もう3ヶ月ほど前になりますが、こんな記事を書いていました。スマートバンドで悩んでた話。
この中で結局、「自分のライフスタイルに合うかわからないから安物で」ということで、 Amazfit Band 5 を買うことにしました。なんだかんだセールやってることが多くて6000円くらいでゲットできます。
そこから3ヶ月経ったので、スマートバンドのある生活はどうだったのかということを振り返ってみます。
率直に使ってみてどうだった?
細かい点は後で言うとして、総論としては「 使うようになってよかった 」です。
元々時計はつける人だったのでスマートバンドに置き換えただけでライフスタイルに大差ないですし、つけ忘れて外出するなんてこともなかったです。
スマートバンドと言うくらいなので、時計表示以外に
- タイマー機能
- ストップウォッチ機能
- カメラシャッター機能
- 音楽操作機能
みたいなものがあるんですが、これらは機能として試した程度で使わなかったです。同じ機能がスマホにもあるので、UIに劣るスマートバンド側で操作するモチベーションは湧かなかったです。というわけで結局日常的に使ったのは、
- 時刻チェック
- 歩数チェック
この2点だけですね。
なんだそれだけか、と言ってしまえばそうなんですが、やはり日常の何気ないタイミングで「歩数を意識する」っていうのは大事なポイントでした。
スマートバンドのある生活
さて、それじゃあスマートバンドのある生活がどんなものになるか振り返ってみます。
基本つけっぱなし
この手のデバイスはライフトラッキングが大事なので、基本つけっぱなしにするようにしています。
重さはスペックによると24gで気にならないですし、ラバーバンドにしたので締め付けやらで痛いとかそんなこともなく、自然と生活になじませることができました。
「つけっぱなし」というところで気になった人がいるかもしれませんが、充電は入浴中にするようにしています。
デバイス的には防水なので多分そのまま入ってもいいんでしょうけど、バンドを装着する手首は洗いたいですし、入浴中は外してその間に充電してます。
USBケーブル一本ですし、マグネット式の接点で特にカバーを外したりすることなく充電できるので、これもストレスフリーに対応できます。
万一充電を忘れても、丸5日くらいはもつので「充電しなきゃ!」とそこまで神経質になる必要もなかったです。カタログ的には「最大15日、省電力モードで25日」とかでしたがさすがにそこまではいかなかったですね。
歩数を意識するようになる
やはり一番大きな点は「歩数の意識」ですね。
これまでもスマホを使ってライフトラッキングしてたので、歩数チェックは可能だったんですが、わざわざチェックする習慣は持てていなかったので、1週間の中でどんな推移になっているかを意識することはなかったです。
それが今回、「時計を見るように確認できる」ようになり、
- 出社する場合は1日7000歩くらいになる
- 会議が多い日だと8000歩くらいになる
- 在宅だと1日200歩くらいで絶望する
感覚を持てました。ほんとに3点目の通りで、「在宅してたらそりゃ健康を害するわ...」って気持ちになりました。
確かに在宅始めた頃って「通勤しなくて楽だわ~」みたいな感じだったんですが、こうして改めて見える化すると、通勤に際して
「ああ~、今いいことしてる!体に効いてくる!この階段がイカス!!!」
みたいな発想にもなる(人もいる)ので、通勤をポジティブに捉えられるようになった気がします。
就寝時刻を意識するようになる
これは買うタイミングで気にしてなかったんですが、アプリのレポートの中で就寝時刻の話があり、
みたいな睡眠時間や眠りの質に関する記録や、
その結果をもとにした統計上の分布が見れたりします。
もともとスマートバンドで見たかったのはまさにこの睡眠の質ではあったんですが、こうして「アナタ、寝るの遅いよ」って言われると心にぐっときますね...。
あと深い眠りなんかの比率をどうするかってことで寝る前にストレッチするとかそういったことをやってみたりしてますが、まだまだ改善途上という感じです。
ちなみに、この就寝/起床時刻の判定も自動です。
これが同日の心拍数推移ですが、就寝したとされる00:30くらいから心拍数が低下していること、起きたあたりで再び上がっていることがわかります。夜は...筋トレでもしてたんですかね。
こんな感じで「勝手に色々記録してくれる」のは、データ好きの自分には嬉しいことだなと思いました。
スマートバンドに味をしめて...
というように、
- 記録の手間がない
- 勝手に色々記録してくれる
ってことはとても素晴らしいことだと気づいたので、もっといろんなデータを取れないものかと思い始めました。
今使っているアプリがZeppっていうAmazfit公式アプリですが、ペアリングのところを見ると他にもいくつかあるようです。
腕時計はバンドとほぼ同じなのでいいとして、イヤホンなんてのもありますね。
これは耳から心拍数計るとかそんなもののようです。なるほど。
Amazfit Smart Scale
そんなところで目をつけたのがスマート体重計です。
確かに体重計は今も持っていますが、いかんせん記録が面倒なんですよね。
スマホへ自動で連携してくれないもんかと思っていましたが、そういうやつがあるようです。
こいつは国内だとまだ正式流通していないそうなので、米国Amazonから輸入しました。本体そのものは$49.99でしたが、送料含めて$79.11です。
2月5日に注文して、通常便で到着したのが2月16日でした。大体2週間弱くらいだと思います。
注文に際して「これ電源大丈夫なのかな...?」とか思いましたが、普通の単4電池で大丈夫そうでした。IEC規格で世界標準になっているんですね。地味に知らんかった。
レッツペアリング
では早速先ほどのZeppアプリからペアリングを試しますが、Blutoothで検知して、そこからWi-Fi設定をしていくので、よくある「最初は本体のUIで苦行設定する」なんてこともありませんでした。素晴らしいUX。
1点注意があるとすればWi-Fiが2.4GHz帯にしか対応していないってことくらいですかね。
まだ絶滅した規格ではないものの、電子レンジとの干渉もあってウチでは2.4GHzを避けているので、多分唯一の2.4GHz接続機器になっています。
DecoでスマートネットワークにしているのでSSID的に余計なものが見えるってことにはならず、特に気になっていませんが、一応。
また脱線しますが、いいですよDeco。
レッツ計測
それでは満を持して計ってみます。
基本的に、ユーザプロファイルは「ペアリングした人のものを自動認識」するようです。
というのも、初回ペアリング時に
- アプリをペアリングモードにする
- その状態で体重計に乗る
ことをしているので、「この人はこれくらいの体重なんだな」ってことを記憶します。
その後は、何気なく乗ったタイミングで「この感じ、あの人だな」ってことでペアリングしたアカウントへデータが自動連携されるそうです。
この判別は、公式サイトの注記によれば
家族の体重差が 3 kg を超える場合、ユーザーは自動的に識別できます。家族の体重差が 3 kg 未満の場合、同じ体重のユーザー名が画面に複数表示され、正しいものを選択できます。
とのことで、体重ベースの判別になっているようです。
よく似た体重の家族がいる場合は、連携先アカウントを都度選ぶってことみたいですね。
計測機能としては、体重は当然のこと、乗るだけで全16種類のデータを記録してくれるそうです。すごい。
実際に、計測データを見てみると
こんな感じで、基準値NGの指標を教えてくれたり、
基準値OKな指標や、総合的な体年齢を教えてくれます。実際の年齢より上なので、やはりもう少し健康に気を使うべきですね...はい、スミマセン。
はたしてスマートバンドで健康は高まったのか?
さてここで改めてタイトルに戻ります。健康は高まったのでしょうか...?
結論から言って、特に健康は高まっていません。
ただ、いろいろなレポーティングから色々問題があることがわかったので、そういった意識の中でストレッチを始めたり、筋トレしたり、ヨーグルトを意識的に食べてみたり、と生活を変えるきっかけにはなっています。
一朝一夕で成果が出るものではないですが、意識変化をきっかけとして、健康を高める生き方をしていきたいなと思います。
それでは皆さん、半年後にまたお会いしましょう。
健康なニンゲンの姿を見せつけてやりますよ(フラグ)
お読みいただきありがとうございました!
応援クリックよろしくおねがいします!