SNSを生き抜く名作マンガの教え
皆さんマンガは好きですか?
僕は好きです。昔ほど読まなくはなりましたが、小中学生の頃に読んだマンガのフレーズをふと思い出したりするなど、なんだかんだ影響受けてるなーと思います。
最近だとこのへんとかそうですね。
あと「隠された世界の真実」みたいなのも娯楽の一種だと思っている。
— たくなく@喋る木 (@valuask7) 2020年12月27日
隠されているから証拠はない、だがこれは真実的なアレ。
小学生の頃パラパラ読んでたけど、比古清十郎先生の言葉が大人になるほど染みわたる。 https://t.co/nUaY5KQZvF pic.twitter.com/Vq16Xr2MPH
今日はそんなマンガから教わったことをイメージしながら、なんとなく最近思っているSNSとの付き合い方についてつらつら書いてみたくなりました。
SNSとの付き合い方
SNS、楽しいですよね。
今の僕はもっぱらTwitterですが、過去にはmixiやらFacebookやらもそれなりに使ってました。あとはこのはてなブログなんかも発信と交流のプラットフォームとして広義にはSNSにも入りますね。
そんな楽しいSNSですが、多種多様な価値観と向き合える一方で、多種多様すぎて受け止めきれなかったり、必要以上に影響を受けてしまったりすることがあります。
楽しかったはずのSNSに振り回されたり、果ては心にダメージを負ったり...などなど。
いや、そもそも影響を受ける "必要" なんてどこにもないんですが...🙄
つまるところSNSなんてツールの1つ、人との関わり方の1つでしかないので、結局のところ自分がどう考えて、どう向き合っていくかが大事なわけです。
そんな向き合い方をぼんやりと考える中で、いくつか浮かんでくるマンガのフレーズやシーンがあるので引用しつつ、思い入れを書き出してみます。
るろうに剣心:比古清十郎
まずはるろうに剣心から。思えば、このことを自問自答することの多い2020年でした。
今年はコロナ禍であることもあって、人と会う機会が少なく、なんとなーく楽しみに欠けるような、そんな風に感じることがありました。
実際に、これまで人との付き合いに使っていた時間がそれ以外のもの、特に家でできることに変わっていったわけなので、SNSを通じて人の何やらに触れることも多くなったように思います。
それは自分だけでなく世間全体的にそうであったので、4-5月なんかは特にそういった人のモヤモヤが歪な形で出ているような、そんな印象でした。
ただ、そうであっても季節は変わるし、朝起きて夜寝てという基本的な営みは変わらないわけなので、そういった自然な流れを上手く心に馴染ませながら、落ち着きのある日々を送りたいなと思いながら思い出したシーンです。
旨いものは旨い、そんな当たり前のことを当たり前に感じていたいですね。
ブラック・ジャック:ブラック・ジャック
次はブラック・ジャックですが、元のマンガ画像が見つからなかったのでアニメのキャプチャから。
人の興味がオンラインに移ったからか、あるいはそういう流れがより加速したからなのかはわかりませんが、いわゆる炎上が目に入ることも多い1年でした。
直接炎上に加担しないようにはしていますが、結局は自分をはっきり持って、相互に影響するとしても侵し/侵されない関係を意識するのが大事だなとよく思っています。
これはちょっとメッセージ強めですが、ブラック・ジャックは全体的にじんわりと心に染みるエピソードが多くて好きですね。
LIAR GAME:秋山
ただ一方で、他人の考えは他人の考えとして一切関知しないのはSNSを使う上では避けられないとも思っています。そんな時にはこっち。
SNSはほとんどの場合、短文でやりとりされます。
短文ではその人の主義主張なんて読み取り切れないことのほうが多いですが、端的に出たその表現に、その人のどんな考えが隠れているのかはいつも気にしています。
表面的には対立しているけど、根っこの部分では対立するようなことを言ってないのでは...?って思うようなやりとりもよくある話なので、表面的にどう読み取れるかはもちろん大事であるにしても、短文の中でその単語を使った意図があるのかなど、最大限疑いの目をもって知りたいと思うことは大事にしたいと思います。
ドラえもん:のび太
なんだかんだのび太は尊い。冷静に見ると思想家レベルの精神安定性あると思う。
生きていてストレスが溜まったりするのは仕方ないとしても、ストレスに合わせて睡眠と食事を損ねてしまうと人はすぐに体調を崩すことになります。
もちろん、睡眠や食欲もストレスによって侵されてしまうので、それすら意識的にどうこうできるものでない場合もありますが、やはり「あったかいふとんでぐっすりねる!」ことは、自らを守る基本的なテクニックだと思います。
ぐっすり寝れないとするなら、それはそれで危険信号のひとつってことでもありますね。
今年はなんとなく使っていたかけ布団を羽毛布団に変えたので、かなりぐっすり度が上がったような気がします。
すばらしい寝具はとてもすばらしい😊
その他
他になんかあるかなーと思って含蓄のありそうな、
あたりも見てみましたが、そこまでピンと思い出すものはなかったです。
まぁ、今回の興味は「日々の心の動きとどう付き合うか」くらいですが、福本漫画とか手塚漫画は「人生とどう向き合うべきか」みたいなレベルに及びがちなので、そういうところでピンとこなかったのかもしれません🤔
言葉に苦しむからこそ、言葉に助けてもらいたい
改めて書き連ねていて思ったのは、「言葉に傷ついたりすること」とセットで、「言葉に助けられること」があるということです。
今回は端的にそのフレーズ、場面だけを抜き出しているので、知らない人はそこまで味わいのあるものではないかもしれませんが、それぞれの物語の中で描かれるキャラクターがあり、そのキャラクターの上で発せられる言葉であるからこそ味わい深いというところが多分にあります。
こうしたキャラクターは自分と違うものであることが多いので、自分一人だけで思うことがなかった考えにも触れることができ、たかがマンガと言っても、今なお心に残っている言葉の力を感じます。
今でこそ、字ばかりの自己啓発本を読んだりもしますが、小中学生の頃は全くと言っていいほど活字に寄り付かなかったので、マンガに影響されて助けられてきた部分は改めて大きいなと思いました。
実家に置いてきたマンガがほとんどなので手軽に読めなくなりましたが、電子書籍で買ってみるかなーなんて思ったりします🙄
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!