はたして自分にスマートバンドは必要なのか...？

最近スマートバンドが気になってます。

買おうか買うまいか、色々悩んでいてよくわからなくなったのでアウトプットで考えを整理したいと思います。

なぜほしいのか？

直接のきっかけとしては、Coke ONアプリで歩数カウントをはじめたことですね。

c.cocacola.co.jpオフィス最寄の自販機がCoke ON対応だったので、Coke ONアプリは使っていたんですが、なんとなくウォーク連携をしてみました。

そうすると、自分の1日の歩数とかを意識するようになり、コロナ禍で運動不足を自覚していたこともあって、スマートバンドとか使うと健康管理面でいいのかなーなんて思ってました。

特に睡眠のモニタリングに興味があって、寝落ちしたときと、スッキリ寝床についたときとでどう違うかとか知りたいなというのが直接的な動機です。
結局、睡眠の質が回復に一番大事だとかいいますし、問題あるなら改善したい🙄

じゃあ調べてみよう

というわけで、スマートバンドの主な製品を調べてみました。
もっとたくさん見てますが、最終的に検討対象になったやつだけ。5個紹介します。

SONY wena3

wena.jpまずはみんな大好きソニーのスマートウォッチ。

時計のヘッド部分をスマート化するのではなく、バンド部分をスマート化することで従来の機械式ヘッドを使っていられるというアイデア商品。

ソニー厨であることもあって当然に魅力的なんですが、

• それなりに高い（25,000円～）
• デザインがいい
• 電子マネー部分のセットアップにiOSが必要

っていうのが難点でした。特に2点目、Xperiaに魂を売った人間としてそれは許されない...。ソニーさん、あなた一体なぜ...。許されないですよこれは...。

Fitbit charge 4

こちらはスマートバンドを代表するFitbitの製品ですね。

www.fitbit.comオーソドックスなスマートバンドということで、機能的にも安心です。見た目的にも、別売りのウーブンベルトがなかなかいい感じで、露骨なスマート感なくていいなと思っていました。

じゃあこいつはどうかというと

• ちょっと高い（15,000円～）

という感じですね。機能もいたって普通なので、価格水準と併せて良くも悪くもスマートバンドのベンチマーク的な位置づけになってます。

Withings ScanWatch

こちらもヘルスケア系スマート家電としてお馴染みのWithingsのスマートウォッチ。
他にはアプリ連携のある体重計とか出してますね。

www.withings.comこのScanWatchはヘルスケア機能としては現状トップクラスで、単なる心拍数だけではなく心電図を計測してくれるというスグレモノ。

心電図の検出を謳うには医療機器としての認証が必要なようですが、それを取得した機器のようです。さて気になる評価は...。

• とても高い（35,000円～）
• デザインがいい

というわけでとても高いです。
機能的もさることながら、従来型の時計と溶け合ったような洗練されたデザインもあり、確かにこれはwena3とはまた違った魅力があるな...と思いました。

Huami Amazfit Band 5

さてここから怪しいゾーンです。Huami（華米）という中華メーカーのスマートバンド。

www.amazfit.comメーカーとして聞いたこともないし、怪しいことは怪しいんですが、格安スマホでお馴染みXiaomiのスマートバンドを作っているメーカーとのことです。

実際に、モノとしてはXiaomiのMi Band 5とほぼ同じで、

• Mi Band 5とAmazfit Band 5のどちらを選ぶか？（Feynmanのブログ）
• 【比較】Huami「Amazfit Band 5」とシャオミ「Mi スマートバンド 5」の違い【7,000円以下】（iMyMe-English）
• 何が違ってどっちが買い?Amazfit Band 5とMi Band 5の3つの違いはコレ！（ガジェパ）

みたいによく比較されています。
見た目からして基本的に同じで、むしろ製造元の優位なのかAmazfitのほうが機能優位になっているようで、こちらは血中酸素濃度(SpO2)の測定機能がついてるとのこと。
それが何だかはわかりませんが、きっといいものなんでしょう多分。

さてそんなことを総合的に見て、

• 安い（7,000円～）
• 機能的にも他のスマートバンドと遜色なく、優位性がある
• ちょっと怪しい

って風に思っています。

itDEAL smart watch L8

さてこれが今回最も怪しいやつです。itDEAL？そんなメーカー知らんね。

www.amazon.co.jpこのリンクからもうすでに怪しさが感じられます。圧倒的中華の呼吸。

Amazonなんかで見てみると、この手の "中華バンド" がいくつも見つかって、こうした奴らの中に「体温測定」機能が入っていたりします。これが悩みどころ。

今、ウチの会社はコロナ対策の一環で、毎日の検温をルールにしており、毎朝検温して記録しておく必要があります。
もちろん、こういった措置は仕方ないにせよ、やはり面倒なんですよね。

そんなところにこいつを見つけたので、「あれ、これで計測と記録がいっぺんにできるんじゃね？」と思ったわけです。

ううむ...。
というわけでこんな評価です。

• めっちゃ安い（2,000円～）
• 体温測定機能がある
• めっちゃ怪しい←

3点目ですが、さっきのAmazfitと違い、ネットでなかなかレビュー記事が見当たりません。それでいて、Amazonのレビューは高評価。
これは怪しいプロダクト選手権満貫ですわ。

Withingsの心電図機能が医療機器認証を前提にしているって話と同様に、たぶん体温測定機能も認証がいるんだと思いますが、多分そんなものないですよね多分...。まぁそういうもんでしょう。中華バンドだし。

結局、選択のポイントは？

こうやって海千山千なものを見ていると、自分の興味というか選択ポイントが見えてくるので、それをちょっと書き出してみましょう。

値段

まぁこれは当然のポイントです。いろいろ見ていくにあたり、自分の感覚はたぶんこうです。

•   5,000円以下　安い
• 10,000円以下　いける
• 10,000円以上　まぁ...まだいける
• 20,000円以上　さすがに高い
• 30,000円以上　高い

まぁ、言ってしまえば心拍数や睡眠をモニタするアイテムにいくらかけるかというところですからね。

wena3やScanWatchはむしろ時計なので、なんとか金銭感覚をごまかすことができますが...それでもまぁ高いですね。

なんとなく思った「欲しいもの」の向き合い方。

①タダならほしい
②○円ならほしい
③○円でもほしい
④いくらであってもほしい

④はいわゆる夢であって、①は意外にも贅沢品。
日常的に悩むべきはおそらく②③の間で、値下がりを待ったり、落ち着きを待ったりして慎重に考える。

— たくなく (@valuask7) 2020年11月23日

 先日こんなことをつぶやいてましたが、今の自分にとってスマートバンドはたぶん②くらいですね。

機能

色々機能がありますが、やはりスマートバンドとして必須の機能はそんなにありません。大体どれをみてもついている機能です。

• 歩数
• 心拍数
• 睡眠モニタリング
• 防水

このあたりはまぁ必須だとして、そこに加えて

• 体温
• 血中酸素濃度(SpO2)
• 電子マネー対応

あたりがベターな要望になってくる感覚です。あったら嬉しいですねそりゃ。

バッテリー持ち&充電のしやすさ

良くも悪くも電子機器なのでバッテリー持ちは重要です。
バッテリー切れでただの輪っかになっても困りますしね。

いろいろ見ていると、2,3日で切れるやつもあれば10日以上もつやつもあるようです。
感覚的には1週間持ってくれればあとはいいかなという気がします。

充電のしやすさという点では、専用のスタンドみたいなやつで無接点充電できれば最高ですが、謎の専用端子でなければあまり気にしません。多分。

メーカー

スマートバンドという商品が初めてだったので、まずは中華バンドで使用感がライフスタイルに合うか捨てるつもりで試してもいいかなーと思ったんですが、やはりどうにも完全に怪しいメーカーの電子機器を使うつもりにはなりませんでした...。

メーカーとしての限界がXiaomiですが、Xiaomiデバイスの製造元ってことでHuamiもギリギリOKな気持ちです。

ちなみに、ソニーのスマートバンドは2014年を最後にリリースが停止していますが、例えばそれの2018年版があればほとんど迷わずそれを買ってたような気がします。メーカー愛ですね...。
（しかしwenaはまだ改良の余地があると思っているので様子見したい...というかiOS必須の仕様が許せない...）

さて、結論は...？

結論としては、Amazfit Band 5を買ってみることにしました。

そもそも、「いるかいらないか」という話があるんですが、実際に興味は持ってますし、とりあえず1回は使ってみようというスタンスです。
そうすると、

• スマートバンドを使いこなせるかわからない段階
• お値段安い
• なんとか信頼感を保てるレベルのメーカー
• 血中酸素濃度(SpO2)測定で機能優位あり

あたりで、Amazfitがいい落としどころかなと思いました。

あとついでに、12/1まで限定で15%オフクーポンが出ているのもタイミング的な魅力でした。これで6,980円→6,000円くらいに。

Amazfit Band 5 スマートブレスレット スマートバンド 15日間の連続使用 11種スポーツモード ５ATM耐水 Alexa対応

 なんとなくですが、長持ちはしなさそうなのでこいつでスマートバンドの魅力を感じつつ、次の切り替えでより良いものを選んでみたいと思います。

届いて1ヶ月くらいしたらレビューというか使用感の振り返りしたいな～。

【追記】

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