- 下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
- 自分の記事を読み返すことはある?
- 好きなはてなブロガーは?
- はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
- 10年前は何してた?
- この10年を一言でまとめると?
ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
ハンドルネーム「たくなく」ですが、本名をもじってるだけです笑
今思えばもう少し真面目に考えたらよかった気もする...🤔
はてなブログを始めたきっかけは?
元々はWordPressで立てたマネーブログ( money-square.net )のブログで真面目な記事だけ書いてたんですが、やがて日記みたいな雑な記事も書きたくなり、マネーブログから1年くらい遅れてこちらの雑記帳もスタートしました。
まさに1記事目でそこのところを書いていますね。
自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
100記事のときに振り返りをしていましたが、地味にpart3までやったフォント比較の記事が好きですね。
無料のはてなブログで見た目をいじるのは厳しいかなーと思ってたんですが、CSS程度なら割といじれるのを学べたのも大きかったです。
ブログを書きたくなるのはどんなとき?
心動いた時。
やっぱり「思ったことを文字にしたい!」って思っちゃいますね。
下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
意外とこちらの雑記ブログには下書き状態のものは1つもないです。
が、ネタ帳には怪しいキーワードが並んでいて結構自分でも何かわからないです笑
- 寝るまで寝てる、食べたらわかる
- 利き茶
- 8760時間大分解
- 牡蠣にあたる話
- お嫁にいけない
- 人間の仕事ではないと思うもの
- 趣味を設計する
- 持ちたいもの、持ちたくないもの
はて...?😇
自分の記事を読み返すことはある?
ガジェットレビューみたいなことをして、書いた1ヶ月後とかにファーストインプレッションがあってたのかどうなのか、みたいなことは気になって読み返したりします。
好きなはてなブロガーは?
やはりあのカメラ沼の 聖典 でお馴染みの toshiboo さんですかね...。ははーっ!
はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
こんなプラットフォームを作ってくれて感謝!使わせてくれて感謝!
10年前は何してた?
2011年はまだ大学4年生で就活もまだやってないくらいの時期でした。院試がおわって気が抜けてるくらいかな。
この10年を一言でまとめると?
やや考えましたが、「自分の中から湧いてくる意思で色々なものに興味をもった10年」でした。
大学までは学校生活中心で、部活・サークルなど色々な人と関わりながら自分の興味や趣味も作られていきましたが、社会人になってからは関わる人の数も減り、より自分の意思を中心に動くようになったような気がしました。
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!